注目キーワード
  1. 創業
  2. 二代目
  3. 社員
  4. 病気
  5. お金

プレジャーリンク株式会社代表取締役 泉澤義明氏

今回は、プレジャーリンク株式会社の代表取締役 泉澤義明 (いずみさわ よしあき)氏のお話を伺ってきました。

古物商の取得、リサイクルショップの開店まで順風満帆にいっていた経営から、一気に転落した泉澤氏。

現在はリサイクルショップを経営する傍ら、自分自身の失敗や体験談を、新規事業に参入してくる方に対してセミナーを行い、広く伝え続ける伝道師として活躍されています。

夢に描いた全国展開が実現する日も近いのではないでしょうか。

「社長の履歴書」だけの特別なインタビューです。ぜひご覧ください。

 

プレジャーリンク株式会社 会社概要

会社名称 プレジャーリンク株式会社
代表者 代表取締役社長 泉澤義明
設立 2012年
主な事業 広告・WEB制作事業 / リサイクルショップ、ネットオークションの運営及び起業トータルサポート
社員数 3名(取材時・アルバイト含む)
会社所在地 千葉県船橋市本中山2-18-3
会社HP https://pleasure-link.com/

 

聞き手:まずは、起業までの経緯を教えてください。

 

泉澤さん:高校卒業後、千葉の広告会社に入社し、主に読売新聞の千葉版の広告を担当していました。

ラジオやテレビなどのメディアに関する広告の仕事にも携わり、そこで6年間勤務しました。その間に、今後の仕事や人生について、どうしていこうかと考え、壁にぶつかった時期があったんです。

そんな時、オーストラリアに住んでいる友人のもとに行く機会があり、ワーキングホリデー制度についての話を聞き、実際に1年間、海外に住んで働きながら、さまざまな人と出会い、色々な経験を積むことにしたんです。

それから日本に戻り、テリー伊藤さんの運転手として3年間働きました。

さらにその後、厨房機器の飛び込み営業に転職しました。

そして、プライベートで友人がやっていたyahooオークションの、せどりがきっかけで副業を始めることにしたんです。

本業以上に副業が軌道に乗り始めたので、独立して会社を立ち上げることにし、今は12年目になります。

 

聞き手:独立したきっかけは何ですか?

 

泉澤さん:学生を卒業した頃から、起業したい思いはありましたが、その頃はまだどの業種で起業したらよいかが決まっていませんでした。

また、起業に関する書籍を読んでも、なかなかやりたい業種を決めることができず、資金繰りにも全く自信がありませんでした。

 

起業するのであれば、ある程度自分が納得して、自信がある分野でやりたいと思っていたので、副業のせどりに自信を持ったのをきっかけに起業することにしました。

 

聞き手:プレジャーリンク株式会社の事業内容について教えてください。

泉澤さん:現在は、千葉県船橋市でリサイクルショップを経営しています。

元々、私は起業する前に3年間ぐらい個人事業主として、店舗を持たずにネット販売(yahooオークション)の仕事をしていました。

その後、古物商を取得し、yahooオークションや一坪ショップを介して販売事業を行ったりしていました。

現在は店舗経営と、そういった古物商のネット販売、リサイクルショップの運営などに興味がある方に対して、コンサルティングやサポート事業を並行して行っています。

やはり店舗型であっても、ネットショップなどの無店舗型であっても、ホームページ、チラシや広告作成などの宣伝が必要になりますので、そちらも私の会社で請け負っています。

 

聞き手:「プレジャーリンク株式会社」ならではの特徴やサービスはありますか?

 

泉澤さん:リサイクルショップだけを経営していたり、ネットショップだけを経営していたりする会社は多いと思います。

また、両方を兼務している会社もあるとは思います。

 

しかし、古物商のネット販売、リサイクルショップの運営などを、新規事業として参入したい方に向けてのコンサルティングやサポート事業を並行して行っている会社はあまりないはずです。

私たちは自社の売上や利益だけではなく、これから同じ業種で新規事業の立ち上げを行うお客様に対してもしっかりサポートしながら、コンサルを行う中で共に成長していきたいと考えております。

 

聞き手:起業後、どのような苦労がありましたか?

 

泉澤さん:立ち上げ当時は、朝から晩まで寝る間を惜しんで、オークションに出品を行っていました。

はじめは個人事業主で始めましたが、3年目からは店舗型の営業形態に変更しました。

1年目は売り上げも利益もかなり好調で、多店舗展開してもそれが続くと信じていました。

しかし、1年に1店舗ペースで新店舗を増やしていったところ、4年で4店舗出店しましたが、全て軌道に乗ることはありませんでした。

 

売上や利益が上がらず、社員やスタッフに冷たく当たってしまったことも多かったと反省しています。

また、当時は立地条件のせいにしてしまったこともありますが、今は自分の力不足だったと感じています。

 

聞き手:事業が好転したターニングポイントは何ですか?

 

泉澤さん:4店舗出店したうちの3店舗が赤字だったのに、なかなか見切りがつけられず、そのまま営業を継続していました。

この頃の私には、「続けていれば必ずいつかは成功するはずだ」とか、「社員やスタッフたちに迷惑をかけることができないから、継続しなければならない」などの変な自信や、簡単に断ち切れない思いがありました。

 

これがさらに業績の悪化を生み、売上や利益が上がっていた店舗の分まで赤字店のカバーに回さなければならない状態でした。

 

でも、やはりこれではいけないと思い、勇気を出して決断し、業績が上がっていない3店舗をクローズしました。

そして、会社の経営に関してアドバイスを受けていた方から、「今までの経験を講師として、これから起業したいと思っている人に話したり、伝えていくとよいのではないか」と言われたんです。

 

それから私はセミナー講師として、自分の失敗談や経験談を多くの起業したい方向けに発信していきました。

これがとても人気が出て、多くの方に受講していただくことができたんです。

 

おかげさまで今は、ネット副業のメルカリの講師だけではなく、もっと幅広くリサイクルショップやネットショップのコンサルティングやサポート事業にまで携わることができるようになりました。

 

聞き手:現在の課題は何ですか?

 

泉澤さん:現在、私と妻とアルバイトの3人で1店舗を回しています。

今後の経営拡大を考えると、やはり優良な人材を採用し、人材育成をしていく必要があると思います。

 

聞き手:今後の事業の展望や夢を教えてください。

 

泉澤さん:今後は私の店舗で多店舗展開していくのではなく、リサイクルショップ起業支援で「買取安心館」というブランドを、もっと広げていきたいと考えています。

 

この業界は新規参入しやすいせいか、競合大手や他社が多い業界です。

個人ではなく、グループで増やしていけば、イニシャルコストやランニングコストも良い意味で節約でき、さまざまな情報共有を行いながら、切磋琢磨して業績を伸ばしていけると考えています。

 

「何かを買い取ってもらうなら、買取安心館に行こう!」と言ってもらえるようなブランド展開ができるとよいと思っています。

 

聞き手:最後に御社のPRをお願いします。

 

泉澤さん:近年、メルカリが広く浸透したおかげもあり、老若男女問わず、「買取」に対しての抵抗がなくなって一般的なものとなってきています。

 

不用品は、リサイクルショップや地域の買取店へ持ち込まれることが多くなりました。

それでもまだまだ、さまざまな種類の不用品があり、それらが全部買取取引されているというわけではありません。

つまり簡単に言うと、不用品にはまだまだ参入できる部分や分野が多いとも言えます。

 

フランチャイズではないので、加盟金などは一切かかりません。

本業として起業される方はもちろんのこと、サイドビジネスとしてもリサイクルを考えている方は是非弊社へご相談ください。

 

無料セミナーにご参加いただければ、リサイクルビジネスとはどのようなものなのかを知っていただくことができると思います。

よろしくお願いいたします。

 

 

泉澤さんが経営者におすすめする本を教えていただきました!

『非常識な成功法則―お金と自由をもたらす8つの習慣』 神田昌典(著) https://amzn.to/3twrKA0

「まず、やりたくないことを探せ!」

「嫌な客に頭を下げるな!」

「謙虚を嫌悪し傲慢に徹しろ!」

著者自らが成功・業績アップを実現させた「非常識な」習慣の数々を思い切って公開!短期間で確実に成功したいあなたのための実践本。

 

投稿者プロフィール

『社長の履歴書』編集部
『社長の履歴書』編集部
新入社員を含めたフレッシュなメンバーを中心に、出版サポートの傍らインタビューを行っております!

就活生に近い目線を持ちつつ様々な業種の方との交流を活かし、「社長に聞きたい」ポイントを深掘りしていきます。

代表者様のキャリアを通して、組織の魅力が伝わる記事を発信していけるよう、これからも一生懸命運営してまいります!