注目キーワード
  1. 創業
  2. 二代目
  3. 社員
  4. 病気
  5. お金

医療法人社団おもいやりくぼたクリニック松戸五香代表 窪田徹矢氏

今回は医療法人社団おもいやりくぼたクリニック松戸五香代表、窪田徹矢氏にお話を伺ってきました。

「社長の履歴書」だけの特別なインタビューです。

ぜひご覧ください!

 

会社名称 医療法人社団おもいやり

くぼたクリニック松戸五香

代表者 窪田徹矢
設立 2017年11月
主な事業 クリニック経営
社員数 16名(取材時)
会社所在地 〒270-2261千葉県松戸市常盤平5-17-10
会社HP https://tetsuyakubota.com/profile/

https://www.kubota-clinic.info/

 

事業内容を教えてください

2017年の4月から埼玉県松戸市で泌尿器科・内科・皮膚科の「くぼたクリニック松戸五香」を運営しています。

学生時代はどのようにお過ごしでしたか?

学生時代は高校(男子校)に通っており、ゲームが好きな消極的な少年でした。運動が嫌いだったので人に嫌われないようにビクビクしながら生きていました。体重も90キロほどあり今より25キロぐらい太っていました。

医学部進学が決まり高校卒業した後に羽目を外してしまい、左足を骨折しました。大学入学時には松葉杖で入学式に行きました。その骨折がきっかけで同級生から声をかけられることが多くなりました。今まで目立たないように生きてきましたが、否応なしに松葉杖のおかげで目立っていました。元々小学生の頃は目立つことが好きだったので、大学時代は本来の自分の性格を出すことができました。目立つ存在になったことで、ゴルフ部に入ったり、学園祭などを仕切ったり活発に活動することができました。

医者を目指したきっかけは何かありましたか?

幼い頃の私はおばあちゃん子で、よく祖母と一緒に遊んでいました。祖母が体調を崩した時に町医者に行き、帰ってくると元気になってくる姿を見て「医者ってすごいな」と感じていました。また、祖母は薬剤師として働いていたのですが、生まれが大正時代ということもあり女性は医者になれない時代でした。祖母から「人の役に立つのは医者が良いよ」と話をしてくれたのも医者を目指したきっかけですね。

研修医時代はどのように過ごしていましたか?

千葉県の千葉医療センターで研修医時代を過ごしていました。病院見学に行った際に自分の雰囲気に合っていて、さらに先輩ドクターが親切だったので千葉医療センターでの勤務を決めました。私はその病院での初めての研修医だったのでスタッフの皆さんから重宝していただきました。もちろん忙しくて病院に付きっきりでしたが、楽しい環境でした。

泌尿器科を選んだ理由はなんでしょうか?

学生時代から泌尿器科に興味がありました。内科や外科は疾患が見つかり検査した後に、自分が担当できる患者でなければ他の科や病院に担当が変わることがあります。しかし泌尿器科であれば1人の患者さんをしっかり最初から最後まで診ることができます。「病を見るんじゃなくて人を見たい」という想いで医者になったので、診察した患者さんは一貫性を持って治療していける泌尿器科を専門として選びました。医者になった40%が内科医になりますが、泌尿器科の医者になるのは2%です。医療ドラマでも泌尿器科がカッコよく手術するシーンはないのですが、下半身で悩んでいる患者さんはとても多いんですよね。下半身の悩みに応えられる医者になりたいと思い泌尿器科を志願しました。

独立を考えられきっかけはなんでしょうか?

漠然と30代までに独立したいという気持ちがあり、ぎりぎりの39歳で独立を果たしました。独立前は勤務医として手術をすることでお客様に喜ばれる環境でとても充実していましたが、親身になって患者さんを診てあげる思いやりを持ったクリニックを立ち上げたいと考えていました。独立後は、医療法人社団おもいやりという名前をつけて地域医療に貢献しています。

独立されてから仕事で大変だったこと苦労したことはありますか?

人間関係に関しては苦労しました。独立当初はトップダウンで仕事をしていたため、スタッフとの溝ができることがありました。自分の意見を押し通そうとすると、スタッフから反発があり、自分の意見が通らない葛藤などもありました。このままでは職場環境がうまくいかないと思い、体制を変えることにしました。病院は圧倒的に女性が多い職場なので、まず話を聞くことに注力しました。3ヶ月に1回必ずスタッフと私の一対一で話を聞く機会を設けました。またスタッフが私に本音を話しにくいので外部の医療コンサルタントに依頼して、スタッフと話をしてもらうことで問題点や改善しなければならない点が浮き彫りになりました。最終的に私たちの病院に合う人材が揃い、クリニックが成長していったと思います。

今後の展望はありますか?

下半身の悩みや性の悩みをオープンにできない方の手助けになるような人間になりたいです。YouTubeやTikTokで発信することで、病院には行けないけれど困っている方の助けになるかと思いSNSを始めました。YouTubeでは、皆さんが疑問やお悩みを持っている下半身について現役の医者がお答えします。特に今後は男性に向けた不妊治療についても伝えていきたいです。中国では結婚する前にブライダルチェックをして検査する習慣がありますが、日本ではまだまだ男性の不妊については皆さん知らないことがあると思うので、これから伝えていきたいですね。「Drバナナの診療所」と検索してみてください。

4月からはFMラジオも始まります。FM市川うららで第1土曜日の午後2時から毎月1回「ドクターバナナの予防医療の学校」という番組で配信します。私も立ち上げに携わっている一般社団法人日本予防医療推進協会の内容をお話しします。病気は、病気になって病院で治すよりも前に予防することが非常に大事です。予防医療啓発の広報活動として医者や看護師と一緒に発信していきます。ゲストリスナーも募集しているので、よろしければご応募ください。

また缶詰バーを始めるので、お酒を飲みながら皆さんと病気や予防について気軽に楽しくお話できる機会を増やしていきたいです

経営者におすすめする本はありますか?

1冊目はナポレオンヒルさん著書の「思考は現実化する」です。考えていることを紙に書き常に自分はそうなるんだと思って行動すれば必ず現実化します。よく「成功する秘訣は何ですか?」と聞かれますが、私は「やめないことだ」とお伝えしています。9割9分の人が途中で諦めてしまうところを、継続して続けられるかがポイントになります。私はブログを3年間、毎日更新しています。習慣化するように心がけており、継続しないと何も生まれないと体感しています。

2冊目は樺沢紫苑先生著書の「学びを結果に変えるアウトプット大全」です。
医者は勉強することが多いですが、インプット3割アウトプット7割にしてどんどん発信したりしていくと共感する人がついてきます。自分が発信することで私もラジオの話がきたり、予防医療協会に加入していました。これからも発信し続けることで、皆さんのお役に立てる医師として活躍していきたいです。

Amazon URL

https://www.amazon.co.jp/dp/4877710515

シリーズ90万部突破!説明・アイデア・雑談・交渉など……すべての能力が最大化する。日本一情報を発信する精神科医が贈る、
脳科学に裏付けられた、伝え方、書き方、動き方「メルマガ、毎日発行13年」「Facebook、毎日更新8年」「YouTube、毎日更新5年」「毎日3時間以上の執筆11年」「年2~3冊の出版、10年連続」「新作セミナー、毎月2回以上9年連続」……日本一アウトプットしている医師である、ベストセラー作家・樺沢紫苑が圧倒的に結果が変わる「アウトプット術」を大公開。Amazon URLhttps://www.amazon.co.jp/dp/4801400558

 

投稿者プロフィール

『社長の履歴書』編集部
『社長の履歴書』編集部
新入社員を含めたフレッシュなメンバーを中心に、出版サポートの傍らインタビューを行っております!

就活生に近い目線を持ちつつ様々な業種の方との交流を活かし、「社長に聞きたい」ポイントを深掘りしていきます。

代表者様のキャリアを通して、組織の魅力が伝わる記事を発信していけるよう、これからも一生懸命運営してまいります!