今回は、合同会社風来坊 代表社員、心之介。氏にお話を伺ってきました。

「社長の履歴書」だけの特別なインタビューです。ぜひご覧ください!

 

合同会社風来坊 会社概要

会社名称 合同会社風来坊
代表者 代表社員 心之介。(しんのすけ。)
設立 2019年1月
主な事業 ライバー事務所「ライバージャパン」運営
コワーキングスペース「マークシェア天神赤坂」運営
BAR「high scene(ハイシーン)」の運営サポート
社員数 60名以上(取材時:業務委託を含む)
会社所在地 大阪府大阪市中央区徳井町1丁目3-14-1002
会社HP https://llc.fu-raibo.jp/

 

 

まずは御社の事業内容についてお話を聞かせてください。

 

メインはライブ配信事務所の運営をしており、その他には物販も手掛けております。

ライブ配信事業では、自宅で稼ぎたい、副業収入を得たい、インフルエンサーになりたい等、ライブ配信を通して夢を叶えたい方の応援をしています。

またライブ配信事務所立ち上げ支援事業も行っており、立ち上げのサポート育成管理やノウハウを提供させていただいております。

 

事業を知っていただく機会としては、ほぼ紹介ですが、私自身も事務所に所属してタレントとして表舞台で活動していることもあり、直接依頼していただくこともあります。

お取引き先は個人の方だけではなく、企業様も多いです。最近では企業主催の各種コンテストなどで、審査の一つにライブ配信を入れたいという動きがあります。その企画運営と育成を全て請け負い、コンテストとタッグを組ませていただき、全国規模で展開するなどをしています。

 

心之介。さんの現在に至るまでのご経歴を教えてください。

 

大学を期に上京し、勉学の傍ら音楽サークルとお笑いサークルを掛け持ちで行っていました。音楽サークルでは、夏休みなど長期休暇のときにヒッチハイクで全国47都道府県をライブで回ったりしました。地域コミュニティーをリアルで関わって見られる良い経験になりました。

 

お笑いサークルでは、全国の大学生のお笑い選手権で優勝。その流れで「本気で芸能の道に行くか!」というところで、休学を選択。プロのお笑いの世界に入りました。

その後、一身上の都合によりお笑いを引退。新卒で音楽系の大手芸能事務所に就職しました。そこでは裏方の仕事に携わりましたが、「自分自身をもっと人に直接アピールできることをしたい」と思い、退社。

 

その後は、旅をしながら、路上に座って占いをする仕事を始め、占いの結果を筆文字で書いて、『手相詩人』と名乗って活動していました。

そして、2013年には筆文字のデザイン会社として会社を設立。同時にYouTubeのアフィリエイトのコンサルなど、一時期はいろんな事業に手を出しました。

その事業の中の一つに、海外の物販のせどりがあり、そこで中国の深センに月に一週間くらい通い続ける生活が始まったとき、中国の経済をリアルで目の当たりにしました。

 

ライブ配信を通じて、中国が大きく変わったことを実感したんです。ライブ配信が、中国のいろんな課題を解決する媒体であることを学びました。例えば、貧富の差や、中国商品が中国人からの信用を得ることなどです。これは、ライブ配信者の信用で商品の信用も担保されるというような仕組みですね。

 

それまで、私は芸能の世界にいたことで、才能があるのにお金がなくて夢をあきらめる人たちがたくさんいるという構図を見てきました。いつかこの人たちを救えることがしたいという思いとライブ配信が重なって、「これだ!」と思いついたんです。

世の中のほとんどの人がスマホを持つようになり、様々な発信ができるようになりました。ライブ配信によって、日本も変わるぞ! と感じました。

 

その後帰国し、ライブ配信事業を始めました。

コロナ禍の直前で、タイミング的にも良かったですね。このタイミングだったからこそ、伸びがあったと思います。

 

これまでに苦労したことなどを教えてください。

 

2010年の7月から路上に座って占いを始めたのですが、そのときは大変なことが多かったですね。

殴られたり、唾を吐かれたり、暴言を吐かれたりは日常茶飯事で…。連れ去られそうになって身の危険を感じるようなこともありました。でもそれ以上に、温かい言葉をもらったりすることが多かったですけどね。

 

そのような状況をどのように乗り越えたのでしょうか?

 

占いの仕事をした経験は、苦労を乗り越えるために大きく役立ちました。25歳という人生の早いうちに、色々な方と出会い、たくさん占いの経験を積めたことは大きな収穫でした。老若男女問わず、7万人くらい鑑定した実績があります。その膨大な数は、自分の人生の疑似体験にもなり得る、大きな基礎。『これをすると上手くいく・失敗する』などの統計が取れたと感じています。

 

挫けそうなときは、占いの現場で気付いたことを思い出すようにしています。自分の価値観や正義は、絶対じゃない。たとえ他人から不当な評価をされたり不遇な扱いをされても、そう思うことで切り分けられる。そうすれば安定したメンタルを保つことができるんです。相手は相手で、「何か辛いことがあったり、問題を抱えているんだろうな」と思えるようになってからは、ダメージは受けなくなりましたね。

 

現在、社員の方たちに仕事をする上で、共有していることなどがあれば教えてください。

 

業務委託という形の方たちが多いですが、一緒に働く仲間は全部で60人程。『ライブ配信を通じて、豊かな自由人を生み出し続けること』を理念としているのですが、「あなたたちの働きが、世の中を変えるんですよ」ということを伝えています。

 

弊社では子育て中の女性も活躍しているのですが、出産するために会社を辞めなければならなかった女性もいまだ多い。退職し、経済的に困窮しているのに、働き口がないという状況も昔からほとんど変わっていない。

だけどライブ配信は、この問題を解消してくれるんです。子育ての中で突然生まれる余剰時間を、有効に活用できる。だから「あなた方のしていることは世の中の仕組みを変えて、救われる人を増やすことなんだ」と伝えているんです。現代の働き方としてもマッチしているので、もっと普及させたいと思っています。

 

会社としての課題を教えてください。

 

ライブ配信はまだ歴史が短く、正解というものがありません。『正解』をたくさん作りたいので、新しいことにどんどんチャレンジしていくことが課題です。また、やりがいでもあります。

 

ライブ配信を使って販売をするライブコマース市場にも挑戦したいと考えていますが、浸透に時間がかかるので、根気よく、タイミングを見計らうことも課題だと思っています。

 

今後の展望や夢を教えてください。

 

スマホ一つで、誰もがどこにいても、人に価値を提供できる。そして、やりがいもお金も循環するような場を作る。シンプルなところだと、そんな夢があります。

 

我々の活動と世の中が関わり合ってプラスの相乗効果を生むことで、世の中の進化を促進させられること。一人ひとりのできることや持っているものをシェアすることで、みんなが幸せになること。そして、困っている人やマイノリティーの立場にいる人が、どんどん救われること。そうやって、みんなが繋がれる世の中を作ることが夢ですね。

 

心之介。さんが経営者におすすめする本を教えていただきました!

『嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え』 岸見一郎(著)、古賀史健(著)

「あの人」の期待を満たすために生きてはいけない――

【対人関係の悩み、人生の悩みを100%消し去る〝勇気〟の対話篇】

 

世界的にはフロイト、ユングと並ぶ心理学界の三大巨匠とされながら、日本国内では無名に近い存在のアルフレッド・アドラー。

「トラウマ」の存在を否定したうえで、「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」と断言し、対人関係を改善していくための具体的な方策を提示していくアドラー心理学は、現代の日本にこそ必要な思想だと思われます。

本書では平易かつドラマチックにアドラーの教えを伝えるため、哲学者と青年の対話篇形式によってその思想を解き明かしていきます。

著者は日本におけるアドラー心理学の第一人者(日本アドラー心理学会顧問)で、アドラーの著作も多数翻訳している岸見一郎氏と、臨場感あふれるインタビュー原稿を得意とするライターの古賀史健氏。

対人関係に悩み、人生に悩むすべての人に贈る、「まったくあたらしい古典」です。

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投稿者プロフィール

『社長の履歴書』編集部
『社長の履歴書』編集部
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