今回は株式会社GenAi代表、三浦 一起氏にお話を伺ってきました。
「社長の履歴書」だけの特別なインタビューです。
ぜひご覧ください!
会社名称 | 株式会社GenAi |
代表者 | 三浦 一起 |
設立 | 2021年8月3日 |
主な事業 | ITプロジェクト支援・アプリケーション開発・ベンチャー機能強化サービス・WEBメディア運営 |
社員数 | 10名(取材時) |
会社所在地 | 東京都渋谷区桜丘町29-10
ルピナス渋谷桜丘ガーデンコート112号室 |
会社HP | https://genai.co.jp/ |
事業についてご紹介をお願いします
当社では主に2つの事業をメインに進めています。
コンサルティング事業と自社サービスのコーチングサービス「Rolmo(ロルモ)」 https://rolmo.jpの事業です。コンサルティング事業では、他社様へのITコンサルティング業務で「こういったシステムを導入したいけど、どうすれば良いか分からない」「現在人が行なっている業務をITに代えたいけどどういう段取りで進めていくべきなのか分からない」という相談をよくいただくので、経験豊富なコンサルタントがノウハウをお伝えしています。
「Rolmo」 https://rolmo.jp 事業では、OB・OG訪問アプリのような形で、なりたい職業がある方とその職業に就いているプロフェショナルがマッチングできるサービスです。現在は狭い領域を狙っていますが、ゆくゆくはコーチングとして講義をしたりスキルを教えたりできるようなサービスにしていきたいです。
サービス利用者は上司と部下のような関係ではありません。自分をよく知り、自己開示をして本当に自分がなりたい職業を追求できる、そういった環境の創出をサポートできるサービスを提供しています。
学生時代に熱中したことはありますか?
小学1年生から中学3年生まで約9年間サッカーに熱中したこと、そして高校受験・大学受験に力を入れたことですね。
私は小学校1年生からサッカーを始めましたが、9年間で1回もレギュラーになれず、ずっと控えのメンバーでした。サッカーをすることは楽しかったのですが、練習しても残念ながら結果を出すことができませんでした。
また、高校受験・大学受験も第一志望の学校には叶わず、滑り止めの学校へ進学することになりました。努力はしたので後悔はなかったのですが、打ち込んだにも関わらずやりきれなかった思いがどこかにありました。
起業を考えたのはどうしてでしょうか?
学生時代の悔しさ、サポートしてくれた両親への感謝の気持ちが起業の原点と現在の経営活動のモチベーションに繋がっています。
サッカー部では、保護者がサポート役として月に1回もしくは2週間に1回ほど当番が回ってきます。サッカーの試合や練習に行くときに車を出してくれたり、監督にコーヒーを作ったりするので土日は朝から晩まで潰れてしまうため体力的にも大変ですが、その分親はしっかりと自分の子供がプレーしている姿を見ることができるメリットがあります。しかし私はレギュラーになることがなかったので活躍してる様子を私の親に見せることができませんでした。
また受験生の時は、私が勉強のために朝は早く起きて、塾に行き、夜食を食べて寝るというイレギュラーな生活リズムでしたが、両親は文句を言わずに付き合ってくれました。しかしながら受験も思ったような結果を出すことができませんでした。だからこそ社会で活躍している姿を両親に見せることで恩返しになっているのではないかと思っていますね。
大学卒業後はどのような進路だったのでしょうか?
就職活動が始まりコンサルティングの仕事に興味を持ちました。特定の業界に入りたい・こんな仕事がしたいという明確な目標がなかったので、業界・業種を問わず様々なクライアントに合わせて仕事をしていけるコンサルティング会社を志望しました。
コンサルティング会社ではプロジェクトワークと言われる働き方で、製造業のお客様と一緒に仕事をした後にアパレル会社との仕事を始める、といった形で様々な業界に触れられます。戦略コンサルティングや業務コンサルティングなど様々な種類のコンサルティングがありますが、その中でも特化した武器を持っておきたいと考えていました。今後を見据えてIT知識があれば社会で戦っていけると思い、新卒でITコンサルティング会社に就職しました。
社会人として働いた時に学んだことを教えてください
お客様の願望を叶えるために、チームになって取り組んで達成することにやりがいを感じました。元々お客様だけではできなかったことが私達と一緒に手を組むことで実現できて満足してくれることは私の幸せにも繋がっていき、このやりがいは、今もコンサルティング業務を続けている理由の1つになっていますね。
起業のきっかけについて教えてください
元々大学生の頃から「いつか会社を作りたい」と思っていましたが、きっかけとなるのは、新卒で入った会社でした。有志でチームを組んで社長・副社長にプレゼンテーションをして、優秀賞に選ばれると小会社として事業ができるイベントが行われたことです。
結果として社内ベンチャーとしては選ばれませんでしたが、イベントで一緒に組んだメンバーと「このメンバーで起業すれば形になりそうだよね!」と話が弾み、週に1回ほどの頻度で事業アイディアを出し合う集まりを開催していました。そこからアイディアを出し、そろそろ会社作ろうという自然な流れで法人化することになりました。
起業で大変だったことを教えてください
起業して2年程ですが特に大きな問題は起きていません。強いて言えば、当社は事業部の専属メンバーが決まっておらず、お客様がいるコンサルティング事業を優先してしまい、自社サービスのコーチング事業にリソースが割けていなかったことです。コンサルティング事業はお客様に満足していただく必要があるため正しい考え方ではありますが、自社サービスを育てないと、なかなか会社が成長していかない課題はありました。現在はコーチング事業を専属として担当してくれる方を採用するなど試行錯誤で模索しています。
どのようなポジションを採用しているのでしょうか?
エンジニア、コンサルタントを積極的に採用しています。「自分で考えることができる人」が採用の軸になっています。加えて「人を大切にできる」方に入社していただきたいですね。コンサルタントであれば即戦力になっていただきたいので、ある程度の経験があり、小さい会社を大きくしていくことに共感を持てる方に来ていただきたいです。
今後のご展望を教えてください
取材時は合同会社という形態でしたが、2024年3月に株式会社に組織変更いたしました。そして前回の経営会議で5年後のIPOを目指すことを目標に定め、メンバーを3年以内に100人に増やしていければと考えています。
他の経営者におすすめの本を教えてください
安宅和人さん著書の『イシューからはじめよ――知的生産の「シンプルな本質」』です。経営を進めていくときに、色々な課題にぶち当たり、何をどう進めていこうと頭を悩ませることが多いと思います。その中で、何が問題なのかをしっかりと切り分けられて、本質を見極めてアプローチができる方法がわかります。どんな課題に対しても、同じ考え方のアプローチで進めていくと無駄なく進めていくことができるのでロジカルに考えることができます。
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投稿者プロフィール
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新入社員を含めたフレッシュなメンバーを中心に、出版サポートの傍らインタビューを行っております!
就活生に近い目線を持ちつつ様々な業種の方との交流を活かし、「社長に聞きたい」ポイントを深掘りしていきます。
代表者様のキャリアを通して、組織の魅力が伝わる記事を発信していけるよう、これからも一生懸命運営してまいります!
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