今回はウィンフィールド合同会社GIVERNY 代表、勝田 亜純氏にお話を伺ってきました。
「社長の履歴書」だけの特別なインタビューです。
ぜひご覧ください!
会社名称 | ウィンフィールド合同会社 |
代表者 | 勝田 亜純 |
設立 | ネットショップ開設:2011年
法人設立:2023年 |
主な事業 | エプロンの企画、販売、流通 |
会社所在地 | 東京都世田谷区代田3-17-14 |
会社HP | https://giverny-home.com/ |
事業内容を教えてください
GIVERNYは「このエプロンから、美しいくらしを」をテーマに暮らしを応援するブランドです。主力商品はリネンエプロンで、大人用だけでなく、お子様と一緒に使えるエプロンの展開も行っているほか、生地やリボンから選べるカスタムメイドでの制作も承っています。
現代では日常的にエプロンを使わない方も増えていますが、エプロンがあるとすごく便利で、家事をするのが面倒くさい時にも気分を上げてくれる相棒として役に立ちます。
GIVERNYで販売しているエプロンは今日をゆたかに生きる、大人のためのエプロンをコンセプトにしており、家事も趣味も自分らしくいつでも愉しさと寛ぎを忘れない。そんなあなたのかけがえのない毎日にいちばん近い一枚でありたいと願いを込めて作っています。
当社商品にご興味のある方はぜひこちらをご覧ください
https://giverny-home.com/collections/%E5%95%86%E5%93%81%E4%B8%80%E8%A6%A7
どのようなこだわりがあるのでしょうか?
シンプルながらディテイルや色、付属にこだわったデザインが特徴で、ニュアンスカラーの無地素材をベースにリボンやテープなどをポイントとして使用しています。普段着ているお洋服とかけ離れないイメージを重視し、コーディネートがしやすいのは勿論のこと、上品で華やかな雰囲気をプラスするようなデザインを心掛けています。全て国内縫製で、身につけやすさ、洗濯の耐久性、アイロンのしやすさ等も吟味して丁寧に作っています。
学生時代について教えてください
私は英語が好きで、海外に行きたいとずっと思っていました。
小さい頃から英語のテレビ番組を夢中で見ていましたね。岡山県の田舎で過ごしていたので、狭い世界を出て様々な価値観の人と触れ合ってみたかったです。特に英語圏は女性が社会進出しているイメージが強く、自由で多様性があると思っていました。
常に英語の勉強をがんばっていて、実際に大学卒業後は留学しました。
昔からアパレルに興味がありましたか?
はい。昔から洋服が好きでした。雑誌を見ておしゃれをするのも好きでしたし、家にミシンや生地などがたくさんあったので、自分で作ったりもしていました。
新卒ではどのようなキャリアを選択されるのでしょうか?
丸紅欧州会社に就職しました。留学中にたまたま派遣会社に登録し、アルバイトとして勤め、そこから社員に切り替えていただきました。丸紅ではアルミや鉛の原材料を船に乗せてイタリアやギリシャのお客様に売る貿易事務の仕事をしていました。
その後帰国し、トミー・ヒルフィガージャパンに転職しました。転職の理由はそろそろアパレルの仕事を勉強しようと思ったからです。実家が生地企画会社をしており、私は3姉妹の長女なのでいつかは会社の手伝いをしなくては、と意識していました。加えて、輸出入・ライセンスの業務が経験でき、英語が使える環境が良いと思っていたので、トミーヒルフィガーで働くことを決めました。
その後はどのようなキャリアを歩むのでしょうか?
実家の生地企画会社でジーンズの営業をしていました。仲介役のような営業スタイルで、お客様に提案して、地元の工場で生産する、中間の立場になることが多かったです。両方の要望や会社を見ることができて良かったですね。こんなにも立場によって意見が分かれるんだと、勉強になりました。
しばらく実家の仕事をしていましたが、結婚したのが東京で、子供もいるので仕事を継続するのが難しくなってきました。今のようにリモートで働くこともできず、どうしても子育てをしたい気持ちもあって一旦仕事から離れることにしました。4年ほど経って、子供が幼稚園に行き始めてから、このまま専業主婦を続けていて良いのだろうかと悩むようになり、その時、ネットショップなら子育てと両立できると思い、ネットショップでエプロンの販売を始めました。
経営してから大変だったことは何ですか?
大手百貨店をはじめ、様々な店舗がエプロン売り場を縮小しており、そもそもエプロンを売る場所が減っていったことです。エプロンを販売し始めたけれど、もうエプロンを使う人があまりいないかもしれない・・・と感じていました。また新型コロナウイルスが拡大して「もう無理かも」と思う時もありました。
どうやって乗り越えたのでしょうか?
当時はネガティブになっていましたが、自分の視野が狭いのが原因だと思って色々と学び直すことにしました。SNSスクールやPRスクール、区の起業支援に行き学んでいくと、自分に足りない部分に気がつくことができました。
そして、「エプロン売り場に固執しない」という、事業を進めていくうえでの販売スタイルに対する考えを改めました。ライフスタイルのオプションとして私の商品を知って欲しいと思い、料理だけでなく、インテリア、くらし全般の使用方法の発信を自分なりにするようになりました。オーダーで自分の好きな色のエプロンを作れる商品を販売し始めたのもこの頃です。外出するときに可愛い洋服を買いたい方は多いと思いますが、家でも使っていて嬉しいエプロンを使うことで暮らしが豊かになると思っています。
今後の展望について教えてください
今後はエプロンだけでなく、テーブルクロスやクッションなどライフスタイルに関するグッズの展開にも挑戦したいです。
そして、暮らしを応援する企業としてもっと多くの方に自社製品を手に取っていただけるよう、邁進していきます。
他の経営者におすすめの本はありますか?
ジェイ・エイブラハムさん著書の『限界はあなたの頭の中にしかない 』です。
ビジネスのベースとなる部分を教えてくれます。自分の考え方、マインド、行動などを上書きしてくれます。私のように「なんとかなる」でビジネスを始めた方や、今後の仕事に悩んでいる方、行き詰まっている方におすすめしたい本です。
ぜひご覧ください!
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投稿者プロフィール
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新入社員を含めたフレッシュなメンバーを中心に、出版サポートの傍らインタビューを行っております!
就活生に近い目線を持ちつつ様々な業種の方との交流を活かし、「社長に聞きたい」ポイントを深掘りしていきます。
代表者様のキャリアを通して、組織の魅力が伝わる記事を発信していけるよう、これからも一生懸命運営してまいります!
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