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DeFactory株式会社代表取締役 徳満翔平氏

  • 01/11/2022
  • 01/12/2022
  • 仕事
  • 468回

今回はDeFactory株式会社 代表取締役 徳満翔平氏にお話を伺ってきました。

「社長の履歴書」だけの特別なインタビューです。ぜひご覧ください!

DeFactory株式会社 会社概要

 

会社名称 DeFactory株式会社
代表者 徳満翔平
設立 2017年2月2日 合同会社P&F
2020年12月10日 DeFactory株式会社(組織変更/社名変更)
主な事業 デジタルマーケティング事業(SEO/コンテンツマーケティング)
Webサイト制作事業(EC構築)
開発事業(ソフトウェア開発支援/MVP開発)
社員数 12名(取材時)
会社所在地 〒254-0075
神奈川県平塚市中原3-12-5
会社HP

開発メディア

https://defactory.co.jp/

https://www.media.defactory.co.jp/

 

DeFactory株式会社の事業について教えてください。

2017年に会社を立ち上げ現在5期目の会社です。

私自身は株式会社Speeeというデジタルマーケティングのコンサルティング会社を経て、デジタルマーケティングで創業しました。マーケティングに関わるWEB制作やメディアの運営、構築という仕事をさせていただいていました。

元々自分で事業を作りたいという思いを持って起業しましたが、その過程で自社のサービスをここ3年間模索していて、昨年DeFactory株式会社として本格的にスタートしました。

現在のメイン事業はソフトウェアやアプリの開発、事業開発です。

 

お客様はどういった方が多いですか?

BtoBの事業なので、大企業や、オープンイノベーションとか、子会社で新しい事業を作りたいなど、スタートアップの方が多いです。

 

DeFactory株式会社の特徴や強みについて教えてください

開発事業が軸となっております。その中でも業務システムや機関システムといった、自社だけで行う業務効率化等は受けておらず、基本的には新しく事業を立ち上げたい方に対するサービス開発をメインで展開しています。

開発上の観点からフォローをし、構想を練る部分から携わってサポートしていくのが弊社の強みです。

普通だと「事業構想支援→開発→納品」のサービス提供は難しいのですが、なぜ弊社がそれを実現できているかというと、創業からマーケティング事業を行っていたことや、自社でプロダクト開発を行ってきたことが大きな理由の1つです。

「どのようにしたらプロダクトやサービスを伸ばしていけるのか?」というノウハウがあるので、その部分も含めた開発、設計のサービス支援ができることが一番の特徴です。

 

お仕事をされていく中で大変だったことはありますか?

やはり事業の失敗(資金面)ですね。自社でプロダクト開発していて、1,000万円程事業投資しましたが、結果的に失敗に終わったので、そのダメージは大きかったですね。

 

創業してから、これまで御社はどのように事業を変えてきましたか?

2017年に創業して、1年半はフリーランスのような働き方をしていました。

2018年9月くらいから、改めて自社サービスを作りたいと思い始め、どう具現化していくのか、様々な事業のリサーチをしながらゼロベースで進めていきました。

2018年、2019年は自分たちがやりたい事業、できそうな領域が明確には見えなかったので、そこまで大きな変化はなかったですね。

ですが、2019年末に自分達でやりたいなと思える事業が見つかり、約半年程徹底的にリサーチをしました。特にプロダクト開発が初めてだったので、ナレッジ集めや開発担当を集めました。

そこから2020年5月~6月でプロダクトの開発に舵を切りました。

 

ただ、展開する中で、結果的に無料会員から有料会員に転換しないプロダクトになってしまい、上手くユーザーの課題解決にはまらず、失敗し撤退しました。

 

失敗からどう成長に向かったのですか?

収益を黒字化しないと資金集めも難航するので、原点に立ち返り「自分たちの強みはなんだろう」と考え直しました。

やりたいことをやるために、何をすればそこへたどり着くか考えました。そのとき遠回りをしても、やったことがなくても、まずは前に進み続けることが自分たちの優位性に繋がるなと気持ちが固まりました。

金銭面では大分苦労をしましたが、自分たちがやりたいことのために強い気持ちを持って乗り越えたという感覚です。

 

クライアントからの要望でこれは厳しいな、と感じることはあったりしましたか?

取引先との間に代理店が入ると、どうしても自分たちのやっていることを代理店の向こうにいる取引先に対して伝えづらい部分があります。

弊社が望む開発スタイルとは違う進め方なので仕方ない部分もありますが、こういう経験から、元受けで取引先と直接やりとりができるほうが、当たり前ですが、より良いものを作れるのではないかと思っています。

 

現在の課題は何かありますか?

そうですね。組織を作っていくことが課題です。

というのも、私自身が組織を作った経験が乏しく、事業サイドの人間なので組織で動くというイメージがあまりないという部分も課題の一つとしてあげられます。

案件が取れても、どのように組織的に作っていくか、そのプロセスを今後はもっとよくしていきたいと考えています。

 

今後の展望について教えてください。

私個人の展望は最初から変わっていないですね。事業は社会の課題を解決するためにあり、その一つの形が会社や組織だと考えています。

自分が課題として持っている領域、課題に対してアプローチできるものがあれば、会社として解決してくことを、これからもやっていきたいと思います。

会社としては、いかにユーザーに求められるプロダクトを作ることができるか、ユーザーが求めているサービスの提供ができるかという部分に尽きますね。

あくまでも社会の流れや市場の課題の深さに対して、自分たちのやりたいこと、できることを掛け合わせて自社のサービスを作って提供していきたいと考えています。

 

今後こういう人たちと一緒に働きたい、といったことなどありますか?

何を解決したいかは働く方の価値観だったりとか、表現の仕方だったり、個性だったりすると思うのでそこは問わないです。

私自身が、自分の強みを使って働いて、それで社会貢献をし、お金を稼いでいると考えているので、同じような価値観の方、自分たちが目指す課題解決に向けて一緒に切磋琢磨できる方と働きたいなと考えています。

 

 

徳満さんが経営者におすすめする本を教えていただきました!

『HARD THINGS』 ベン・ホロウィッツ (著)

ITエンジニアに読んでほしい! ビジネス書大賞2016
特別賞を受賞
シリコンバレーのスター経営者に慕われ、日本の読者にも圧倒的に支持された
最強投資家からのシンプルなアドバイス

「成功者は気概と執念で修羅場を乗り切っている。国や業種を超え、
仕事と人生に重要なことを教える貴重な本」
永守重信(日本電産会長兼社長)が推薦!

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https://www.amazon.co.jp/dp/4822250857/

 

投稿者プロフィール

『社長の履歴書』編集部
『社長の履歴書』編集部
新入社員を含めたフレッシュなメンバーを中心に、出版サポートの傍らインタビューを行っております!

就活生に近い目線を持ちつつ様々な業種の方との交流を活かし、「社長に聞きたい」ポイントを深掘りしていきます。

代表者様のキャリアを通して、組織の魅力が伝わる記事を発信していけるよう、これからも一生懸命運営してまいります!