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株式会社ティーズブレイン代表取締役 竹下仁氏

今回は株式会社ティーズブレイン代表取締役、竹下 仁氏にお話を伺ってきました。
「社長の履歴書」だけの特別なインタビューです。
ぜひご覧ください!

株式会社ティーズブレイン 会社概要

 

会社名称 株式会社ティーズブレイン
代表者 代表取締役社長 竹下 仁
設立 2010年2月3日
主な事業 働く環境の変革コンサルティング事業
・オフィス移転・構築 フィージビリティサービス・オフィス移転・構築 PM/CMサービス
・オフィス移転・構築 基本計画、基本設計、デザイン働く人のパフォーマンス向上コンサルティング事業
モバサク -Mobile Work Success-(組織・環境等の可視化サーベイ)
・働き方改革支援コンサルティングサービス
・テレワーク・モバイルワーク推進支援
・組織一体化、MVV浸透、意識変革支援
・コミュニケーション活性化コンサルティングオフィス(構築)にかかわるコスト削減事業
・オフィス移転・改修 コスト査定交渉サービス
・原状回復工事 査定交渉サービス
・オフィス構築に関わるデザイン会社選定(入札)支援
・オフィス構築に関わる専門施工会社選定(入札)支援その他
・人事及びICTコンサルティングサービス
社員数 30名(取材時)
会社所在地 〒141-0022
東京都品川区東五反田五丁目21-15 メタリオンOSビル4F
会社HP https://www.t-sbrain.jp

 

 

まずは御社の事業内容について教えてください。

竹下さん:プロジェクトマネジメント会社という言い方をしているのですが、主にオフィスを創る、構築する、お客様の業績向上のために社員の方にどう働いてもらいたいのかを実現する仕事をしています。

私自身プロジェクトマネジメントをやっている会社に12年前までおり、そこを退職し、2010年2月3日に株式会社ティーズブレインを立ち上げました。

プロジェクトマネジメントというところは同じですが、働く人や組織、働く環境というところの要素を厚くして、働き方や、経営者が従業員に対してどのように働いて欲しいかというところはもちろん、従業員側も賛同することができるようなオフィスにしていくために、ソフト側の業務をメインで行っています。

 

起業のきっかけについて教えてください。

竹下さん:働いている中で、オフィスが完成してからお邪魔すると、気合を入れて作ったところにはほとんど人がいなかったり、お金をかけてしっかり作ったのに上手く運用できていなかったり、ハード的な考えでオフィスを作るのは良くないのでは、と感じていました。

その思いを抱えている最中、丁度尊敬していた社長が新しい社長と交代することになり、その方とは考え方が違ったことがきっかけで、独立を考えました。

 

お客様としてはオフィスに困っている企業様が多いですか?

竹下さん:はい。ただコロナの前まではオフィスの環境を重要視している経営者は少なかったです。しかし、コロナになってテレワークなど様々なことが起きてから、経営者の頭の中も大きく変わって、働く人達に寄り添うようになりました。

 

サービスの特徴について教えてください。

竹下さん:最近では働き方に関わるコンサルティングをどのようにやっていくかを研究し、組織変革等のプロセスをしっかりと構築しました。
これまで変革プロセスの初めに、クライアントの経営層の方々にインタビューをして、お話を聞きながらやっていたんですが、経営層の方だけの話を聞いていて良いのか? 従業員側の話も聞く必要はないのか? などと感じていたこともありました。

そのため、しっかりとした根拠を示さないといけないなと思い、できるだけ多くの方に答えていただくアンケートを作成することにしたんです。100問近くあるアンケートをクライアントの全従業員に答えてもらい、それを根拠としてインタビューをすることにしたのですが、必ずギャップが生まれるんです。
そのギャップをどう埋めるのかを含めて逆分析をして、経営層の方々と話をしながら、理念ビジョンの浸透、及び業績の向上を達成するために最終的にどのようにしていくのかを落とし込んでいくというやり方を採用しました。

そして、言葉でそれを提示していき、具体的な方向性が固まってから環境設計に入っていきました。こういうコンセプトでやるとなった時に、どのようなレイアウトにするのが1番いいのか? 業務効率やコミュニケーションのとりやすさも含めて考えなくてはいけません。また組織の近接関係も確認しなくてはいけないし、運用などのことも確認しながら進めるようにしています。

さらに業務をする上での機能性をどのように構築していけばいいのか? というところもお話させていただいて、レイアウト、デザイン、システムを決めていきます。それが決まったら、費用がいくらぐらいかかるのか、ソリューションと予算のギャップが出てくるので、そのギャップをできるだけ少なくするために調達し、入札を行いコストを下げていきます。できるだけ予算に近づけ、お客様に承認をいただいた上で入札にて決まった施工会社に工事を進めていただきます。

そして、我々はでき上がりまでをモニタリングしていきます。ハードとソフトを結びつける会社はほとんどないので、それが我々の1番の強みだと思います。

 

起業したときに苦労したことはありますか?

竹下さん:人に関して苦労しましたね。
10名前後でやっていた時はいい人材が集まらなくて苦労しました。今でも感じますが、この事業は、顧客とのコミュニケーションをどう取るかが難しいんです。理念、ビジョン、行動指針などをしっかりと定義できたのも5・6年経ってからですし、当初は建築系の会社で、技術系のこともとても大事でしたが、プロフェッショナルサービスをしっかり提供することを最重要視していました。

 

社員の方に伝えていることはありますか?

竹下さん:今はだいぶ浸透しましたが、弊社は建設業ではなく、サービス業であるということを1番に伝えています。Prj進行中は言葉で全てを表せることはできませんが、一つひとつ行うことに対する考え方を伝えるようにしています。我々の求めているプロフェッショナルサービスファームだったり、コンサルティングだったりというのは、このようなものである、というのを提示していかないと業務に反映されないので、それは意識して伝えています。

 

現状、課題というのはありますか?

竹下さん:弊社社員に、「我々がサービス業である」ということを意識させるのに時間がかかります。

建設系の会社から入社したメンバーは、なかなか思うようなスピードで意識が変わっていかないという課題があります。プロジェクトマネジメント業務とコンストラクション業務の違いを頭の中でコントロールできないところがまだまだあり、顧客への説明が少し不十分な場合があることが現状でもあります。

 

今後の展望について教えてください。

竹下さん:オフィスや働く環境を作る上で、理念やビジョンは外せないということを前提に、人・組織に関わる仕事を更に行っていきたいです。

また仕事的には、働き方のコンサルだけではなく、組織開発や経営コンサル的な仕事もできるよう2・3年程度をかけて広げていきたいと思っています。

竹下さんが経営者におすすめする本を教えていただきました!

『プロフェッショナル・サービス・ファーム―知識創造企業のマネジメント』デービッド マイスター(著)、高橋 俊介(翻訳)、博報堂マイスター研究会(翻訳) https://amzn.to/3KunhFE

本書は、国際的なコンサルティング・ファームのコンサルタントとして著名な著者が1980年代から1990年代にかけてさまざまな媒体に寄稿した論文を再編集し、1冊の本としてまとめた『Managing the Professional Service Firm』の邦訳である。この本には、著者の過去10年間のコンサルティング経験から生まれたプロフェッショナル・サービス・ファームに関する運営のノウハウが詰まっている。

 

 

 

投稿者プロフィール

『社長の履歴書』編集部
『社長の履歴書』編集部
新入社員を含めたフレッシュなメンバーを中心に、出版サポートの傍らインタビューを行っております!

就活生に近い目線を持ちつつ様々な業種の方との交流を活かし、「社長に聞きたい」ポイントを深掘りしていきます。

代表者様のキャリアを通して、組織の魅力が伝わる記事を発信していけるよう、これからも一生懸命運営してまいります!