今回は株式会社リアルインベント代表、村岡 佑紀氏にお話を伺ってきました。
「社長の履歴書」だけの特別なインタビューです。
ぜひご覧ください!
会社名称 | 株式会社リアルインベント |
代表者 | 村岡 佑紀 |
設立 | 2014年6月 |
主な事業 | SES事業 |
社員数 | 従業員数 40名 (正社員 2024年4月現在) |
会社所在地 | 東京都荒川区東日暮里5-48-2 第一ビル9階
【支社】青森県十和田市西三番町1-8 |
会社HP | https://realinvent.co.jp/ |
事業内容を教えてください
株式会社リアルインベントでは、ITインテグレーションサービスを提供しています。ITインテグレーションサービスとは、企業に対して情報システムを納入し、システム運用のサポートを行うことです。
システムの基盤となるインフラ部分を、コンサルティングから構築・運用・保守までをトータルコーディネートすることで、局所的に問題があるフェースや仕様変更なども、柔軟に対応しております。
その他、WEBシステムやWEB制作なども行っております。
また、自社開発も行なっており、インフラから開発まで一気通貫で支援ができる、スキルを持った経験豊富なエンジニアが揃っています。コミュニケーション能力が高い人材が集まっているのも特徴の1つです。
現在は、DXを進めることで日本の地方を守りたいという想いから、地方創生に力を入れています。青森に支社もあり、地方のDX推進だけでなく、地方出身(在住)の社員を増やし、全国どこにいても東京と同じレベルの仕事ができる形を作っています。
何かお困りごとがあればスポット対応でもフルサポートでもお手伝いできますので、お気軽にご連絡ください。
URL:https://realinvent.co.jp/contact/
学生時代に打ち込んだことはありますか?
学生時代はバンド活動に一番力を入れていましたね。ですが、バンドをやるのは20歳までと決めていました。工業系の高校を卒業した後、情報系の専門学校に進学しました。そして、興味のあったベンチャー系のIT(情報技術)企業に就職しました。
学生時代に起業したいと思ったことはなく、働き始めてから意識するようになりました。
就職してからはどのようなことを学んだのでしょうか?
社会人になった当初はただ何となく働いていたように思います。明確に仕事を通して「こうなりたい!」という目標はなかったですね。ですが、素晴らしい上司と出会い、「仕事が嫌なのはわかる。だからこそ、効率よくやれ」とアドバイスをいただいたことから、仕事への取り組み方が変わり、社会人として成長できました。
また、様々な会社へSEとして派遣されたことで、企業ごとの考え方について学ぶことができました。そして勤めていた会社の社長が20代半ばで起業していたことや、社内に起業斡旋制度があったことから、私もいつか自分で会社をやってみたいという気持ちが芽生えました。
しかし、熱意はあったものの、経営についての知識がなく、具体的にどうすれば良いのか分からなかったです。
そして、順調に昇進を重ね、課長になった際にマネジメント業務が発生したことで、より起業について真剣に考えるようになっていきました。一緒に働いていたメンバーが、「効率良く仕事ができる、風通しの良い会社にしたい」という思いに賛同をしてくれたことや、自分で独立した方がもっと好きに仕事ができるのではないかと考え、創業メンバーと一緒に株式会社リアルインベントを立ち上げました。
経営者の仕事の中で大変だったことはありますか?
創業時は大変でしたね。
当初からスキルがあり、経験豊富なエンジニアが揃っていましたが、いかに市場価値を維持したままビジネスをするか、という部分に苦労しました。
創業したばかりの会社だと単価の安い仕事が多くなってしまいますが、私は決してエンジニアを安売りしたくなかったので、どのように伝えればお客様に価値を理解していただけるかを考えて行動していました。
案件を獲得する工夫は、どのようにされたのでしょうか?
通常、エンジニアを紹介するときにスキルシートという経歴書を出して営業をするのですが、それを工夫しました。そのエンジニアは何ができるのか、どんな人柄なのかをしっかりと分かりやすく明記することで、お客様に価値を理解していただくことに繋がりました。とにかく、地道な泥臭い営業活動をしていました。
経営者として日々気をつけていること、心がけていることはありますか?
経営をする上で気をつけているのは、社員に対して、何でも相談に乗ることです。アドバイスできることがあれば積極的にコミュニケーションをとり、改善しています。特に話を聞く姿勢は大切にしていますね。
またリアルイベントでは「創造的価値の提供」を特に大事にしており、日々新しく大きな目標に取り組んでいます。それを実現するためにも社員一人ひとりの声をボトムアップし、望めば着実にスキルアップすることができる環境を整えています。創業当時に思っていた「風通しの良い会社」「自由で楽しい会社」となるよう、努力しています。
エンジニアとして必要なスキルは何ですか?
私は人間としてしっかりしていれば、現状のスキルが低くても今後成長が期待できると考え、採用しています。なぜなら、技術よりもコミュニケーションスキルがある方が社員同士の関係性が良く、お客様との案件も進めやすいからです。弊社は「興味のある分野で多くの経験を積みたい」「勉強したことを仕事に活かしたい」と考えている方にとっては最適な職場だと思います。業界経験を必須条件としていませんが、何よりもその人がエンジニアとして何を目指しているか、という部分を重視し、学ぶ意欲があるか、努力を続けることができるかを判断基準としています。
現在、WEB開発エンジニア、インフラエンジニア、プロジェクトマネージャー候補を募集中です。
ご興味のある方は下記URLよりご連絡ください。
今後の展望を教えてください
当社は地方出身者も多いため、全社員の地元に会社を作ることを目指しています。東京本社から各地方支社に情報を届けられる会社にしていきたいですね! もちろん、私の生まれ故郷の青森県十和田市でも活動をしていきたいです。青森県にはほとんどIT企業がなく、もっと青森県民がITに触れるような機会を作っていきたいと考えています。青森では観光に力をいれていますが、IT・DXに目を向ければもっと青森県が変わるのではないでしょうか? 地元に貢献するためにも、まずは他の地域で実績を作っていきます!
経営者におすすめの本はありますか?
尾田栄一郎さん著書の漫画『ONE PIECE』ですね。クルーが増えるエピソードは毎回感動して泣いてしまいます。仲間への考え方を学ぶことができると思っています!
また私の著書『地方で稼ぐ! ITエンジニアのすすめ』も興味があれば読んでほしいです。大きく3つのパートに分かれており、①私の経歴②エンジニアの種類③各業種の仕事内容に向いている人の特徴という分け方で書いています。経営者の方が読むと、エンジニアの特性が理解できて、採用基準を設けることもできます。「エンジニアを採用したい!」という企業様から話を聞くと、エンジニア像があまり明確ではない方が大半です。本書を読めばエンジニアに対する解像度を上げることができると思います。
ぜひご覧ください!
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投稿者プロフィール
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新入社員を含めたフレッシュなメンバーを中心に、出版サポートの傍らインタビューを行っております!
就活生に近い目線を持ちつつ様々な業種の方との交流を活かし、「社長に聞きたい」ポイントを深掘りしていきます。
代表者様のキャリアを通して、組織の魅力が伝わる記事を発信していけるよう、これからも一生懸命運営してまいります!
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