今回は株式会社インターン代表、半澤洋氏にお話を伺ってきました。
「社長の履歴書」だけの特別なインタビューです。
ぜひご覧ください!
会社名称 | 株式会社インターン |
代表者 | 半澤洋 |
設立 | 2016年8月10日 |
主な事業 | ・人材紹介
・小売店 ・ずんだ専門店 ずんだらぼ ・ご当地グルメイベント「ふるさとグルメてらす」の企画運営 ・日本酒開発 ・人材事業、など |
従業員数 | 25名※アルバイト、業務委託含む(取材時) |
会社所在地 | 東京都中央区日本橋久松町13-5 |
会社HP | https://www.intern-inc.jp |
現在の事業内容を教えてください
当社の仕事は人材紹介やシステムエンジニアリングサービス、IT人材の育成、ECサイト、有楽町でセレクトショップの運営、地方創生事業、グルメフェス、日本酒の共同開発など多岐に渡っています。スタッフの1人ひとりの想いから事業を作り上げ、成長を続けています。
また、元々私のキャリアが会社員のダブルワークからスタートしたことから、株式会社インターンという名前にも「社会全体がパラレルワークが可能になり、経験を積めるようにしたい」という想いを込めています。
何かPRしたいことはありますか?
2024年3月に東京 御徒町のパンダ広場でふるさとグルメてらすというご当地グルメイベントを開催します。私自身が宮城県出身で東日本大震災の復興支援に強い想いがあり、今回は3月に開催するので東北の料理と地酒をテーマにしています。運営スタッフは有志の方々で構成しており、地元に貢献したい方や、東京から地域を応援したい方が多く集まっていて、活気が溢れてるイベントになると思います。
ぜひご参加ください!
学生時代に打ち込んだことを教えてください
高校時代は文武両道で、勉強も部活もどちらも全力で頑張っていました。勉強に関しては、入学時は360人中343位の成績でしたが、卒業する頃には7位の成績になっていました。部活はハンドボール部に入り、毎日欠かさず努力した3年間でした。何か新しいことを始めたくてハンドボール部を選びましたが、認知度が低い部活だったのでグランドや体育館を使わせてもらえず、バスケ部やバレー部の朝練の始まる前に練習していました。朝は4時半に起床し、5時には家を出て、6時から練習を開始していましたね。3年間この生活を続けたことから、継続することの大切さを学びました。
大学時代はどのように過ごされるのでしょうか?
大学ではテニスサークルの会長をやっていました。大学内に10個ほどテニスサークルがあったので、全部のテニスサークルに「仲良くなろうよ!」と声をかけて、まとめて飲み会を開催していました。
そして、就職活動では幅広い業界を受けていましたね。しかし、面接での志望動機を聞かれた時に企業に求められる回答しかしていないことに気がつき、本当に自分がやりたいことは何かと考え始めました。そして、「人を笑顔にする仕事がしたい」と思うようになり、もう一度会社を探し始めて、その中で私の考えにしっくりきたのが食品メーカーでした。食卓を通して笑顔を届けることが自分のやりたいことと一致していると思い、内定をいただいた丸美屋食品工業に入社しました。
丸美屋食品工業ではどのような仕事をしていたのでしょうか?
仕事内容は営業でしたが、コンサルのような仕事内容でした。優秀な先輩方にプロ意識や仕事の基準、顧客目線に立つことをご指導いただきました。高い基準を求める会社だったので、本当にハードでしたが私の最初のキャリアが丸美屋食品工業で良かったと思っています。
冒頭でパラレルキャリアについてお話しいただきましたが、いつからダブルワークを始めるのでしょうか?
23歳で自分のキャリアを考え始め、24歳で個人事業主として独立しました。
フリーランスの営業代行を行い順調に売り上げも伸びていましたが、26歳のときに東日本大震災が起き、自分のやりたいことや守りたいものを今のキャリアで叶えられるのか考えた時に、今の延長線上では叶えることができないと思い、起業を決意しました。
そこからすぐに起業するのでしょうか?
2年後に株式会社グローバルスタンダードという会社で起業し、個人事業主としてやっていた事業を継続していましたが、自分の経験をこれからの人材育成に惜しみなく使っていきたいと思い、株式会社インターンを設立しました。2社目である株式会社インターンでは最初に飲食店を立ち上げ、飲食店事業の中で多くのお客様との出会いやお声がけであって今の事業になっていきました。
経営する中で大変だったことを教えてください
事業が多岐に渡るので、常に何かしらの問題を抱えています。例えばセレクトショップの売上が良いと思ったら人材事業で問題が起きたりと、同時に全ての事業が上手くいくことはありません。スケジュール管理や人との関わりなど日々壁にぶつかっています。
何か問題が起きた時は、社長である私に全部の責任があると思っていますが、事業のトップのスタッフにも、同じように責任意識については考えてもらっています。誰かがミスしても言い訳をせずに、2度と同じ失敗しないように即座に改善点を出してもらっています。誰がどこで責任を持ってどのように解決していくかというプロセスをしっかり持っています。
経営していく中で大切にしていることは何ですか?
チームビルディングが経営の鍵だと思っています。人は誰でも得意分野と苦手分野を持っているので、チームとしてスタッフの強いポイントを見極めて、仕事で発揮できるようにサポートしています。最終的な責任は私にあるので、その上で安心して冒険してもらえる環境を整えています。
今後の展望を教えてください
当社の理念である「100年先の子供たちに誇れる社会を実現する」ことを叶えていきたいです。20代は人と仕事をして、30代は地域と仕事をする、40代は社会課題に挑戦するというテーマを昔から掲げています。特に日本における問題は「人材の流動」だと思っています。大人の私たち1人ひとりが本当にのびのびと働ける社会を作りたいですね。何か働くことの面白さや、働くことによって得られる自己実現を子供に伝えることができたら、子供が夢を持って勉強したり、経験したりすると思います。会社に入社したらずっと同じ仕事で働き続けるのではなく、自分のキャリアを常に考えて、理想となる働き方に挑戦する社会にしていきたいです。
60歳になったら世界と仕事をして、70代は地球と仕事したいですね!より大きな範囲に影響を与えられるよう会社を育てていきたいです。
他の経営者におすすめする本はありますか?
稲盛和夫さん著書の『成功への情熱』です。稲盛さんの脈々と受け継がれてきた考え方は、経営をする上で大切になっています。稲盛さんは国と戦ったり、色々な挑戦をしたりして、日本の高度経済成長を支えてきました。稲盛さんの後継者が続けてきた哲学を私も次の世代に受け継いでいきたいです。
特におすすめの考え方は、今できないことがあっても今の自分にはできないだけで、これからの自分にはできると信じることです。目標と現実のギャップにぶつかったときに、1年後・5年後の自分には成し得ることが可能だと未来進行形で考えることです。
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投稿者プロフィール
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新入社員を含めたフレッシュなメンバーを中心に、出版サポートの傍らインタビューを行っております!
就活生に近い目線を持ちつつ様々な業種の方との交流を活かし、「社長に聞きたい」ポイントを深掘りしていきます。
代表者様のキャリアを通して、組織の魅力が伝わる記事を発信していけるよう、これからも一生懸命運営してまいります!
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