今回は合同会社Phoeducation代表、松井 紀明氏にお話を伺ってきました。
「社長の履歴書」だけの特別なインタビューです。
ぜひご覧ください!
会社名称 | 合同会社Phoeducation(フェデュケーション) |
代表者 | 松井 紀明 |
設立 | 2020年 |
主な事業 | ITプロフェッショナルの育成 |
社員数 | 3名 |
会社所在地 | 神奈川県 相模原市 |
会社HP | https://phoeducation.com/ |
事業内容を教えてください
基本的にはITエンジニアを育てることを事業の中核として研修の講師派遣、自社研修を行っています。一番多いご依頼は新入社員研修や職業訓練校などでプログラミングを教える内容ですね。新入社員がプログラミングをリモートで学べるサービスもありますので、是非利用していただきたいです。
学生時代に熱中したことはありますか?
小学校時代からプログラミングに熱中していることが今に一番繋がっています。最初はゲーム感覚でプログラミングをして、友達と遊びながら学んでいきました。小学校のときに初代のファミコンが販売されて、とてもハマりました。ファミコンのソフトで、キーボードを外付けしてプログラミングができるファミリーベーシックというものがあり、はじめてのプログラミングはそのソフトでした。1からプラグラムを書くという難しいものではなく、記号が決まっていてキーボードを打つとキャラクターが動くゲームでした。どんなプログラムを書くとキャラクターが動くか書かれている雑誌があり、親に頼んで買ってもらい、その雑誌を読みながらひたすら打ち込んでいました。もちろんすぐに出来るわけではないので、友達と試行錯誤しながらやっていました。
大学生の頃は何をされていたのでしょうか?
高校時代は何がしたいとか将来のことはあまり考えていませんでした。みんなが大学に行くし、親にも大学には行きなさいと言われるので、学部を選ばなければならないと思い色々調べているうちに情報工学科があることを知りました。プログラミングが楽しかったことを思い出し、情報工学科への進学を決めました。大学の同じ学部はもちろんプログラミングやゲームが好きな人が集まってくるので友達同士でも小学校の頃と同じようにみんなでゲームをしたり、PCに触れたりしているような毎日を過ごしました。
就職活動はどのように進めていったのでしょうか?
パソコンに触れてプログラムを書いていることが好きだったので、単純にプログラマーになれたらいいなと思っていました。大学の教授から推薦をいだいて大手システム会社に内定をいただくことができ就職しました。
会社員時代のエピソードを教えてください
大きなプロジェクトでリーダーを任され、本を売るWebサービスを作りたいというお客様を担当しました。自分がつくったプログラムがきちんと動いて、ショッピングサイトで本が売れていき、インターネットを通じて一般のお客様が使い、売上がきちんとあがっているのを見て感動しました。私の周りも知っている会社だったので「こんなの作っているんだ!」と認知してもらえたのも嬉しかったです。みんなに喜ばれる仕事ができたと実感したのが思い出深いです。
はじめから起業は視野にいれていたのでしょうか?
全く起業しようとは思っていませんでした。マネジメントされるのがあまり好きでなかったのでサラリーマンを辞めてフリーランスで食べていこうと思っていました。フリーランスとして仕事を受けていたらどんどんと売上があがり税金対策で会社を始めたら、仲間も増えていって今の形に落ち着きました。起業して3年ほどですが、今のところ順調に事業が進んでいます。
貴社の強みはなんでしょうか?
当社はプログラミングを教えることをメイン事業にしていますが、プロを養成するというよりはプログラミングが楽しいと思ってもらえることを目標にしています。もちろんお客様によっては技術を身に付けさせたいという企業もありますが、楽しいと思えることが成長に繋がっていくと考えていますので、初めてプログラムを触った時に私が小学生頃のように「楽しい、もっと触ってみたい」という感覚を持ってもらいたいです。
お客様によって規模やプログラミングを学びたい受講者の層は変わりますし、やっているうちに目標や、やりたいことも変わっていくと思いますが、自由にカスタマイズできるのも当社の強みです。お客様と私たちで話し合ってベストな研修を作り上げています。よくお客様の目標で弱い部分を改善しようとするケースがありますが、強いところをもっと磨いていける研修をしていきたいですね。技術面だけでなく個人の才能も一緒に成長させていきたいです。
今後の目標はありますか?
日本中でエンジニアやプログラマーを目指す人や仕事を楽しんでいける人をもっと増やしていきたいです。そしてそういった人材を育てていきたいです。
他の経営者におすすめの書籍はありますか?
ハ・ワンさん著書の『あやうく一生懸命生きるところだった』です。
会社員時代は出世してかなきゃいけないと思っていましたが、挫折して会社を辞めました。しかし今は自然と仲間が集まりとても仕事が楽しいと思える環境がありますし、肩肘張らずに生きてくことに共感してくれる社員が集まっています。現在は楽しむためにどうするかを考えられる会社の雰囲気を作れています。日本の古い会社のようにノルマやしきたりを重んじるのではなく、楽しむために仕事をするにはどうするか考える方が面白く生きていけると思います。
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投稿者プロフィール
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新入社員を含めたフレッシュなメンバーを中心に、出版サポートの傍らインタビューを行っております!
就活生に近い目線を持ちつつ様々な業種の方との交流を活かし、「社長に聞きたい」ポイントを深掘りしていきます。
代表者様のキャリアを通して、組織の魅力が伝わる記事を発信していけるよう、これからも一生懸命運営してまいります!
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