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株式会社くまのみ代表取締役 池田秀一氏

今回は、株式会社くまのみの代表取締役 池田秀一(いけだ しゅういち)氏のお話を伺ってきました。

 

『接骨院でお客様の健康という土台を築き、その上で美しくなりたいという想いを叶えたい』

そんな思いを形にするため、接骨院と並行した形でエステサロンをオープンした池田氏。

『体を良くしていきたい』という2つの業種に込められた願いが、今後も多くのファンを獲得し、そのサービスがさらにファンを魅了し続けていくことでしょう。

 

「社長の履歴書」だけの特別なインタビューです。

ぜひご覧ください。

 

株式会社くまのみ 会社概要

会社名称 株式会社くまのみ
代表者 代表取締役社長 池田秀一
設立 2014年
主な事業 整骨院・エステサロン運営
スタッフ数 160名(取材時)
会社所在地 〒330-0834
埼玉県さいたま市大宮区天沼町1丁目615
会社HP https://kumanomi-group.net/

 

 

まずは、起業までの経緯を教えてください。

 

情報処理の専門学校卒業後、学校の先生からの紹介で東京ガスの代理店の営業になりました。

今後、少子高齢化社会がやって来ることを見据え、高齢者に対する医薬品販売の需要が増えると考え、その2年後ドラッグストアに転職しました。

志を高く持ち、業務に携わってきた結果、短期間でドラッグストアの店長にまで上り詰めました。

 

しかし、私が33歳の時に勤務していたドラッグストアが、大手ドラッグストアに吸収合併されるのを機に退職しました。

やはり、社会貢献できる職種に大変興味があり、少子高齢化社会の中で自分に何ができるかを考えました。

 

その結果、整骨院の資格を取ろうと思い、33歳から3年間専門学校に通い、柔道整復師という整骨院の開業には欠かせない国家資格を取得しました。

さらに勉強を重ね、鍼灸の資格も取得しました。

柔道整復師と鍼灸の両方の資格を持っている人は、日本でも数えられるぐらいの人しかいません。

治療の幅も広がるので、私は両方取得することに決めたわけです。

そして、専門学校の先生がやっていた整骨院で修行し、自分の整骨院を起業しました。

 

独立したきっかけは何ですか?

 

この業界はかなり給与体系が厳しく、開業しないと雇われで見習いではなかなか生活していくことができません。

だからこそ、自分で独立して開業しようと考えたのです。

エステサロンの方は、元々整骨院の中でも美容部門の立ち上げを行っており、小さく事業を行っていました。

ただ、事業を分けないと美容事業とし、お客様満足度が高いサービスの提供ができないと思い、事業を分業することにしました。

 

また、全国の整骨院の集まりの時に、地方で整骨院とエステサロンを両方店舗展開している方と出会う機会があり、職場を見学させていただき、大変感銘と刺激を受け、開業することにしました。

 

株式会社くまのみの事業内容について教えてください。

 

整骨院を東京と埼玉に17店舗、エステサロンを6店舗、合計23店舗展開しています。

弊社は整骨院とエステを並行して店舗展開していますが、業界としては少ない部類に入ると思います。

 

「株式会社くまのみ」ならではの特徴やサービスはありますか?

 

弊社は、社員教育に特に力を入れています。

でも、社員教育と言っても、ただ社員を教育するというレベルではありません。

 

私はいつも社員たちに、自分に投資をして、自ら積極的に学びに行くことを説いています。

なぜなら、受け身で社員研修を受けるだけが社員教育ではないと考えているからです。

社員に対して、「自分の希望や夢を叶え、自分がどのようになりたいかを自ら発信する人材になってほしい」といつも願っています。

 

整骨院部門では埼玉県で30店舗以上展開しており、『埼玉県における働き甲斐のある会社』の表彰を4年連続でいただいております。

勤務時間内にも内部研修、外部講師を呼んでセミナーを行うなどの『社会人として成長できるような研修』を行っています。

この部分は、他社にはなかなかない部分であると自負しております。

 

また、整骨院業界は通常男性社員が多いのですが、弊社は女性社員の方が多いのも特徴の1つかと思います。

特にコミュニケーションを重要視している会社なので、社員同士の仲も良く、職場環境や職場の雰囲気にも自信があります。

 

起業後、どのような苦労がありましたか?

 

業界未経験なのに、年齢が36歳というと、なかなか修行であっても採用してもらえないのではないかという一抹の不安がありました。

だからせめて勉強面では、若い世代に負けないとがむしゃらに勉強していました。

 

勉強時間を誰よりも増やそうと思い、仕事をしながら1日16時間勉強を行うなどの努力を惜しみませんでしたが、両立しなくてはならないのは体力的に、かなりきつかったです。

国家試験前は、特に長時間勉強に打ち込みました。

 

開業仕立ての頃はすぐに仕事が軌道に乗るわけはなく、飛び込み営業、老人ホームへの挨拶、ポスティングなどの地道な営業努力を行うなど、やることが山積みでした。

 

さらに地域とのコミュニティーを作るために夏祭りに参加したり、異業種交流会に朝から晩まで参加し、帰って来てその夜からお客様の治療を行うなどのハードスケジュールをこなす場面もありました。

 

また、初めはキャッシュフローもきつく、人の採用もままならなかった部分もありました。

助成金や知り合いの紹介に求人を頼るなどして、難を逃れました。

 

事業が好転したターニングポイントは何ですか?

 

前述しましたように、異業種交流会で地方の整骨院とエステサロンを並行して経営している人に出会えたことで、さらに接骨院だけではなく、エステ部門の売上も増やすことができました。

 

コロナ禍でも、緊急事態宣言下でも休業要請がかからない業種だったので、通常営業を続けました。

新店舗展開も行い、緊急事態宣言後にも関わらず、過去最高売上を樹立しました。

銀行から融資も受けやすくなり、幸か不幸か他の業種が閉店し、新店舗のための良い立地が安価で空くことが多くなりました。

コロナが追い風になったと言っても、過言ではないと思います。

 

現在の課題は何ですか?

 

売上を上げて、もっと会社を成長させていくためには、人の採用、教育、キャッシュフローが必要不可欠だと考えています。

 

おかげさまで新店舗展開は好調ではありますが、1つ課題があります。

それは店舗責任者を教育するスピードが、新店舗展開をするスピードに追い付いていけるかということです。

どちらもバランスよく行い、さらに店舗を急成長させていければと考えております。

 

今後の事業の展望や夢を教えてください。

 

優秀な社員を採用して、切磋琢磨しながら自分自身も共に成長していきたいと考えています。

3年後、5年後の未来の会社像を全社員に伝え、具体的に店舗数の明示をし、いつまでにそれを達成するかを伝え、全員で協力して実現させることが非常に大切なことです。

 

また、日本のブランドを使って、海外への店舗展開も考えています。

日本は少子高齢化社会で需要が減っていく可能性が高いですが、海外の市場は全く違い、まだまだチャンスが残されていると考えるからです。

特に、アジアの発展途上国などは魅力的な市場かもしれません。

 

それには東京と埼玉以外の場所で店舗展開し、遠隔地のマネジメント体制を作り上げていくことです。

日本でしっかりした体制を整え、海外進出することが夢ですね。

 

それに加えて、不動産や飲食、コンサルなどのAIに取って変わられることのない異業種へのチャレンジも考えています。

 

最後に御社のPRをお願いします。

 

株式会社くまのみは、『地域の健康寿命向上により、笑顔あふれる幸せな未来の創造に貢献する』ことをモットーに、整骨院やエステなどを通してお客様の施術をさせていただいております。

 

患者様と地域に愛され、会社と社員の幸せを具現化することを目標としています。

その実現のためには、『全社員の物心両面の幸福』、『お客様満足度の高いサービスの提供』、『社会に認められるような高い企業価値』の3つが必要となります。

 

健康とその先にある美の追求まで、私たちはお客様と共に手を携えながら、サポートさせていただきます。

宜しくお願い致します。

 

 

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度胸と愛嬌さえあれば、人生はなんとかなる。短所あるを喜び、長所なきを悲しめ――。

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投稿者プロフィール

『社長の履歴書』編集部
『社長の履歴書』編集部
新入社員を含めたフレッシュなメンバーを中心に、出版サポートの傍らインタビューを行っております!

就活生に近い目線を持ちつつ様々な業種の方との交流を活かし、「社長に聞きたい」ポイントを深掘りしていきます。

代表者様のキャリアを通して、組織の魅力が伝わる記事を発信していけるよう、これからも一生懸命運営してまいります!