今回は株式会社将矢代表、林 伸將氏にお話を伺ってきました。
「社長の履歴書」だけの特別なインタビューです。
ぜひご覧ください!
会社名称 | 株式会社将矢 |
代表者 | 林 伸將 |
設立 | 平成26年4月 |
主な事業 | グッズのODM
オリジナルグッズの企画・製作・販売代行 各種イベントの企画・運営 ECサイト e-monoうってーる 運営 コワーキングスペース SORASIA 運営 まちおこしイベント TonyaEXPO 企画・運営 アーティスト応援サイト casaricoto 企画・運営 飲食事業 Beringei cafe 運営 スタートアップ支援事業 |
社員数 | 28名 |
本社所在地 | 岐阜県岐阜市問屋町2丁目11番地 |
東京支社 | 東京都港区東麻布1-9-11-1001 |
会社HP | https://shouya.co/ |
事業内容を教えてください
弊社ではグッズの制作を中心としたビジネスを展開しています。グッズ制作ではアパレルやコンサート、スポーツ、アニメのグッズやノベルティを作っています。他にもアパレル商品の販売やグッズ制作用のECサイト、カフェの運営、コワーキングスペースの運営、スタートアップ支援事業、アーティスト・アスリートのチャレンジを応援する事業「一般社団法人 全日本アーティストグッズ協会」という団体も運営しています。
一般社団法人 全日本アーティストグッズ協会とは、全国のアーティストとファンをグッズで繋ぎ、アーティスト活動を全力で応援するために生まれた協会です。当協会がグッズと使用し本来のアーティスト活動に専念できる環境作りをしています。
PRしたいことはありますか?
2024年3月に「SAMURAI Base Co」という事業をラスベガスで立ち上げました。日本のアーティストやアスリートが活躍できる場所を作っていくために日々奮闘をしています。SAMURAI Baseではラスベガスにゲストハウスを用意し、アーティストやアスリートに滞在していただきアメリカのプロデューサーへ売り込みをできる機会や市場調査、アーティスト同志の交流の機会を設けています。
2年ほど前に、ラスベガスに住んでいる方との出会いからスタートし、現在は共同で事業を行っています。ラスベガスはエンターテイメントの街で、多くのプレイヤーが活動しています。しかし、新型コロナウイルスの時期から、アーティストは活動の場所がなくなり、活動を中断している方も多くいます。また一部のアーティストはアルバイトや社会人をしながら活動をしているため、もっと活動に専念できるように私たちが支援していきたいと思っています。
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そして、日本発のアーティストを一般の方も「当たり前」に応援できる社会にしていくのが目標です。アーティストが応援される仕組みを作るためにピスネームというTシャツやトートバッグ、タオルなど繊維商材に付けるタグを制作しています。ピスマークが付いた商品の売上金や製造費等からアーティストへの支援金に繋がるプロジェクトも実施しています。
詳しい情報はこちらのプレスリリーズをご確認ください。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000060589.html
どんな学生時代をすごされましたか?
高校時代にファッションの面白さに目覚め、古着屋やアパレルショップに通うようになりました。そこから大学は中京大学 情報科学メディア科学科に進学しましたが、4年生の時にアパレル業界に就職したいと思い、卒業後にバンタンキャリアスクール名古屋校でファッションビジネスを1年学びました。
ご卒業後はどのようなキャリアを進まれるのでしょうか?
名古屋市の繊維印刷専門会社に、職人になるために修行として入社しました。刺繍やラインストーンなどの特殊加工や生地の縫製、生産管理、営業を担当してきました。朝の6時から夜の12時まで働き、とても過酷な労働環境でしたね。
30歳で繊維印刷専門会社を退職して、今後は何していこうか考えたとき、原点に立ち返り「服をつくること」を事業の柱にすべく31歳で、将矢を立ち上げました。
立ち上げから半年は、個人事業として活動しており、正直私1人が食べていけるだけ稼ぎたいなと思っていたので、事業内容も深くは考えていませんでしたね。
ですが、売上が大きくなってしまい2014年に知人より法人化した方が良いと提案を受けて、法人として活動するようになりました。
どうして岐阜でお仕事をされているのでしょうか?
祖父から本社ビルを購入したのもありますが、根本に「岐阜が好き」という気持ちがあります。やはり東京に住所があった方がなにかと利便性があったり、バリューも高いと思いますが、地方を盛り上げて東京に負けたくないという負けず嫌いな気持ちもあり、岐阜で活動しています。
また以前、岐阜のまちづくりを行うTonyaEXPO実行委員会を立ち上げ活動していました。岐阜を好きで自慢する人が一人でも多くなることがまちづくりの最大の効果と考えています。子供のころから故郷のことを好きになってもらうことが大きくなった時に「うちの地元はすごいところなんだ!」と発信することになり、将来的に地元で就職したいや地元のためにと活躍してくれることになります。そんな人を増やすことが使命だと思っています。
今後も地元を愛しながら海外にチャレンジする子供達の未来を創造していきたいです!
起業後、どのように事業を多角化展開させていったのでしょうか?
初めはグッズ事業を営んでおりましたが、自然とグッズにリンクした通販をやってみたり、飲食店をやってみたりと少しずつ事業内容が増えていきました。事業を突き詰めれば突き詰めるほどできることが増えていきます。
経営者として意識していることはありますか?
事業の継続性に重点を置いて仕組み作りをしています。当社は社員だけでプロジェクトを作るのではなく、外部からメンバーが参加することもあります。そして、その時集まったメンバーで、より事業を発展できるように行動してもらうにはどうすれば良いかと考えています。社員はもちろん、社外の業務委託の方も、一生付き合う気持ちで責任を持って仕事をしています。
なぜこのように考えているかというと、自分たちのノウハウだけを使って仕事をしていても成長はしていかないからです。外部やさまざまな商材やサービスを取り入れることで、新しい手法を学ぶことができます。また、「この人にしかできない仕事」というものは存在しないと思っているので、様々なやり方で吸収できるようにしています。
外部メンバーと関わって多くの情報を学んだ上で、社員が楽しいと思える仕事を自由にできる環境を提供しています。
なお、当社のテーマは社員にチャレンジしてもらう環境をつくることですが、大半の人はチャレンジするための行動を起こしていません。行動を起こさないのでもちろん結果も出てきませんよね。私自身もやりたいことがあって起業したわけではなく、何もない中で経験することでお客様が増えて、人脈が広がっていきました。営業力はそんなにある方ではありませんでしたが、行動力だけは誰にも負けていなかったと思います。仕事において行動をすることでプライベートも変わり、自分の世界が広がっていくと思っています。
今後の展望を教えてください
SAMURAI Baseの拠点を広げていきたいです。来年以降に他の海外拠点を増やしていきたいですね!もっと当たり前に「日本人が日本人を応援」できる世の中にしていきたいです。
最後に経営者として大切にしていることを教えてください
ひらめきを形にするために、すぐにアクションを起こすようにしています。人生楽しんだもの勝ちだと思っています。
投稿者プロフィール
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新入社員を含めたフレッシュなメンバーを中心に、出版サポートの傍らインタビューを行っております!
就活生に近い目線を持ちつつ様々な業種の方との交流を活かし、「社長に聞きたい」ポイントを深掘りしていきます。
代表者様のキャリアを通して、組織の魅力が伝わる記事を発信していけるよう、これからも一生懸命運営してまいります!
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