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株式会社アイランド・ブレイン代表 鈴木 徹氏

 

今回は株式会社アイランド・ブレイン代表、鈴木 徹氏にお話を伺ってきました。

「社長の履歴書」だけの特別なインタビューです。

ぜひご覧ください!

 

 

会社名称 株式会社アイランド・ブレイン
代表者 代表取締役会長  嶋 基裕

代表取締役社長  鈴木 徹

設立 2004年7月1日
主な事業 営業支援事業(営業代行/営業コンサルティング)
社員数 20名(取材時)
会社所在地 名古屋市中区錦3-4-6 桜通大津第一生命ビル3F
会社HP  https://www.islandbrain.co.jp/

 

 

事業内容を教えてください

当社は東京と名古屋と大阪の3拠点あり、事業内容としては営業支援事業で営業代行と営業コンサルティングの仕事をしています。当社のサービスは主に2つの営業代行で、電話営業と問い合わせフォーム送信の2軸で行っています。2004年に設立して今年で20年目の会社になり、今まで当サービスを活用してくださったお客様は3,000社を超えます。

 

学生時代で熱中したことはありますか?

中学から大学まで卓球に打ち込みました。中学時代の部活を選ぶ際になんとなく卓球に決めましたが、気づいたら一生懸命やってました。大学時代も部活に入って真剣に取り組んでいました。卓球ではプロになれないので、就職活動の際に自分の進路について考えるようになりました。私は理系の学生で、自動車に関する研究室だったので、自動車系のメーカーの採用試験を受け、新卒で内定をいただきました。

 

そこから自動車系のメーカーに長くお勤めされるんでしょうか?

新入社員研修の半年で退職することにしました。20年ほど前は理系学生は大学院に行くもんだという風潮があり、私は目的意識もなく大学院に行っていました。内定後に友人に誘われて異業種交流会に行ってみたら世の中には自動車系でない仕事も沢山あるということに気がつきました。会社が嫌だったということではなく、自分が進んできた領域以外のことも知りたくなってしまいました。

 

会社を辞めてからはどうされたのでしょうか?

私の中で「営業力がなきゃ駄目だ」という思いが強く、営業塾という営業の勉強ができるところに行きました。私が最初の受講生でしたが、営業塾を経営している株式会社アイランド・ブレインの社員に声をかけられてその会社に就職ことになりました。

 

社員として働かれている時に思い出に残っていることはありますか?

入社したのが2005年2月でまだ会社が設立されて半年しか経っていませんでした。資本金が1万円でしたし、最初は固定給がなくフルコミッションの給与支払いでした。要するに成果を出さなければ明日はないという状況で自分自身がいかにできるようになるのかという状況でしたね。

 

その後、社長に就任される経緯を教えてください

入社して1年後に役員に就任していました。社員は私と前社長とスタッフが2人の小さな会社でした。突然前社長が2017年1月に「社長を変わろう!」と前触れもなく言ってきました。それまで役員でしたが、社長の決裁を仰いでいるようでは普通の社員と変わらないので、社長になったつもりで行動をしていました。日頃から「もし自分が社長だったらどうやって決済して責任取るか」を意識していたので社長になることに抵抗はありませんでした。

 

実際に社長になってみていかがでしたか?

社長にならないと分からないことがありましたね。全部が自分ごとになっていき、社長が持つ責任が全てなんだと知ることができました。さらに私が社長になった時は収益的にも良くなかったので、自分が当事者になるととても苦しかったです。

 

つらい時期はどうやって乗り越えましたか?

大変なことは直視することしかないですね。逃げずに物事をどうするかを考えることだけです。お客様の満足度がないことや、会社にキャッシュがないことなどをしっかり分析して、どうしたら解決できるのか逃げずにやっていきました。逃げることは誰でもできますし、思考停止になるのも楽です。ただただ逃げないことを意識していました。つらいことを乗り越え、ある程度成果が出せて自分を信じれるようになったと思います。

 

今後の展望を教えてください

IPOを目指していきたいですね。今までは自分のために頑張ってきましたが、ここ3年ぐらいは私以外の皆さんが良くなることを考えています。私が停滞してると組織としては成長しないのでもちろん私が成長する必要がありますが、スタッフがスキルや収入をあげることに注力していきたいですね。現在は20人弱の会社ですが将来的には100人以上の規模にしていきたいです。スタッフだけでなくスタッフの家族も良い生活ができるように頑張っていきたいです。

 

他の経営者におすすめする書籍はありますか?

稲盛和夫さん著書の『経営12カ条 経営者として貫くべきこと』です。定期的に稲森さんの本を読んで元気づけられています。会社規模や売上も自分の置かれてる状況はまだ道半ばと勝手に思いながら読んでいます。

【内容紹介】
経営者は何を思い、何を行うべきか。経営の第一線を歩き続けるなかで生み出され、稲盛氏自ら「経営の要諦」と位置づけている『経営12カ条』。本書では、その真髄をあますところなく語ります。「世の複雑に見える現象も、それを動かしている原理原則を解き明かすことができれば、実際には単純明快です。こうした考えの下、『どうすれば会社経営がうまくいくのか』という経営の原理原則を、私自身の経験をもとにわかりやすくまとめたのが、『経営12カ条』です。経営というと、複雑な要素が絡み合う難しいものと考えがちですが、理工系の出身だからでしょうか、私には、物事を本質に立ち返って考えていく習性があるようです。(中略)そして、物事の本質に目を向けていくなら、むしろ経営はシンプルなものであり、その原理原則さえ会得できれば、誰もが舵取りできるものだと思うのです」(まえがきより)。

京セラのみならず、KDDIや日本航空などの大企業から、中小企業に至るまで、あらゆる業種、業態における数々の実践のなかで有効性が証明されてきた実証済みの要諦です。

さらに本書では、経営12カ条について、条ごとにポイントをまとめた「要点」と、関連する稲盛氏の発言を抜粋した「補講」も収録しています。要点は、経営12カ条を実践できているかどうかを確認するための「チェックリスト」として、補講は、さらに理解を深めるためにお役立ていただけます。

経営をするために不可欠な「会計」の原理原則を説いた『稲盛和夫の実学』、門外不出・独創的な管理会計手法を明らかにした『アメーバ経営』、そして『経営12カ条』。本書の刊行で「稲盛経営3部作」がついに完結します。

【Amazon URL】

https://www.amazon.co.jp/dp/4296114980/

投稿者プロフィール

『社長の履歴書』編集部
『社長の履歴書』編集部
新入社員を含めたフレッシュなメンバーを中心に、出版サポートの傍らインタビューを行っております!

就活生に近い目線を持ちつつ様々な業種の方との交流を活かし、「社長に聞きたい」ポイントを深掘りしていきます。

代表者様のキャリアを通して、組織の魅力が伝わる記事を発信していけるよう、これからも一生懸命運営してまいります!