今回はKvasir Works株式会社代表、鶴田一朗氏にお話を伺ってきました。
「社長の履歴書」だけの特別なインタビューです。
ぜひご覧ください!
会社名称 | Kvasir Works株式会社 (クヴァシルワークス) |
代表者 | 鶴田一朗 |
設立 | 2023年2月 |
主な事業 | SNS運用代行及びコンサルティング事業、教育事業
インフルエンサーマーケティング事業、ウェブサイト |
社員数 | 45名(業務委託・アルバイト含む 取材時) |
会社所在地 | 東京都墨田区文花1丁目18−13 |
会社HP | https://kvasirworks.studio.site/ |
事業内容を教えてください
Kvasir Works株式会社はZ世代に特化した総合マーケティングエージェンシーとして、主にSNS運用代行事業と広告代理店事業を行っています。
現在4つの事業を展開していますが、特に「Kvasie Movie Studio」と「Kvsir Instagram Studio」に力を入れております。
Kvasie Movie Studioは膨大なデータと高品質FMTの掛け合わせでコスパが高いサービスで、Kvsir Instagram Studioは独自のIEO理論をもとにしたシステム提供によって運用を最適化するサービスです。
当社はSNSを活用した、Z世代に特化した総合マーケティングを得意としており、なかでも採用や美容関係は確実に高い成果を出せると自負しております。
創業以来、常にターゲットに刺さるクリエイティブを作成し、クライアントに寄り添った支援を心掛けてきました。そして、結果にこだわることを社員全員が意識し、成果報酬型で各サービスを展開しております。
昨年から始めた広告代理店事業もクライアントから好評を得ていますので、興味がある方はぜひご連絡ください!
https://kvasirworks.studio.site/
※コーポレートサイトはスマートフォンでの閲覧がおすすめです
ここからは鶴田社長のことをお聞かせください。どのような子どもでしたか?
私はアウトドアもインドアも好きな好奇心旺盛な子どもでした。バスケ、バレーボール、サッカーなどに取り組んでいましたね。またマインクラフトや荒野行動などのゲームも流行っていたので、友人たちと遊んでいました。子どもの頃の将来の夢はサッカー選手やeスポーツ選手になって大金を稼ぐことで、社長になりたい、自分でビジネスをやりたいとは考えていなかったです。
なぜ起業家を目指したのでしょうか?
N高等学校に進学したことがきっかけで起業したいと考えるようになりました。
中学校の自由度が低く、 高校生活は自由に色んな事にチャレンジしたいと思っていたところ、親がこの高校を見つけてきてくれました。
自分でも調べてみると、最先端の学校で面白そうだと思い、ここに進学することを決めました。
そして、同世代が起業しているのをニュースで見て刺激を受け、ビジネスに興味が湧いてきました。
N高等学校にも起業部があり、起業支援してくれる環境が整っていたのも大きく影響しています。
会社を設立した経緯を教えてください
高校2年生くらいに「高校在学中に起業したい」という思いを持っていました。しかし、N高の起業部に応募して一次審査を通過しても、二次審査で落ちるなど、壁にぶつかることが多かったです。そんな中、Chatwork創業者であり現在はエンジェル投資家として活動している山本敏行さんと出会い、人生が変わりました。
当時はまだ個人事業主として小さなビジネスをしていただけなのですが、少しずつ成果を出したところ、投資をしていただけことが決まり、Kvasir Worksを創業することができました。
経営者として大変だったことは何ですか?
金銭や契約関連のトラブルです。アドバイザーの方もいたのですが、主体的に動くのは自分だったため、無知だったころは契約書を作らずに業務をスタートしてしまうこともありました。業務を遂行しても報酬が支払われない、急に連絡が途絶えるといった事態が起きたり、逆に相手方が契約書に問題のある内容を盛り込んでいたことで、訴えられそうになったりと、大変な経験をしました。現在では契約書の作成を徹底し、税理士やアドバイザーも含めて確認をしています。トラブルを事前に未然に防ぐことを意識して対策をするようになりました。
高校生で起業され順調に業績を伸ばされているなか、なぜiU 情報経営イノベーション専門職大学へ進学されたのでしょうか?
高校生で起業したこともあり、正直大学へは行かずに事業1本で進もうと考えていました。
ですが、丁度山本さんがiUの客員教授に就任するタイミングだったこともあり、色々と将来のアドバイスをいただいたことがきっかけで、進学を考えるようになりました。
いただいたアドバイスというのが、「オンラインの高校だったことでリアルの関わりが薄く、同世代とのコミュニケーションがとれていないからもっとオフラインでの関わりを増やしたほうが良い」ということ、また、「神戸でやるのもいいけど、東京に出たほうが人脈が広がりチャンスが増える」というものでした。
大学で上京する、というのは親も説得しやすかったですし、自分としても行きたかったので、iUに進学することを決めました。
※iU 情報経営イノベーション専門職大学は「変化を楽しみ 自ら学び 革新を創造する」を教育理念に掲げ、社会にイノベーションを起こす人材を育成しています。「ビジネス」「ICT」「グローバルコミュニケーション」の3領域を複合的に学び、融合することでイノベーションの創出に必要なスキルを身につけるだけでなく、全学生が640時間のインターンシップを経験するといった実践的な教育が魅力の大学です。
iUの授業で印象的なものはありますか?
「イノベーションプロジェクト」という、学生同士でチームを作って会社を設立する授業が印象に残っています。起業した状態で入学しましたが、同世代の人たちと一緒に協力して会社を作るプロセスは新鮮で、とても良い経験になりました。グループワークの授業も多いので、人と関わることで様々な経験ができています。
また、キャンパス内にワーキングスペースがあるので、ビジネスと学業を両立しやすい環境があると感じています。iUで学んだこと、自分のビジネスで得た知見を合わせることで、より良い経営ができると思いました。
これから起業を志す学生に向けてアドバイスはありますか?
私はコロナ禍真っ只中だったため、オンラインの環境で起業しましたが、可能であればオフラインで活動ができる環境に行った方が良いと思います。
また私は神戸出身なのですが、上京して世界が広がりました。ぜひ自分の世界を広げる行動をしてほしいです。いきなり大きいことをしなくていいので、まずは小さいことから始めてみるのがオススメです!
ぜひ色々なことに挑戦してください!
広告業界はとても激しい競争があるかと思います。今後生き残っていくためにどのような戦略を練られていらっしゃいますか?
目先の利益だけでなく、どうすれば長期的にクライアントに貢献していくことができるかを考え、実行しています。特に、当社とクライアントが良い形で成果にコミットし、双方が納得できる形で進めることを心掛けています。
仕事をするなかで、戦略を立てて成功した時やクライアントが喜んでくれた時にやりがいを感じます。「クライアントファースト」の姿勢を続けることで競争に勝てると信じ 、邁進しております。
今後の展望を教えてださい
史上最年少での上場を狙っています。高校3年生のときに起業したので、これからも挑戦を続けて日本社会を変えていきたいです。そして世界的な会社をつくるのが私の夢です。またクライアントさんが当社の広告を通じて世界で戦っていける力をつけていけるような企業にしたいです。時価総額をまずは1,000億、そして1兆円、最終的には100兆円を超える企業にしていきたいです。
他の経営者におすすめの本はありますか?
スティーブン・R・コヴィーさん著書『7つの習慣』です。特に共感した部分は「主体的に生きること」「終わりを思い描いて始めること」「Win-Winを考えること」の3つです。人間関係やビジネスにおける取引先との関わりなど、あらゆる場面で使えます。幹部育成プログラムや起業する時に読む本ですが、私は高校生のうちに読んでおいて良かった1冊です。
ぜひご覧ください。
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投稿者プロフィール

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新入社員を含めたフレッシュなメンバーを中心に、出版サポートの傍らインタビューを行っております!
就活生に近い目線を持ちつつ様々な業種の方との交流を活かし、「社長に聞きたい」ポイントを深掘りしていきます。
代表者様のキャリアを通して、組織の魅力が伝わる記事を発信していけるよう、これからも一生懸命運営してまいります!
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