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東広ハウジング株式会社代表 曽根 靖裕氏

 

今回は東広ハウジング株式会社代表、曽根 靖裕氏にお話を伺ってきました。

「社長の履歴書」だけの特別なインタビューです。

ぜひご覧ください!

 

 

会社名称 東広ハウジング株式会社
代表者 曽根 靖裕
設立 1988年11月
主な事業 賃貸アパート・マンション ・戸建ほか

賃貸事務所・店舗・駐車場ほか

売マンション ・売戸建 ・売地 ・売事務所・売店舗

投資用・その他 リゾート物件

事業内容/賃貸管理・賃貸仲介・不動産売買及び仲介

社員数 8名(取材時)
会社所在地 〒150-0011  渋谷区東1丁目27-2
会社HP https://tokohousing.com/

 

 

現在の事業内容を教えてください

渋谷を中心とした不動産の賃貸物件の管理、借り上げ、仲介を行なっている賃貸事業部と、東京都エリアの不動産売買や企画開発をメイン事業にしています。

他には発電事業部門もあり、上海に子会社を持っています。

 

学生時代に熱中したことはありますか?

私は平凡な学生生活ではなくとても大変でした。性格的に集中して1つのことに熱中するより、様々なことに興味を持つタイプだったので中退したり、復学したり、留学したりしていました。ロサンゼルスに滞在した際はラスベガスまで運転するなど色々なことを経験しました。海外に滞在して世界中の方と友達になれたことが財産ですね。育つ環境が違うと性格が変わるということが勉強になりましたし、自身の語学力も伸びました。日本の外に出たことによって成長ができ、とても良い経験をしたと思います。

その後家業を手伝うため、日本に帰国しました。

 

アメリカ帰国後は家業を継がれるのでしょうか?

家業は東広商事と言って来年で50年になる歴史ある会社です。現在は東広ハウジング株式会社が吸収合併しました。私が小学生の時に父が地元の渋谷区東で不動産賃貸管理会社を始めました。

アメリカからの帰国後は東広商事で働き、22歳から不動産売買取引業として独立したので2022年で社長業が34年になりました。小さい頃から家業の様子を見てきていたので、仕事をするなら上を目指したいという気持ちから起業を考えていました。

 

一番大変だったことを教えてください

20年ほど前になりますが、不動産業と建設業の2つの事業で業績を上げていた中、建設業の柱として行っていた発電設備工事部門で大変なことがありました。

それは工事発注先である東証一部上場の大手電機メーカー系会社の子会社が計画倒産したことですね。

年末に民事再生手続き申請された為、数億円の不渡手形が残り、全国各地の下請け工事会社に支払う工事代金を含めとんでもない負債を抱えなければならなくなりました。

普通の会社だと連鎖倒産していくのですが、保有していた不動産を売却するなどし、なんとか持ち堪えました。

 

34年間の社長業の苦難をどのように乗り越えてこられたのでしょうか?

運だけで乗り越えてきたと思います。周りの方からも「運が強いよね」と言われます。ちなみに、運気を上げるために毎年元旦の早朝に箱根神社へ初詣に行き、芦ノ湖から初日の出を拝んでいます。

私は「靖裕」という神社に由来する名前です。母方の実家が神社でして、神主のお爺さんが名付けてくれたそうです。

 

また「笑う門には福が来る」ということを信条にしていて、常に笑顔でいることを心がけています。

私は盛り上げ役で、みんなをよく笑わせていますね。一昨日は友人とゴルフに行きましたが、自分がショットしていないときは、ずっとしゃべってばかりいました。メチャクチャ暑い日だったので、「午前のハーフが終わったら帰る!」と言ったら、キャディさんに「帰らないで!」と言われるくらい盛り上がりました。その場を楽しくさせることで良い人間関係が築けますし、家族ぐるみでどんどん仲良くなることができます。だからこそ困ったときにも色々な人に助けてもらうことができました。やはり何歳になっても人との出会いが大切です。

 

経営する上で大事なことはありますか?

「社長の履歴書」のインタビューを受けてきた社長さん方にも同じ答えを出した方が多いと思いますが、私は「ポジティブ」でいることを心がけています。基本的にネガティブな方は経営に向いていません。ネガティブシンキングで守りを大事にする方も中にはいらっしゃいますが、基本的に経営者にはポジティブな人が多いです。

 

上海でお仕事をされている経緯について教えてください

民事再生手続きによる被害の後、知人に誘われて上海へ旅行に行ったのですが、上海の未来(とてつもないエネルギーとパワー)を感じ、その場で部屋を借りました。

私は旅行先で馴染むことができるという特技があるので、行き当たりばったりで上海の仕事を始めました。普通の人は日本人街に部屋を借りますが、私はあえてローカルな場所の部屋を探しました。なぜなら、日本人と過ごしていても良い情報は入ってこないと思ったからです。

1日半かけて様々な物件を見て、日本人なのに交渉して値切りましたね(笑)

その後、その場所が驚くほど値上がりしました。

また、上海でも素晴らしい出会いに恵まれました。上海市政府の偉い方にとても気に入っていただき、仕事でも大変お世話になり、当時私は何度目かの独身だったのですが、今現在の奥さんとのご縁をいただきました。

 

不動産の仕事をしていて一番楽しいことは何ですか?

ワクワクすることですね。今までの話しで分かるかと思いますが、私は思い立ったが吉日じゃありませんがギャンブラー的なところがあります。だからこそ不動産の仕事はいろいろな種類の仕事があるので向いていると思います。難しい仕事をクリアしていくのも楽しいですし、大事に育ててきた仕事や社員が成功した時も嬉しいです。振り返ると不動産の仕事は天職なのかも知れません!

 

天職に出会えるのは素晴らしいですね

そもそもポジティブなので私は何でも楽しめるタイプです。仕事をしていると様々な人と出会うことができます。また難しいことが起きても、やり遂げるために考え尽くすことができます。皆さん知恵の輪や難しいゲームをすると熱中することがあると思います。そのような感じで私は仕事に打ち込んできました。

 

現在求人を募集されていらっしゃいますが、どのような方と一緒に働きたいですか?

現在、経理部門、営業部門を募集しています。また、SNSでの情報発信もお任せしたいと考えています。

仕事は覚えていけばいいので、不動産未経験者でも全く問題ございません。

一緒に働きたい人物像についてですが、皆さん個性をお持ちですので、よほど独特な方でなければそこで判断はしておりません。

皆さんのご応募をお待ちしております!

 

今後の展望について教えてください

これは今も大切にしていることなのですが、弊社は「渋谷」にこだわっています。

徐々に先代から変わって、お客さんも増えてきていますが、やはり不動産は地域に密着した仕事です。物件を管理させていただいているオーナーさん、うちを贔屓にしてくださっているお客さんだけでなく、一般の渋谷に住みたいと考えているお客さんにも引き続き応えられるような仕事をし続けていきたいと思っています。

そのためにも、これからはもっと多くの方に知っていただけるようにならなければいけないな、と感じています。

 

 

投稿者プロフィール

『社長の履歴書』編集部
『社長の履歴書』編集部
新入社員を含めたフレッシュなメンバーを中心に、出版サポートの傍らインタビューを行っております!

就活生に近い目線を持ちつつ様々な業種の方との交流を活かし、「社長に聞きたい」ポイントを深掘りしていきます。

代表者様のキャリアを通して、組織の魅力が伝わる記事を発信していけるよう、これからも一生懸命運営してまいります!