今回は株式会社MAKERS代表、林慧亮氏にお話を伺ってきました。
「社長の履歴書」だけの特別なインタビューです。
ぜひご覧ください！
| 会社名称 | 株式会社MAKERS |
| 代表者 | 林慧亮 |
| 設立 | 2018年 |
| 主な事業 | フィットネス&ケアブランド「uFit」の運営、販売。 |
| 社員数 | 18名（取材時） |
| 会社所在地 | 東京都渋谷区神南1-5-7 APPLE OHMI5階 |
| 会社HP | https://ufit.co.jp/ |
事業内容を教えてください
株式会社MAKERSでは、スポーツやフィットネスで使うセルフケア、ボディケア機器ブランド「uFit」の企画から開発、販売まで一貫して行なっています。uFitというブランド名には「一人ひとりに（you）適した（fit）方法で健康に貢献したい」という想いが込められており、トップアスリートの方からジムで日常的に運動をされる方、一般の方まで使える高品質な製品を作っています。
uFitの製品は全て自社開発商品なので、お客様の声を吸い上げて商品に反映しやすいことが強みの1つです。本気で家族に勧めたい商品だけを販売するというMISSIONのもと制作をしています。
提携している20以上のスポーツチームや500名以上のアスリートの方に実際に試作品を使っていただいて、何度もフィードバックをいただき改善を重ねてから完成しますが、販売後もお客様の声を元に改善を繰り返すことで高品質を保っています。
uFitではどのような製品を販売していますか？
サプリメントやスポーツに使用する器具など健康に関する製品を販売しています。特に今おすすめしたい製品は、「持ち運べる整体師」をテーマにした筋膜リリースガン「 uFit RELEASER」です。肉体はケアしないと徐々に衰えていきますが、多くの方は忙しくてなかなか整体やマッサージに行くことができません。そこで、ご自宅でuFit RELEASERを使っていただければ、手軽に筋肉をリフレッシュさせることが可能です。好きなときに好きなだけコリをほぐすことができますので、タイパ・コスパを重視される方にもおすすめです。
ぜひ、お試しください！URL：https://ufit.co.jp/collections/product
MAKERSの強みを教えてください
元々私がWeb集客の仕事をしていたので、Webでいかにお客様と接点を持つかという、Webでモノを売るノウハウを持っていることが強みになっています。もちろん、中心メンバーには製造関係出身者がいるので、良いものを作るノウハウもあります。メーカーの中には、商品開発に特化している一方、販売やマーケティングが苦手な会社もありますが、開発、販売とどちらのノウハウも持っているところがMAKERSの強みです。
林社長はYoutubeにも力をいれていらっしゃいますよね？ チャンネルのご紹介をお願いいたします！
「林慧亮 / uFit代表」というチャンネルで皆さんに健康をお届けするため、動画投稿活動を行なっています！
最初は自社製品を紹介したいと始めたYouTubeですが、気が付けばチャンネル登録者数33万人（2024年8月）と多くの方が登録してくださっています。トレーニングやダイエット、プロテイン紹介など様々なコンテンツを配信していますので、ぜひご覧ください！
チャンネル登録はこちらから
URL：https://www.youtube.com/channel/UCk769Z_Mwz_TYiHLmgA247g
林社長の学生時代の思い出を教えてください
バスケットボールに熱中しながらも、脳科学者になることを夢みて学校の勉強をしっかりしながら、科学の本を読み漁っていました。中学生のときに雑誌「ニュートン」を読んだことが、脳の仕組みに興味を持ったきっかけです。
また、高校生の頃にアメリカへ1年間留学をしたのですが、その際、自分の視野が広がる経験をしました。アメリカではアジア人が私1人の環境で、英語がそこまでペラペラでもなかったので、コミュニケーションが取れず大変な思いをしました。調和に重きを置く日本にいたら絶対に味わえない阻害された環境に身を置いたことで、ものの見方が大きく変わりました。
学生時代から社長になりたいと思っていましたか？
そうですね。大学生の頃、IT系の会社でアルバイトをしたのですが、社長が楽しそうに働いているのを見て、社長の道を歩むのも良いなと思っていました。
健康に関する事業に関心を持ったのはいつ頃からでしょうか？
まず、健康に対して意識をするようになったのは高校生の頃です。私が高校2年生の終わりに父が交通事故で半身不随になりました。その際、「体が基盤」という言葉への意識が変わり、体の健康は生きる上での基礎になることを実感しました。そして大学生の時にひょんなことから「バスケットボールクラブのオーナーになりたい」という目標ができました。昔はBリーグもなく、プロバスケットボール選手になることを諦めていましたが、何かで関わることができないかと模索していました。そして、オーナーになるためには、お金を持って、社会的に意義のある仕事をしなければいけないと考え学生起業をしました。
学生起業は軌道に乗るのでしょうか？
起業したものの軌道に乗せることが出来ず、就職活動をせざる得ない状況になりました。就職活動中は社長直下で新規事業立ち上げを学べる会社を探しており、Web系の会社に入社しました。入社後はデータ解析のシステムを使ったコンサル事業の立ち上げや、大手企業のSNSアカウントをゼロから作って運用していました。この経験が今のYouTube活動に役立っています。
独立のきっかけはありますか？
独立のアイディアを思いつき、勤め先の社長に「独立か副業かどっちにしようか悩んでいる」と伝えました。すると社長から「中途半端ではなく、本気で取り組んでほしい、もし失敗したら帰ってくれば良いよ」と私にセイフティネットを示してくれました。私はこの言葉のおかげで安心して起業への一歩を踏み出すことができました。独立後は前職の経験を活かしてWeb集客事業から始めました。別の事業アイディアはありましたが、まずは会社を安定させるため、お金を稼げる事業からスタートさせました。
uFitをつくるきっかけについて教えてください
自分がやりたいこと・できること・求められていることを追求した結果、今の事業に行きつきました。健康器具を開発するにあたって調査をしましたが、なかなか良い製品を見つけることができませんでした。特に、世の中に数多くある健康器具が購入後あまり使われないこと、「売れて儲かればなんでもいい」という企業が散見されることに課題を感じ、uFitというブランドを創業しました。
私たちは製品を生み出す時には必ず「本当の健康」について考えています。世の中には「不健康でも筋肉さえ付いていれば良い」という考えの方もいらっしゃいますが、それは間違っていると思います。健康があるからこその人生だと思っています。
製品開発だけでなく、なぜ早い段階からYouTubeの活動も始めたのでしょうか？
製品を開発するまではどうしても時間がかかってしまうので、その間に登録者数を増やし、宣伝できればと思いYouTubeを始めました。TikTokや他のSNSに比べYouTubeは試聴時間が長く、クオリティの高い動画のコンテンツを上げていけばファンが付きます。そしてファンの方に商品を購入いただき口コミで良い評価をいただければ、集客につながると考えていました。
社長になってから大変だったことはありますか？
一緒に働く「人」の面では大変なことが多くありました。業績が下がったタイミングで社員が退職する時は精神的にきつかったです。
肉体的に大変だったことは、中国からできた製品を輸入した際、普通は運搬や手続きなど一括で業者に依頼しますが、先輩から「1回自分で経験してみろ」と言われたので、トラックの運転、荷積み、関税などの書類関係の手続きを全て経験したことです。フォークリフトを運転できなかったので、200箱すべてを１人でトラックに詰めて持ち帰りました。肉体的にはかなりハードな1日でしたが、物の流れを学ぶことができました。
どのような方を採用されているんですか？
「素直で良いヤツ」を採用のキャッチコピーにしています。自分だけが稼げれば良くて、自分さえよければ良いという人は、当社とはマッチングしないと思っています。利他の精神がある人を採りたいです。入社後も「先祖代表として恥じない行動しましょう」とスタッフには伝えていますし、代表である私も家族や友人に伝えて誇れる仕事をしたいと思っています。
現在もスタッフ募集中なので、興味のある方は是非ご応募ください！
URL：https://ufit.co.jp/pages/recruit
今後の展望を教えてください
皆さんの健康のお役に立ちたいので、多くの方に良い影響を与えるブランドに拡大していきたいです。製造量を増やして仕入れ価格を下げれば、お客様に還元できることも増えていくので、拡大を目指して頑張ります。
経営者におすすめの本はありますか？
まずは私の著書の『30日で体を変える 超効率的自重ワークアウトプログラム 』です。やはり健康を維持するためには体を動かす習慣をいかに身につけられるかが重要なので、30日は続けてほしいです。最初は辛いかもしれませんが、結果的に体が楽になり、仕事の効率を上げてプライベートも充実していきます。YouTubeチャンネルと一緒にぜひチャレンジしてみてください。
URL：https://www.youtube.com/channel/UCk769Z_Mwz_TYiHLmgA247g
他の著者の本でおすすめはサイゼリヤの創業者正垣泰彦さん著書『サイゼリヤ おいしいから売れるのではない 売れているのがおいしい料理だ』です。この書籍を読んで理念の大切さを改めて実感するとともに、理念があることで1人ひとりのお客様と向き合うことができると納得できました。
ぜひご覧ください！
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投稿者プロフィール
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新入社員を含めたフレッシュなメンバーを中心に、出版サポートの傍らインタビューを行っております！
就活生に近い目線を持ちつつ様々な業種の方との交流を活かし、「社長に聞きたい」ポイントを深掘りしていきます。
代表者様のキャリアを通して、組織の魅力が伝わる記事を発信していけるよう、これからも一生懸命運営してまいります！
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