今回はクリエイティブラビット株式会社代表、稲葉 支央里氏にお話を伺ってきました。
「社長の履歴書」だけの特別なインタビューです。
ぜひご覧ください!
会社名称 | クリエイティブラビット株式会社 |
代表者 | 稲葉 支央里 |
設立 | 2021年1月 |
主な事業 | Web制作物全般 |
会社所在地 | 北海道札幌市中央区北1条西3-3 ばらと北一条ビル 9F |
会社HP | https://www.creativerabbit.co.jp/ |
事業内容を教えてください
クリエイティブラビット株式会社では会員制クリエイティブサービスをメインで提供しています。月額1万円でドメイン・サーバーの管理やサイトの修正・更新、名刺やバナー、資料等のクリエイティブの制作が可能です。1年間契約をしてくださったお客様には半月分の会費を制作のデポジットに回しています。ですので、実質6万円でサイトの管理や修正・更新に対応しています。お客様をサポートする専属担当は3名体制をとっており、月1~4回のミーティングも可能です。相談事やお悩み事がある時も安心してお任せいただけるサービスとなっております。
詳しくはこちらをご覧ください→https://lp.creativerabbit.co.jp/support
すごいですね! どうしてクリエイティブラビットのサービスを始めようと思ったのでしょうか?
サイトを構築する際にフリーランスに依頼する会社が増えてきましが、フリーランスに発注してトラブルになったと聞いたことがきっかけです。発注したものと違うデザインが出てきたり、フィードバックを何度も繰り返したり、うまくいかないと企業側/フリーランス側が諦めるという課題を耳にしました。
スキルのあるフリーランスの方になぜこのような問題が出てきてしまうのかを考えた時に、全ての方に当てはまりませんが、フリーランスは企業に属していないため、ビジネスに対する理解が乏しい方がいることが原因の1つではないかと思いました。また、企業側が自社のビジョンやミッションをはじめ、なぜそれが自社では大事なのかを発注する際に説明に落とし込むことができず、クリエイターと完成イメージの共有がうまくできていないことも原因だと感じました。
そこで、私がディレクションに入ることでもっとスムーズにしっかりと制作物を納品できると思い、サービスにして差別化をしたのがクリエイティブラビットです。
何かPRしたいことはありますか?
株式投資型クラウドファンディングを実施しました。
デザインへの投資は企業成長との相関性が高い一方で、人材獲得の難易度が高まっています。弊社サービスのクリエイター特化型プロ人材のシェアリングではHP作成や動画編集、SNS運用支援まで案件ごとに最適な人材をアサインできるので、企業様がお持ちの課題を解決することが可能です。
東証プライム上場企業を含む累計230社以上との契約実績があり、高品質・安価・短納期(QCD)が評価され、継続率90%以上・顧客満足度約96%を誇る「クリエイティブラビット」の導入をぜひご検討ください。
※クリエイティブラビット株式会社調べ:会員契約したクライアントに対するアンケート調査(2023年1月〜2023年12月)より
URL:https://fundinno.com/projects/554
学生時代に打ち込んできたことはありますか?
10代の頃は何にも打ち込まない学生でした。10代に頑張ってこなかったことがコンプレックスで、20代で起業して一生懸命頑張りたいと思うようになりましたね。
そうなんですね!社会人時代はどのようなキャリアを歩むのでしょうか?
高校を卒業して普通に就職しましたが、18歳の時にキラキラした世界に憧れてアパレル店員になりました。当時はカリスマショップ店員ブームで、アパレルという華やかな世界に魅力を感じていました。とても軽い気持ちで面接を受けましたが、今思い返せばアパレル業界にいた8年間は常に仕事に打ち込んでいましたね。
アパレルでは様々なブランドに異動をしてキャリアを積みました。アパレルでは違うブランドに配属になれば環境も働く従業員の年代、お客様も変わります。また売る物も芸能人が着用する少し高価なゴルフウェアのブランドや、30代向けの女性のカジュアルブランド、若い世代向けのブランドなど幅が大きく、どんな商材でも売れる営業力を身に付けることができました。
現在も自身で営業を行うことがありますが、アパレルのときの経験がとても役に立っており、「売りたい」という気持ちよりも、何で悩んでいるのかな? どんな課題があるのかな? と考えながら課題を聞き出して解決しています。
アパレルでは店長になるまで頑張りましたが、その後は人材サービスの会社に転職をしました。
アパレル業界が長く、別の業界にも興味があったことが転職の理由です。
どうして起業をしようと思ったのですか?
人材会社で取引先の会社を見ているとHPがない会社が多くありました。そして、良い会社だと紹介をしても、応募者からはHPが無く会社の情報、内情が分からないから応募したくないという意見を聞きました。そこで取引先に「HPを作らないんですか?」と聞くと「お客様から問い合わせが来ることがないから必要ない」という回答があり、採用のためにHPを作る概念がないことを知りました。
その時にこのままでは良くないと考え、会社の信用度や社内の様子を伝えるためにHP製作会社を作ろうと思ったのが起業のきっかけです。
HP制作は未開拓の領域だったと思いますが、起業前にどのような準備をされましたか?
クリエイティブの勉強に1年かけましたが実務経験がないので経験者を採用しました。私が案件を獲得してきて、クリエイティブができる方に制作をお願いする、という形で事業をスタートしました。人材会社で人をマネジメントしてきた経験が、商談や営業、進行管理の面でとても役に立っています。
起業してから苦労したことはありますか?
お客様の期待に応えられないときや、お客様が当社のサービスの金額以上のものを求められている時にどのように返すかが課題でした。
期待に応えられるようになるためにも、お客様からいただいたフィードバックはどれだけ小さなものでも重要なご意見として捉え、真剣に向き合い改善をし続けています。
金額以上の対応を求められた際、どのように対応されましたか?
当社のサービスの金額以上のものを求められている時は、追加のスケジュールや金額を伝えて、どうしたら対応できるのかを提案しました。お客様の要望を跳ね除けることはしません。
現状はできなくても、できるようにするために何が必要か、お客様の期待に応えられるようにしっかりと説明をしています。
多くの人材をまとめることは至難の業だと思いますが、どのような工夫をされていますか?
社内では自分の弱みを見せるようにしています。というのも、何かあった時にお互いを助け合う関係であることが大切だと考えているからです。自分も完璧でないところを見せるようにすることで頼れる関係性を作っています。
また、フリーランスの方々をまとめるために私の想いを発信する場は設けていますね。フリーランスで仕事をしていると1人で仕事をしているように錯覚してしまいますが、お客様からの実際の声をいただき、一方通行の仕事ではないと伝えています。週一回インスタライブを行ったりと、積極的にコミュニケーションをとるようにしています。
女性経営者として家庭と仕事はどのように両立させているのでしょうか?
「頼れる時は頼る」姿勢を大切にしています。どうしても1人で頑張るには限界があるので、様々なサービスや信頼できる人に協力を得て両立をしています。
今後の展望を教えてください
正社員を増やしていきたいです。特に営業ができる社員を2人ほど採用しようと考えております。クリエイターに向けたサービスは、法人に向けて内製化のサポートやセミナーを開催していきたいですね。またクリエイターだけでなく営業やその他の業種でも当社のスキームを使って事業の幅を広げていきたいです。
他の経営者におすすめの書籍はありますか?
イングリッシュおさるさん著書の『元・手取り18万円の貧乏教員が起業1年で月商3.6億円を達成したSNSマーケティング』です。イングリッシュおさるさんは顔出しせず、YouTubeマーケティングをはじめて1年目で月商3.6億円の売り上げを達成されました。日本と海外のマーケティング理論に沿って、バズらせたそうです。とても分かりやすく、感銘を受けましたので、ぜひ他の経営者の方にも読んでいただきたいです。
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投稿者プロフィール
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新入社員を含めたフレッシュなメンバーを中心に、出版サポートの傍らインタビューを行っております!
就活生に近い目線を持ちつつ様々な業種の方との交流を活かし、「社長に聞きたい」ポイントを深掘りしていきます。
代表者様のキャリアを通して、組織の魅力が伝わる記事を発信していけるよう、これからも一生懸命運営してまいります!
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