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モノック株式会社代表取締役 小澤一郎氏

今回は、モノック株式会社の代表取締役 小澤一郎(おざわ いちろう)氏のお話を伺ってきました。

しっかりと移り変わる時代を見据えながら、いつも新規事業に目を向け、常に成長し続けることをモットーにしている小澤氏。現在化粧品ブランドの立ち上げ支援をベースに行っており、将来に向けてブランド数を増やしたり、海外事業展開を考えたりと、今後も成長が楽しみな会社の1つでもあります。

「社長の履歴書」だけの特別なインタビューです。
ぜひご覧ください。

 

モノック株式会社会社概要

会社名称 モノック株式会社
代表者 代表取締役社長 小澤 一郎
設立 2011年10月11日
主な事業 D2Cブランド事業、コスメブランド事業、アパレルブランド事業、コスメメディア事業、ソフトウェア企画/開発/運営事業、デジタルマーケティング事業、動画制作事業、コンサルティング事業
社員数 20名(取材時)
会社所在地 〒150-0001

東京都渋谷区神宮前6-23-2 第25SYビル9F

会社HP https://monoc.inc/

 

聞き手:まずは、起業までの経緯を教えてください。

 

小澤さん:今から10年前に創業した会社で、今年で11期目になります。

私が大学在学中に立ち上げた会社です。

元々はパペルックという会社名でしたが、10周年を機にモノックに社名変更しました。

パペルックというのは、写真アプリの名前です。

 

 

聞き手:独立したきっかけは何ですか?

 

小澤さん:当時はパペルックというiPhoneの写真アプリの制作を行っており、業績がかなり伸びてきたので、それをきっかけに起業しました。

高校生の時はウェブサイト作成を行ったり、大学生の時はアプリに興味を持ったりと、携帯やスマホを媒体とするネットサービスに大変関心がありました。

このように学生時代から、インターネット系のサービスを提供する会社で働きたいという強い思いがあり、それが起業に結びついたのだと思います。

 

 

聞き手:モノック株式会社の事業内容について教えてください。

 

小澤さん:元々は先程申し上げましたように、アプリ制作を行っている会社でした。

パペルックというiPhoneアプリは最大2000万ダウンロードいただき、女性ユーザーが大半の人気のアプリでした。

しかし、年々インスタグラムやLINEなどの大手の他社競合が多くなり、マネタイズがよくないため、事業転換することにしました。

 

アプリは圧倒的に女性のユーザーが多かったので、7年前から化粧品のメディア事業を立ち上げることにしました。

その後、D2C STATIONという化粧品事業の立ち上げ支援事業に、さらにターゲットを絞ってシフトチェンジしました。

D2Cとは、Direct to consumer(ダイレクト トゥ コンシューマー)の略称になります。

 

最近のブランドの作り方は、卸売業者などの仲介業者を通さないで、消費者と直接取引するような事業形態が増えてきています。

 

弊社もこのようなD2Cという特徴的な形態を使いながら、商品企画、製造、物流、販売、プロモーションに至るまで、その事業のトータルコーディネートを行う事業を行っております。

現在、30社ほどの化粧品ブランドの立ち上げ支援を行っている状況です。

ウェブからが主ですが、広告を介してのお問い合せも多数いただいております。

 

 

聞き手:「モノック株式会社」ならではの特徴やサービスはありますか?

 

小澤さん:「化粧品事業を一から立ち上げたい」、「新規事業で化粧品部門を作りたい」といった企業様のご要望にお応えしています。

弊社がオールインワンパッケージで、化粧品ブランドに必要なノウハウ等を全面バックアップします。

 

全く知識がなくても、ノウハウがなくても大丈夫なのが弊社のサービスの特徴であり、魅力でもあります。

企画からマーケティングに至るまで、全て弊社がユーザー様と二人三脚で一緒に行っていきますので、安心してお任せいただけるサービスです。

 

 

聞き手:起業後、どのような苦労がありましたか?

 

小澤さん:今までいくつかの事業を事業転換していますので、事業転換をするタイミングは特に労力がいることだと思っています。

大体1~2年に1回は、新しい事業に切り替えを行っています。

 

社員数は20名程度の会社なので、新規事業は私が立ち上げるスタイルになっています。

新規事業に参入し、マネタイズができてくるまでには、それなりの時間がかかります。

やはり、どんな事業でもそうですが、軌道に乗るまでは本当に苦しいと毎回実感しています。

 

でもそういったことがある意味、会社の新陳代謝を促すことでもあり、新たなるチャレンジを積み重ねていくことが企業にとって大切なことであるとも考えております。

 

 

聞き手:事業が好転したターニングポイントは何ですか?

 

小澤さん:今までいくつも新規事業を立ち上げてきましたが、ここだけの話ですが、正直駄目になった事業もありました。

新規事業を立ち上げ、それに全力で取り組んでみて、その結果がどうなるかをしっかり分析、検証することが大切だと思っております。

 

元々アプリ制作から入って、少し落ち目になってきた時に、ターゲット層である女性のユーザーに引き続き自信を持って提供できるサービスが何かと考えた時にチャンスが巡ってきたのだと思います。

 

また、新規事業立ち上げにも労力がいりますし、それを辞めるにも勇気や労力が必要です。

常にこの2つは表裏一体であることを理解し、良い意味で見切りをつけて進んでいくことが重要だと考えております。

 

 

聞き手:今後の事業の展望や夢を教えてください。

 

小澤さん: 今現在は30ブランドぐらいですが、近い将来それを100ブランドに増やしていきたいです。

どんな有名な化粧品会社を見ても、短期間でブランド数を一気に増やしているような企業は見つかりません。

是非、弊社はそのパイオニアとなり、潮流に乗っていきたいと考えています。

 

こちらは少し時間がかかると思いますが、弊社が日本発のブランドとして、海外にも通用するようなグローバルブランド化を進めていきたいです。

お客様と一緒に化粧品ブランドの立ち上げを行う中で、マーケティングを行い、グローバルブランドのヒントとなるような部分を掴み、共に成長していけると良いと思います。

 

 

聞き手:最後に御社のPRをお願いします。

 

小澤さん:多くの経営者の方は、新規事業の立ち上げを常に検討されていると思います。

その中でも、私としてはD2Cブランドの立ち上げは、是非ご検討いただきたい材料の1つです。

 

ブランドのあり方やECサイトなどでの販売手法もかなり多様化しているので、是非D2C STATIONにお任せいただければと思います。

弊社のお客様のほとんどが、化粧品ブランドの新規事業立ち上げや参入が初めてな方ばかりです。

全く化粧品業界のことが分からなくても、しっかり立ち上げをサポートさせていただき、売上を作り、利益を上げるところまで全面的にバックアップ致します。

是非、一緒に事業ができればと思っております。

よろしくお願い致します。

 

 

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投稿者プロフィール

『社長の履歴書』編集部
『社長の履歴書』編集部
新入社員を含めたフレッシュなメンバーを中心に、出版サポートの傍らインタビューを行っております!

就活生に近い目線を持ちつつ様々な業種の方との交流を活かし、「社長に聞きたい」ポイントを深掘りしていきます。

代表者様のキャリアを通して、組織の魅力が伝わる記事を発信していけるよう、これからも一生懸命運営してまいります!