今回は株式会社エッジコネクション代表、大村康雄氏にお話を伺ってきました。
「社長の履歴書」だけの特別なインタビューです。
ぜひご覧ください!
会社名称 | 株式会社エッジコネクション |
代表者 | 大村康雄 |
設立 | 2003年12月 |
主な事業 |
1.マーケティングコンサルティング事業
2.営業コンサルティング事業
3.経営コンサルティング事業
4.営業研修事業
5.人材紹介事業
6.海外企業の日本進出支援事業
7.M&A仲介事業
8.資金調達支援事業
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社員数 | 60名(取材時) |
会社所在地 | 東京都品川区西五反田1-11-1 AIOS五反田駅前3F |
会社HP | http://www.edge-connection.co.jp/ |
事業内容を教えてください
当社は営業支援が創業事業ということもあり、営業マーケティング総合サポート企業と謳っています。営業に関わる困りごとを総合的に解決する仕事です。例えば営業のやり方がわからない、営業戦略の書き方がわからない、営業の研修をしてほしい、営業部を作ってほしい、営業部の実績を上げてほしい、商談に付き添ってほしいなどのお困りごとをサポートしています。
ただ、最近になって事業課題総合サポート企業に変更しました。中小企業やベンチャー企業だと社長が営業の先頭立っているケースあり、多くの会社の社長と話しながら営業について指導していった結果、経営全般のコンサルができるようになって事業課題を解決できるノウハウが、実は身についていることに気付いたためです。
人事関係や資金調達のサポートもできますので、事業にまつわる課題をちょっとでも感じたらとりあえず当社に連絡していただきたいです。
学生時代の思い出を教えてください
中学はサッカーをひたすらやっていました。高校は帰宅部になってひたすら勉強しましたね。大学では外国人の友達ができて英語ができるようになり、みんなで飲みに行っていました。
どのように外国人コミュニティに入られたのでしょうか?
学園祭シーズンで友達と渋谷で飲んでいた時に外国人のブレット(海外案件アドバイザー(創業者) ブレット・ユール氏)に会ったのがきっかけです。
飲み会で一気飲みやコールをしていた時に隣から「一気にお酒を飲んで大丈夫なのか?」と聞かれました。その時私は英語が得意ではありませんでしたが「あれは日本の文化だから大丈夫!」と答え、そこから英語で少しずつ喋っていきブレットと連絡先を交換しました。後日、ブレットに連絡すると「今まで酔っ払って日本人と連絡先を交換したけれど本当に連絡してきたのは初めてだ、面白いやつだ」と言われて外国人コミュニティに誘われました。外国人コミュニティに行ってみると日本人とイギリス人のハーフや日本語もそれなりにできる人がいて、分からない時は助けてくれました。参加をしていたら自然と英語ができるようになっていましたね。
楽しい大学生活ですね! 他にも何かエピソードはありますか?
学生時代に有限会社ネクストサービスサプライヤーという会社を立ち上げました。日本人の友達と「起業するのって面白そうだよね」と会話していたことを後日ブレットに話すと、実はブレットはかなりのエリートでオックスフォード大学卒のMBAホルダーだということが分かり、一緒に起業をしました。事業はうまくはいきませんでしたが、とても楽しかったです。
大学卒業後の進路を教えてください
就職活動では自分の性格的に日本企業は合わないだろうと思って外資系を受けていました。現在はSMBC信託銀行ですが、当時はシティバンクというアメリカの銀行で、内定をいただき就職を決めました。内定者時代は同期メンバーと親睦を深めるイベントをよく企画をしていました。リーダー的な存在になれたのは良かったなと思います。ただ、一緒に企画していた仲間と「今イベントを企画してるのに、俺たち仕事できなかったらマジ寒いよね」とよく話しており、それが就職後のモチベーションにもなりました。
就職してからはどのように過ごされたのでしょうか?
目標を達成したらみんなで飲みに行くのを楽しみにして、チームワークで営業していましたね。実力主義の会社だと個人プレーに走りがちになりますが、仲の良い同期と一緒に、みんなで目標を達成した方が面白いよねという雰囲気を作っていました。
そこからなぜ起業されたのでしょうか?
シティバンクに入社しましたが、大学時代の起業が忘れられなかったからです。大学時代はうまくいきませんでしたが、社会人時代に学んだリーダーシップを元に同期と起業すればうまくいくのではないか?と考え始めました。そこから仲間に声をかけていき、自分達に何ができるか考えた時に「英語ができること」「営業成績が良いメンバーが集まっている」という2点から専門商社と一緒に海外で面白い商品を買付、その後の日本国内での販売も支援するビジネスをやろうと決めました。起業前に一緒にビジネスをしようと声をかけていた専門商社がいたのですが、実際に起業してみるとどの会社も発注してくれませんでした。しかし、すでに起業していたため、自分たちには営業しかスキルがないと腹を括り、今の営業支援の形に落ち着きました。
起業されてから大変だったことはありますか?
8年前にオールリセットのような出来事が起きました。4人で創業したのですが、最後の1人が辞めたタイミングの引き継ぎがうまくいかず、社員に不安を与えてしまいました。その結果10人いた社員が半年で5人になってしまいました。そこから再スタートをして今に至ります。
大変な時期からの学びはありますか?
社員への説明を細やかにする大切さを知りました。また、信頼して仕事を任せることは大事だとは思いますが、丸投げのようになり、全く自分ではわからないという状況を作ってはだめだと思いました。今では、仕事は任せつつも、自分がその業務をやらねばならなくなった時にどう動かすのかというメージを頭の中に常に持っておくようにしています。
他に仕事において大切にされていることはありますか?
仕事はゲーム感覚で楽しく取り組み、長時間労働でなく短い時間で成果を上げるのが一番です。シティバンク時代は残業の取り締まりが厳しくて、残業は月30時間までに設定されていました。長く働くと効率はどんどん落ちると思います。長くやるよりも楽しく短い時間で仕事をする大切さを広げていきたいです。自分自身ではタスク管理徹底してゲーム感覚で仕事を終わらせていきます。会社では会議が少ないのが当社の特徴です。会議によっては、話し合って良いものができていくのではなく、色んな人の意見を取り入れていったがために、逆につまらない結論になっていくこともあります。よって、当社では話し合うべきところと担当者が責任を持って自ら決断するところを明確に分けています。これにより、無駄な会議が少なくなり、長時間労働の抑制にもつながっていると思います。
今後の展望を教えてください
当社の拠点が宮崎・福岡・東京にあり、小都市・中都市・大都市に基盤を持っています。また、拠点ごとに違う仕事をしているのではなく、すべての拠点で同じ仕事ができるのでライフスタイルに合わせて拠点を変更できるようになっています。人生のライフプランに合わせた環境を提供できるわけです。このような働く環境を提供できることで、採用力が向上されると思います。採用ができると様々なスキルを持った人が集まってくるはずなので、営業マーケティングだけじゃなくて人材系のサポート、お金関係のサポートなど会社としてできることを広げていきたいですね。
他の経営者の方におすすめする本はありますか?
アレックス・ロビラさん著書の『Good Luck』です。目の前で起こる出来事の捉え方を変えることでエンディングの結果が逆になるという内容です。この本を読むとマインドの持ち方は非常に重要だと感じることができます。
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投稿者プロフィール
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新入社員を含めたフレッシュなメンバーを中心に、出版サポートの傍らインタビューを行っております!
就活生に近い目線を持ちつつ様々な業種の方との交流を活かし、「社長に聞きたい」ポイントを深掘りしていきます。
代表者様のキャリアを通して、組織の魅力が伝わる記事を発信していけるよう、これからも一生懸命運営してまいります!
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