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溝の口駅前皮膚科院長 玉城有紀氏

 

今回は溝の口駅前皮膚科院長、玉城有紀氏にお話を伺ってきました。

「社長の履歴書」だけの特別なインタビューです。

ぜひご覧ください!

 

 

 

会社名称 溝の口駅前皮膚科
代表者 玉城有紀
設立 平成26年
主な事業 皮膚科
社員数 26名(取材時)
会社所在地 神奈川県川崎市高津区溝口2-9-12

マルヒロビル6-2F

会社HP https://ekimae-hifuka.net/

https://grasty.shop/

 

 

 

事業内容を教えてください

当院は美容ではなく、一般の患者さんや子供を対象とした皮膚科です。私が34歳の時、2014年に溝の口駅前皮膚科を立ち上げました。それから2019年に自由が丘ファミリー皮膚科、2020年に二子玉ファミリー皮膚科を開院しました。

 

 

学生時代に何か打ち込んだことはありますか?

部活でゴルフ部のキャプテンを務めていました。大学時代からゴルフを始めたのは、父がせっかく医学部に入ったんだったら上の繋がり、下の繋がりを求めて文化系ではなくて何かスポーツ系の部活に入ったらどうかと言ってくれたのがきっかけです。周りの方はとても上手でしたが、本当にポンコツで練習しても練習しても全然上手くなりませんでしたね。おそらくスコアに対する情熱が足りなかったからだと思います。今もゴルフを続けていて、開業医の先生方とラウンドしています。当時は今のゴルフ女子とは違って、可愛いゴルフウエアもなくチノパンにユニクロのポロシャツを着ていました。

 

医者を目指されたのは、お父様の影響が強いのでしょうか?

そうですね。身近にあった職業でしたが、実際に医者になって初めて父親のすごさが分かりました。

医者は国家試験を通ってすぐに専門の科目を選べるわけではなく、2年間は内科、小児科、救命救急、産婦人科等、全ての科をローテーションした後に専門を決めます。皮膚科で勤務した際に、患者さんが良くなっていくところを目に見て実感できるところに感動し、皮膚科医になることを決めました。

 

最初から独立を視野に入れていたのでしょうか?

医者になった当初は独立を考えていませんでしたが、丁度専門医を取った時に妊娠をしていて、出産を機に市民病院を退職しました。その後、皮膚科医の仕事は続けていましたが、バイトでの勤務だとなんとなく責任がない仕事をしている気がして、もっと責任を持って仕事をしていきたいと考えたのが開業したいと思ったきっかけです。

 

クリニックを開業するにあたって苦労したことはありますか?

特に大きなトラブルは今までなく粛々と経営をしてきました。ただ、スタッフさんやドクターが退職するときは悲しかったですね。スタッフやドクターも事情がありますが、患者さんに安心して通院していただくために、クリニックの正社員の定着率は見ていかないといけないと思っていました。

そのためにもスタッフの自立は心がけています。大きなトラブルがあれば私に報告が来るようにはなっていますが、スタッフにはしっかりと責任を持って仕事をしていただくようにお願いしています。

私は医者としての仕事しかできませんが、スタッフの皆さんは私ができない様々な業務を全部こなしてくださるので、とても尊敬しています。特に、診察以外の患者さんとのやり取りや、細やかな作業を担ってくれているのでとても感謝しています。クリニックが成り立っているのはスタッフの方がいてこそです。

 

現在3つのクリニックを経営されていますが、クリニックを設立するときに大切にしていることはありますか?

立地に関しては全て自分で足を運んで、自分で決めています。駅から近いことが私にとっても通勤のメリットですし、スタッフさん、患者さん、勤務いただくドクターの方も、電車通勤の方ばかりなので皆さんが通いやすいところを選んでいます。

内装もこだわっていて皆さんがほっこりするようなクリニックにしたいと思っています。病院は行きたくて行く場所ではないので、殺伐としている空間よりもちょっとでも心が華やぐクリニックにしています。

 

最近、白衣会社「grastyを立ち上げられたとのことですが、会社を作ったきっかけについて教えてください

病院勤務になると同じ白衣ばかりで、可愛い白衣がないことを不満に思っていました。ゴルフウエアが進化したように、いつか時代が変わってお医者さんが華やかな白衣を着ることで仕事に対するモチベーションが上がったら良いなと思い、会社を立ち上げました。「こんな白衣があったら嬉しいな」という気持ちでデザインも全て自分で行いました。

 

grastyを立ち上げて苦労されたことはありますか?

白衣会社は会社を作るのに1年という長い時間がかかりました。初めに自前の白衣にデコレーションをしたサンプル品をメーカーに持っていきましたが、どの会社にも難しいと言われ断られていました。何社も断られてもう無理かなと思った頃に、1社受けてくださる会社を見つけて夢を形にすることができました。そこから白衣1着が完成するまでに2~3ヶ月ほどかかり、完成しては次の白衣を作っていく作業を繰り返してようやく10着の白衣が出来上がりました。この白衣は私にとって子供のようで、開業するより大変でした。

 

今後の展望について教えてください

クリニックは地域に根ざした一般皮膚科ですので、待ち時間を少なくし、より多くの患者様を診察できると良いですね。皮膚科は多くの患者様を診察しなければいけないので、1人ひとりの患者様に時間を割くことがなかなか難しいですが、流れ作業にせずしっかりと患者さんに向き合っていきたいです。そのためにももっと1人ひとりの患者さんの話を伺えるような体制を整えていきたいです。

また、開業したときは一般皮膚科で美容をやっていませんでしたが、ニキビで悩んでいる患者様がかなり多いのが現状です。ニキビの患者様はニキビを治すと、治った後の色が気になるとおっしゃっているので、ニキビが治ったその先まで手を伸ばせるようにしていきたくなり、分院の二子玉川ファミリー皮ふ科・自由が丘ファミリー皮ふ科ではピーリング・ダーマペンなどを取り入れております。今後も良い治療があればどんどん取り入れていきたいなと思います。

grastyは最近販売開始したばかりなので、これからはもっと認知を広げていきたいです。女医さんだけでなく研修医の方や理系の女性の方、研究職の方、薬剤師などに華やかな気持ちを持ってお仕事ができるように、商品を提供していきたいです。

 

最近保育士の免許を取得されたそうですが将来的に何かされたいことがありますか?

子供が好きなので、保育の仕事をしてみたいという気持ちがあります。また女性のドクターは子供を産んだ後に子供を預ける場所がないんですよね。当院でも働きたいっておっしゃってくださるドクターの方が、お子さんの預け先がないから働けないっておっしゃるので、ドクターのための保育の事業もやってみたいですね。自由が丘・二子玉川の医院長はお子さんのいる女性ドクターです。これからも女性が働きやすい職場を作っていきたいですね。

 

おすすめの本はありますか?

2022年10月頃に中外医学社から『女医玉城の非常識なクリニック運営』という本を出します。女医は開業している方が多いですが基本的に1店鋪で、他店舗展開している方はあまりいません。他の女医さんから「どうやってやっているの?」と聞かれることが多いので、プライベートもちゃんと持ちながら仕事もして趣味も充実する方法を紹介しています。

女医さんの中には勇気がなくて開業ができないと思っている方がいますが、自分の城を持って経営することで、大変なことではあるかもしれないけれどもやり遂げれば多くの得られるものがあります。

女医さんは多彩で色々な能力を持っていると思うので、ぜひその力を発揮してほしいです!

 

 

投稿者プロフィール

『社長の履歴書』編集部
『社長の履歴書』編集部
新入社員を含めたフレッシュなメンバーを中心に、出版サポートの傍らインタビューを行っております!

就活生に近い目線を持ちつつ様々な業種の方との交流を活かし、「社長に聞きたい」ポイントを深掘りしていきます。

代表者様のキャリアを通して、組織の魅力が伝わる記事を発信していけるよう、これからも一生懸命運営してまいります!