今回は株式会社キンダーガーデン代表、浦濱 隼人氏にお話を伺ってきました。
「社長の履歴書」だけの特別なインタビューです。
ぜひご覧ください!
会社名称 | 株式会社キンダーガーデン |
代表者 | 浦濱 隼人 |
設立 | 2010年 |
主な事業 | 歯科医院専門経営コンサルティング |
社員数 | 20(取材時) |
会社所在地 | 〒160-0023 東京都新宿区西新宿6丁目12番1号パークウェストビル7階 |
会社HP | https://www.kindergarten-c.com/ |
事業紹介をお願いします
株式会社キンダーガーデンは歯科業界というフィールドでマーケティングサービスを展開しています。主力サービスはクリニック向けのホームページ制作で、近年は信頼できる矯正医を探せるポータルサイト「We Smile」の運営に力を入れています。
当社の強みは、付加価値の高いマーケティングサービスを提供しているところです。
営業マンがいない為、自社においてもマーケティングの成否が業績に直結します。したがって、日々試行錯誤しながら最新のデジタルマーケティングやCRM強化に取り組んでおり、こうした取り組みで成果の出たマーケティングノウハウをクライアントに提供していることから付加価値の高いマーケティングサービスを提供することができております。
なぜ営業マンがいないのでしょうか?
弊社では創業来、マーケティング手法を駆使することでニーズの高い顧客から問い合わせが発生する仕組みを構築してきました。したがって、現在は営業活動にリソースをさくのではなく、顧客への価値提供を行うためのプロダクト開発に注力しています。
また、当社はマーケティングサービスを顧客に提供していますので、私たち自身がマーケティングを主軸においた事業運営を実現できていないと、クライアントに対しての説得力がないという思いもあります。
現在採用は募集されていますか?
はい。私たちの思いに共感してくれる仲間を募集していますので、気になる方はぜひご応募ください。
https://www.kindergarten-c.com/
We Smileがどのようなサービスかを教えてください
マウスピース矯正に興味関心の高い方や歯並びにコンプレックスのある方と世界的に信頼を得ているマースピースメーカーを用いながら豊富な臨床経験を有しているTOP5%の歯科医師をマッチングするサービスです。
なぜWe Smileのサービスを始めたのでしょうか?
皆様は、ローコストマウスピース(LCM)をご存知でしょうか?
アメリカで2010年代に流行っていた、「低価格」、「前歯だけ」、「通院不要」を掲げるマウスピースメーカーで、その手軽さから爆発的に流行し、現在では日本の若者を中心に流行っています。しかしながら、実際にはきちんと治せないことや健康被害から集団訴訟があいつぎ、アメリカではSmile Direct Clubといった最大手メーカーをはじめとしたすべてのローコストマウスピースメーカーが倒産してしまっています。日本においても日本矯正歯科学会が注意喚起をおこなったり、消費者庁へのクレームが絶えないのですが、いわゆる「情弱ビジネス」として若者を中心に日々、ローコストマウスピースを希望する患者は増え続けています。
こうしたことから、インテリジェンスの高い層からは、「マウスピース矯正って治らない」といった誤った認識まで広まってしまっています。
こうしたことに問題意識を持ち、本当に信頼できるマウスピース装置を取り扱っていて、熟練した技術を有する歯科医師のみを紹介できるポータルサイトを作りたいと考えたのがWe Smileをはじめたきっかけです。
詳細はこちらからご確認ください。
ここからは浦濱社長のことをお聞かせください、学生時代はどのようにお過ごしでしたか?
立命館大学政策科学部に通っていました。将来は、未来をつくっていく子どもたちが安心して過ごせる場所を作りたいと考え在学中は、幼稚園を設立したいと思って様々な経営者の方と交流を図っていました。
実際に、社長に会えるのでしょうか?
はい。皆さん快く承諾してくれました。
卒業後はどのような仕事をされていたのでしょうか?
新卒で独立系コンサルティングファーム・山田コンサルティンググループに就職しました。そこでは、組織再編手法を用いた企業再生業務を担当していました。しかし、忙しい日々に流されて人生の時間を費やしていくことに危機感を抱き、次のキャリアが決まっていないうちに退職し、その後はガソリンスタンドでアルバイトをしました。働く中で、偶然医療関係者が多く来店する店舗だったこと、また歯科業界の院長が経営難に陥っていることを知り、これまでの経験を活かすことができると考え、歯科コンサルティング会社に転職し歯科コンサルティング業務に従事しました。
社会人になって印象に残る仕事はありましたか?
転職先の歯科コンサルティング会社で3年間年末年始を含め1日しっかりと休んだ記憶がないです。当時歯科コンサルティング業界自体が未発達だったこともあり、コンサルティングノウハウを自分自身で1から構築していく必要性がありました。この期間で私自身大きく成長できたと思います。
浦濱社長が経営者になってから苦労したことはどのようなことですか?
歯科業界の様々な課題を解決する仕事をしたいと思って起業しましたが、人の問題には苦労しました。何度も何度も何度も…痛い思いをして、十人十色、自分と他人はそれぞれ異なる価値観で生きているんだということを頭での理解ではなく実体験として学んでいきました。
今後の展望について教えてください
メンバーとともに、「ビジネスを通じて社会問題を解決する」というビジョンを実現していきます。
他の経営者におすすめの本のご紹介をお願いいたします
『十五少年漂流記』ジュール・ヴェルヌ著(1888年)です。
150年近く前に発表された少年向けの冒険小説で、無人島に漂流した少年達が力を合わせて生活していく物語です。幼少期にこの物語を読んだときの高揚感は今でも鮮明に覚えています。なにかに挑戦することやチームワークを発揮することが人生を豊かにすることを思い出させてくれます。
ぜひご覧ください!
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投稿者プロフィール

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新入社員を含めたフレッシュなメンバーを中心に、出版サポートの傍らインタビューを行っております!
就活生に近い目線を持ちつつ様々な業種の方との交流を活かし、「社長に聞きたい」ポイントを深掘りしていきます。
代表者様のキャリアを通して、組織の魅力が伝わる記事を発信していけるよう、これからも一生懸命運営してまいります!
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