今回は株式会社輝きLAND代表、佐藤晋一氏、佐藤美由紀氏にお話を伺いました。

「社長の履歴書」だけの特別なインタビューです。

ぜひご覧ください!

株式会社輝きLAND 会社概要

会社名称 株式会社 輝きLAND
代表者 佐藤 美由紀、  かがやき相談室主宰 佐藤 晋一
設立 2013年12月
主な事業 執筆、講演・セミナー、コンサル・相談業務
会社所在地 〒104-0061
東京都中央区銀座7-13-6 サガミビル2F
会社HP https://kagayaki-land.com/

 

事業内容について教えてください

 

美由紀氏:主な事業は、執筆、講演、セミナー、コンサル・相談業務です。

本を出版『ガンに負けない!治療・仕事・お金Q&A』、講演・セミナー、コンサル・相談業務(治療と仕事、介護と仕事)などをしております。

また、夫が「元年金事務所長」、私が「元健保組合事務長」、二人とも福祉の有資格者ということを活かし、「健康保険・年金・福祉」の相談にも乗っております。

 

晋一氏:私はサラリーマン生活約40年のうち20年間「治療と仕事」を両立してきました。

勤務先のきめ細やかな配慮、病院の病気のみならず心のケアにより、定年退職日まで職務を全うできました。

何度も手術を繰り返す中、入院病棟で「治療・仕事・お金」に関するさまざまな悩みの声を耳にしました。

私たちは「本人は治療、家族は看病に専念できないのではないか?」「申請書類には時効があり知らなくて損をしている人もいるのではないか?」と病室で話し合いました。

そして、私たちの体験談で1人でも多くの人が悩みをなくし「本人は治療」「家族は看病」に専念できる世の中を実現したい…という思いで、現在は、輝きLANDで「かがやき相談室」を主催し活動をしています。

 

 

輝きLANDを始めるまでどのようなお仕事をされてきましたか?

 

晋一氏:私は大手アパレル会社で営業をしておりました。

サラリーマン生活20年を過ぎた頃、一度しかない人生で他の業種も経験してみたいと思い始めました。

ちょうどその頃、社会保険庁が解体され全国健康保険協会と日本年金機構に分かれました。民間から管理職を募集しているのを知り、日本年金機構に応募したところ運よく採用されました。

 

美由紀氏:私は日本銀行や日本証券アナリスト協会、新生銀行など堅い業種が多く、職種も人事、秘書、健保など「対お客様ではなく対書類」がほとんどでした。

そのため、夫はアパレル勤務時代に営業成績が常にトップで、社長賞を頻繁に受賞していましたが「この人は他人をだましているのではないかしら…?」と心の中で思っていたほど営業という世界がわかりませんでした。

しかし、夫が日本年金機構で年金事務所の所長時代に、業務改善やマネジメントの功績から「全国のモデル事務所」に抜擢されたり、全部の課・相談室が「各コンテストに入賞」したり、お客様相談室の担当者全員が「お客様満足度で表彰」されたりしているのを見て、夫を見る目が変わりました。

 

晋一氏:別に難しいことをしているわけじゃありません。

お客様にクオリティーの高いサービスを行うことを第一に考え、仕事に取り組んでいただけです。

クオリティーの高いサービスを行うためには、サービスを提供する側に余裕が必要です。

ご相談者をお客様と思って丁寧に心を寄せてお話を聞いていけば自ずと良くなっていきましたので、私が何か特別なことをしたわけではありません。

 

 

輝きLANDはどのように始まったのでしょうか?

 

美由紀氏:輝きLANDは私が夫に内緒で始めたものです。

夫がガンと闘っているときに私が看病をしながら立ち上げました。

夫の3度目の退院日に「もし4度目があったら恐らく余命を告げられる…」「それに会社側から‟退職してください“と言われてしまうかもしれない…」と考えました。

仕事がないと夫はどんどん気力を失ってしまうのではないかと考えた私は、夫が活き活きと前向きに生きていける場所を用意しておきたいと思い起業することを決心しました。

そして、「夫が前向きになれる場所はなにかしら…」と考えた結果、夫が長年仕事をしていたアパレルにしました。

しかし、私はアパレルのことは一切分かりません。色々と考えを巡らせた結果、介護服を販売することにしました。

 

晋一氏:ある日突然、妻からいきなり「起業するので会社を辞めます」と言われたときは驚きました。

しかも、どんな仕事をするのかと聞けば、全く経験も知識もないアパレルをやるということでしたので大反対しました。もうわけがわからなかったです。

 

美由紀氏:人生の中で多くの方が、病気や介護を経験すると思います。

夫がガンを繰り返す中で、病気のある人でも介護をしている人でも、起業できる方法があるのではないかと考えるようになりました。

本人にとっても付き添いの家族にとっても「会社は休みづらい」ものですが、自分で仕事をすれば周りに気兼ねなく通院ができるのでいいアイデアだと思いました。

しかし、病気や看病をしながらの起業は簡単な話ではありません。高額な治療費が長期間続く可能性もあります。

そこで、自治体の経営相談に話を聞きに行きました。相談員は真剣に話を聞いて下さり、なるべくお金をかけずに進めて行く方法を一緒に話し合いながら今日まで進めてきました。

 

 

これまででどんな大変なことがありましたか?

 

美由紀氏:2つあります。まず1つ目は夫に「輝きLAND」をやめて欲しいと言われたときです。

4度目のガンの「抗ガン剤治療」が始まった頃のことでした。夫は「抗ガン剤=死」だと思ったらしく、「自分は死ぬ。心配だから起業ではなくOLに戻り安定した職業について欲しい」と言われました。

真剣な顔で懇願されるので、ガンが進んだら困ると思い「わかりました」と答えました。

しかし、心の中では「絶対に輝きLANDはやめない!夫のために立ち上げた会社だから!」と固く決めていました。

一刻も早く夫を安心させる必要があったので、短時間だけコールセンターで勤務することにしました。夫に雇用契約書を見せたら安心して穏やかな表情になり、抗がん剤治療に打ち込めた様です。

 

晋一氏:妻から「輝きLANDをやめました」と報告を受け、コールセンターの雇用契約書を見せてもらったときは安心しましたね。

午前中はコールセンター、午後は病院で面会時間いっぱいまで付き添ってくれました。

しかし、その時は、まさか輝きLANDを諦めていないなんて思ってもみなかったです。

あとでわかったのですが、私が病室で寝ている間に妻はメールで相談業務をしていました。病院に近い駅の喫茶店でカウンセリングもしていたようです。

起業は家族が賛成してくれないと成功しないと言われていますので、妻は困っていたと思います。

 

美由紀氏:もう1つ大変なことがありました。

この輝きLANDは夫がいなくては始まりません。私は夫が退職するのを待っていました。何度も入退院を繰り返しているのですぐに退職することになると思っていました。

しかし、勤務先のきめ細やかな配慮と病院のお陰で定年退職の60歳まで勤めることが出来ましたので、結局7年待ちました。

その間、メディアから声をかけて頂く事もあったのですが、夫に主役でいてもらいたかったので私が目立つ内容は避け、取材を受けるのは「女性をメインにした記事」のものだけにしました。

せっかくの良いお話を逃してしまっていましたので、心の中ではいつも「早く退職して!早く、早く!」と願っていました。

 

晋一氏:土台はあったものの本格的に始動したのはここ最近のことです。

初めてガンの手術をした39歳から現在62歳までの23年間に「7回のガン宣告、8回の入院、10個以上のガン」が見つかりました。生きるために仕事より「ガン検診」を優先し「早期発見」に努め、これら10個以上のガンをすべて克服してきました。

勤務先から65歳まで働くか60歳で定年退職かを聞かれた時、今まで何度もガン宣告をされ、夫婦で山あり谷あり必死で乗り越えてきたことが走馬灯のように過ぎていき、改めて妻との日々を思い返しました。

そして、妻が私のために頑張って続けてきてくれた輝きLANDに合流しようと思いました。

今後は、夫婦二人で世の中のために働いていきたいと思っています。

 

 

10個以上のガンを克服されてきましたが、どのように治療とお仕事を両立させてきたのでしょうか?

 

晋一氏:まず、がんの治療についてお話しますと「信頼できる病院と先生を見つけること」が何よりも重要です。

著書『ガンに負けない!治療・仕事・お金Q&A』に詳しく書いてありますが、私の主治医はQOL(生活の質)が下がらないようにするため難しい手術に挑戦してくれます。そのおかげで何度も手術をしていますが人工的なものはなく自分の体だけで生活できています。

そして、何よりも「定期検診、早期発見が重要」です。特に、検査では思いがけない場所の病気を発見することが多々あります。

私の主治医は少しでも気になるところがあったらすぐに検査をしてくれるため、これまで10個以上のガンを経験していますが、私が今こうやって生きていられるのは、ちゃんと検査をして早期発見が出来ているからだと思います。

 

そして、職場の理解も重要です。

このことについては、今後輝きLANDでの活動や社会全体で変えていかなければいけないことだと思っています。日本年金機構で勤務していたときに何度もガンになっていますが、元気なときは忙しい部署で働き、入院や通院が必要になると負担の少ない部署へ異動させてもらえました。

そして、給与や職位なども変わらず評価していただき、状況に合わせて臨機応変に対応してもらえたことにとても感謝しています。

 

美由紀氏:2人に1人がガンになる時代と言われていますが、ガンは誰もがかかる可能性があります。

夫は、初めて手術をした39歳から23年間に10個以上のガンを克服してきました。

何度も受けた「ガン宣告」ですが、「職場・病院」と一体になり「定期検診・早期発見」に努め、定年退職日まで職務を全うしました。

ガンを宣告されたとき、本人も家族も不安になりいろいろ考えてしまいます。

「病院の選び方は?」「治療方法の選び方は?」「お金の心配は無かったの?」

著書『ガンに負けない!治療・仕事・お金Q&A』では、本名や病歴など個人情報を公表しており、10個以上のガンを克服してきた体験に基づく有益な情報をまとめています。

「治療と仕事」の間での辛かった気持ちも書かせて頂いていますので、「病気を理由に退職された方」や「治療と仕事を両立している方」の気持ちを代弁している部分もあると思います。

病気と闘っている方はもちろんですが、「経営者や人事労務担当者」の方にも是非お読みいただければ幸いです。

 

 

今後のご展望についてお聞かせください

 

晋一氏:これまで多くの悩みに寄り添ってきました。

その結果、皆さんのお悩みはお金以上にどうやって治療をしてきたのか、どのように仕事と治療を両立させてきたのかということなのだと実感しました。

どのような病気になってもキャリアを諦めなくていいという職場環境は多くありません。

私たち夫婦のスキルや経験を活かし、1人でも多くの方が活き活きと過ごせる社会を作るために、これからも頑張りたいです。

 

美由紀氏:「本」は病気であることを誰にも知られずに情報を集めることができるというメリットがあると思います。

著書『ガンに負けない!治療・仕事・お金Q&A』では患者本人の視点で書いたものですが、家族も第二の患者と言われるほど病気と闘っています。今度は家族視点の本を書きたいと思っています。

 

 

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『社長の履歴書』編集部
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