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株式会社POST代表 俵 雄二氏

  • 10/14/2022
  • 10/14/2022
  • 人材
  • 469回

 

今回は株式会社POST代表、俵 雄二氏にお話を伺ってきました。

「社長の履歴書」だけの特別なインタビューです。

ぜひご覧ください!

 

 

 

会社名称 株式会社POST
代表者  俵 雄二
設立 2022年6月14日
主な事業 税務・補助金相談

経理代行

ライフプランニング

保険・不動産相談

オーダースーツ制作

WEBサイト制作

社員数 5名
会社所在地 大阪府大阪市北区大淀南3-13-14-105
会社HP https://post-official.studio.site/home

 

 

事業内容を教えてください

メイン業務は経理代行です。個人事業主や法人の中には「経理を雇うのは厳しい」という方がいらっしゃいます。その方たちに代わって経理の部分を担当する仕事をしています。分かりやすく言うと経理部門をアウトソーシングするようなイメージです。

私の顧客は新しく事業を始める方が多いので、オーダースーツ制作やWEBサイト制作を考えている方もいらっしゃいます。他社と業務提携をしてスムーズに仕事が運ぶようにサポートをしています。

特にお金関係のご相談は力を入れています。相談は無料で、会計の代行から保険関係や財務関係でどのようにお金を使って、どこの費用を削っていくのか戦略的なところも一緒に考えることができます。

 

学生時代熱中したことはありますか?

中学から始めた陸上競技ですね。高校はスポーツ推薦で入学し、県の代表にも選ばれることがありました。全国大会を目指して一生懸命練習していました。大学のスポーツ推薦が決まってましたが怪我のために推薦の話がなくなってしまいました。

高校卒業後は商業高校で勉強した簿記のスキルを高められる税理士コースのある専門学校に通いました。簿記を極めたら仕事に困らないだろうと安易な気持ちも当時はありましたね。

 

税理士の勉強は大変ではなかったですか?

専門学校の先生が私の人生を変えてくるキーマンになりました。とても厳しい先生でありますが、県内でも優秀な先生だったので信じて突き進んで資格を取得できました。

 

専門学校卒業後はどこに就職されたのでしょうか?

専門学校卒業後は、縁があって会計事務所に就職することができました。有難いことに1年目から多くのクライアントを担当しました。入社した会社では教えられることが少なく、「見て覚えなさい」「去年と同じように会計をしてください」と指示だけされるような体育会的な体制でした。

特に、入社してすぐの繁忙期に30社ぐらい一気に振られ大変でした。月に110時間ほど働いていて、終電も無いので職場に自転車で通っていました。今となっては笑い話ですが、当時はいつ辞めようか考えて仕事をしていました。

 

起業までのキャリアについて教えてください

その後、大手薬局会社の経理に転職しました。応用経理の部分をもっと勉強したいという気持ちが強くなったためです。応用経理とは、システムを使っていたり管理の部分を分けていたりするような大手企業ならではの経理です。大手企業は資本力があるので、中小企業では導入していないシステムや管理方法を分けた会計をしています。税金関係においては税理士事務所でアドバイスできますが、経理自体を詳しく知らないと経営者に質問されても会社経営的なアドバイスが難しいと感じていました。

面接時「是非うちに来てほしい」とウェルカムな雰囲気だったことや待遇が転職の決め手となりました。

 

そこから独立をされると思いますがどのような経緯だったのでしょうか?

2021年に独立して2022年に法人化しました。

私の実家は家業を営んでおり、浮き沈みがあるのを知っていたので、元々独立に関しては私自身が否定的でした。幼いころから、家に銀行から電話がかかってきたり、取り立てがあったりするのを実際に見てきたので自分では絶対やらないな、と思っていました。

しかし税理士という仕事柄、経営者の方とお話することが多く、経営においての生の声を聞くことができました。経営者の苦労話だけでなく楽しい話や会社が発展していく経緯を聞いていると「自分でもやってみたい」という気持ちが芽生え始め、独立を決意しました。

 

経営する中で大変なことはありますか?

一番大変なのは人間関係ですね。従業員やお客様に対して、私は想いを持って仕事をしています。その想いをどれだけ皆さんに伝えて仕事ができるかが大切になってきますね。従業員やお客様もそれぞれ考え方があるので、私が相手の立場になって考えていかないと成長しないと思っています。会社員時代では人のせいにできたことも、経営者は全て自分の責任になるので苦労はしますね。

 

人への伝え方で気をつけていることはありますか?

どれだけ人の立場になって聞くことができるかが重要だと思います。人が話した言葉に対して「どうしてそういう言葉が出てきたんだろう」と背景を考えるようにしていますね。表には出てきていない心情やニーズをできるだけ汲み取るように意識しています。成功している経営者の先輩に話を聞くと、人の立場になって仕事をしている方が多く参考にさせてもらってます。

 

今後の展望を教えてください

業種を増やして、業績自体を上げていきたいです。これは私の欲ではなく、従業員に還元していきたいからです。従業員には昔の私のように仕事ばかりではなく、生活クオリティを上げてほしいと考えています。将来的に給料面でも多く渡せるようにしていきたいです。

私は仕事とプライベートを分けるという考え方ではなく、仕事の延長線上にプライベートがあり、プライベートの延長線上に仕事があると思っています。仕事で何か達成したら従業員だけでなく、従業員の家族も含めてイベントや旅行を企画し、親密な関係を目指していきたいです。そのために横の繋がりや縦の繋がり使って事業を経営し、お金を稼いでいけるようにしたいです。

 

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

小さい会社だと社長が経理を担当していることがあります。経理の方を雇うまでの余裕がない会社は、社長が自分の時間を削るのが当たり前になっています。経理は会社経営においてとても重要なので、少しでもその負担を減らせるように力添えしていきたいです。そして経理の業界を少しずつ変えていきたいです。

 

経営者におすすめの書籍はありますか?

私が中学生の頃父がおすすめしてきてくれた、水野敬也さん著書の『夢をかなえるゾウ』という本です。人生において大切なことが書かれていて、物語形式になっているのでとても読みやすいです。

私の好きなエピソードはトイレ掃除の重要性について書かれている章です。税理士として経営者に会う中で、トイレ掃除をしっかりされている経営者の方は事業がうまくいっていますね。レストランでもトイレが綺麗な場所は繁盛しているなと思います。人生がうまくいくエッセンスがつまった本だと思います!

「成功法則書を読んでも人が成功しないのはなぜか?」世の中にはこんなに多くの成功法則書、ビジネス書があふれているのに、成功者が増えたという話は聞いたことがありません。なぜだろう? ずっと感じていた疑問でした。そしてこの疑問に対する1つの解答を用意したのが本書です。主人公は「人生を変えよう」として何かを始めるけど全部三日坊主に終わってしまうサラリーマン。しかし、ある日突然、彼の目の前にゾウの姿をした奇妙な生き物が現れます。「ガネーシャ」という名を持つ、インドからやってきたこの神様は、主人公の家にニートとして住みつき、ゲームをしては寝るだけ。たぶん、史上最悪のメンター(師匠)でしょう。しかし、ガネーシャはこう言います。今から自分が出す簡単な課題さえこなしていけば、お前は確実に成功する――。成功を願う普通のサラリーマンとぐうたら神様ガネーシャ。この二人が「成功するためにはどうしたらいいか?」「そもそも成功とは?」自己啓発書のメインテーマを、従来とは少し違った形(具体的に言うと、慢才です)で深めていきます。拙著『ウケる技術』や企画・脚本を担当したDVD『温厚な上司の怒らせ方』でも意識した「笑えてタメになる」という形式をさらに深めた本に仕上がったと思います。ぜひ読んでみてください。

【Amazon URL】

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投稿者プロフィール

『社長の履歴書』編集部
『社長の履歴書』編集部
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就活生に近い目線を持ちつつ様々な業種の方との交流を活かし、「社長に聞きたい」ポイントを深掘りしていきます。

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