今回は、株式会社アーティストユニオンの辻正雄氏にお話を伺いました。

「社長の履歴書」だけの特別なインタビューです。

ぜひご覧ください。

 

株式会社アーティストユニオン 会社概要

会社名称 株式会社アーティストユニオン
代表者 辻正雄
設立  1999年11月
主な事業 ・Webコンテンツの開発・制作・プロモーション
・各種インターネットサービスの提供・運用
・映像制作、インターネットを使用した映像配信サービスの提供・運用
・各種デジタルコンテンツの制作
・その他
会社所在地 〒130-0026 東京都墨田区両国2-16-5 あつまビル6F
会社HP https://www.artist-union.com/

 

会社の事業内容について教えてください

1999年に創業した、23年目のWeb制作会社です。

Web制作専門会社ですが、動画スタジオや機材などもあり、動画の専門スタッフがいるのが強みです。

このようなスタイルはあまり見ないですね。

1990年代、初めてインターネットに触れたことは、衝撃的な出来事でした。

当時は魔法の箱のような感じでした(笑)

それで事業を始めることにしました。

2000年代に動画の依頼も受けることにしたのですが、つくり方がわからないので(笑)、最初は外注を利用してスタートしました。

外注に出せばプロのディレクターやカメラマンが制作してくれるのですが、それだとほとんど利益が出ないんです(笑)。

当時、Webと動画は全く別物だし、一緒にやるわけはいかないだろうな…というモヤモヤがありました。

そんな時、ちょうど2006年頃ですがYouTubeが現れました。

「これからは、更に動画とWebが融合される時代がくる!」と確信しました。

YouTubeとGoogleの動きが、自分が『一歩動き出す』大きなきっかけになったと言えます。

そして、思い切って両国にオフィスを移転してスタジオをつくりました。

最近では他社と共同で八王子にもスタジオをつくりました。

 

どんな方へサービスを提供しているのでしょうか?

顧客の大半は中小企業です。

なので、普通にWebサイトを制作して管理することが主なサービスになります。

お客様と直接取引きをすることで、とても密接な関係性を築くことができます。

Webサイトを通してつながりながら、様々な相談もして頂けます。

お客様の「Web課」として、気軽にご相談して頂いてます。

Web制作や運営を通して、直接的な課題だけでなく、潜在的なニーズまで、様々なマーケティング活動が出来ます。

時には、うちでは役不足で、「別の会社に相談した方が良いのでは??」という結論になることも正直ありますが、それも含めてお客様にとって最適な提案をするように心がけています。

お客様は、創業からのお客様もいますし、皆さん長いお付き合いをさせて頂いてます。

 

学生時代から、社会人を経て起業し、現在に至るまでのお話を聞かせてください

小学校から中学までアメフトとギターをやっていました。

高校に入ってからはギターだけに集中し、バンドを組んで活動しました。

そして大学2年生の時に音楽で仕事をするようになりました。

それをきっかけに大学は辞めたのですが、当然、全然売れなくて(笑)、契約していた会社から放り出されてしまいました。

まわりを見れば、同期はみんな就職している…、焦りました。

自分も親戚の紹介で会社に勤めたのですが、そこで仕事をする中で「自分は好きなことしか続かないタイプ」なのだと思い知らされました。

そんなとき、白黒画面のノートパソコンが出てきたんです。

面白いな、と興味を持ちました。

その後Windowsやインターネットが出てきました。

そういう時代にネットやWebサイトと出会ったことは、ものすごく大きなことでした。

「江戸時代の人がスマホを渡された時のような感じ」(笑)

Webサイトには音楽も動画も本も…、全部あったんですよ。

自分にとって、Web制作は、音楽に代わる「やりたいこと」になりました。

勤めていた会社を辞める決心をし、すぐに一人で現在の会社を起業しました。

初めから起業を考えていたわけではないのですが、好きなことが見つかって「この仕事がしたい!」と思ったから起業した感じですね。

 

起業してから苦労したことを教えてください

2008年にリーマンショックがありましたよね。会社が何十社、何百社と潰れた時代です。そんな時代でしたが、私はスタジオを準備するために銀行へ交渉に行きました。

ほとんどの人にこんな不況下で何を考えているのかと大反対されましたね(笑)。

Web制作会社なのに、なぜコストをかけて動画をやるの!?とも言われました。

だけどやりたかったんです(笑)

その結果、仕事のステージも大きく変わりました。

今考えると、普通だったらやらないことだったかも?と思います。(笑)

 

 

苦労をどのように乗り越えたのでしょうか?

常に苦労が絶えません(笑)

ですが、良いスタッフに恵まれていると思いますし、何よりもWeb制作を通して、マーケティング活動や人とつながることが好きという事につきます。

苦労は慣れてしまいました(笑)

 

コロナでの変化はありましたか?

総オンライン時代の幕開けでもあるので、忙しくなりました。

相談が多くて儲かってはいないんですが(笑)、忙しいですね。

オンラインの打合せが失礼ではない時代になったので、とても忙しいです。

 

会社経営で大切にしていることなどを教えてください

従業員や、会社に関わる人がとても大事だと思います。

その人たちを豊かにしたいとずっと思っています。

私の場合、人を雇うということはすごく大事なことで、雇うことで責任感が生まれて、自分を律していくことが出来たのだと思います。

大切にする優先順位としては、一番は従業員。二番は関係者。三番目にお客様です。

お客様が三番目?と思うかも知れませんが、従業員が幸せで豊かになるという事は、結果、お客様を大事にするということになるんです。

「お客様第一!」と言っていると、従業員が疲弊してしまうこともあります。

人は充実して幸せな状態だと、良い仕事をします。

すると、お客様を喜ばせるという結果に繋がっていくのですね。

また、現在23期ですが、常に雇用や環境の改善をしています。

従業員の評価という点では、書面の査定ではなく、最終的にはその人の良いところを評価していくしかないと思っています。

 

お気に入りの本を教えてください

私は本をたくさん読むんですが、「この一冊!」というのを挙げるのは難しいですね…。

幼稚園の頃によく読んでいたのは『ちびくろさんぼ』です(笑)。

虎たちが溶けてバターになってしまい、主人公の男の子と家族がホットケーキを好きなだけ食べるという話です。

甘党でホットケーキをたくさん食べることに憧れました(笑)

それから『スーザンのかくれんぼ』。

お兄ちゃんとかくれんぼする話なのですが、スーザンが隠れる大きな木は、スーザンだけの素敵な隠れ家なるんです。

誰も見つけに来ない自分だけの幸せな空間がとても魅力的でした。

そういう、夢のようなファンタジー要素に惹かれますね。

音楽やWeb制作などクリエイティブワークの原点かもしれません。

最近ですと、マーケティングの本を多く読みますね。

森岡毅さんとか好きです。

本は広く浅くジャンルを問わず、たくさん読みます!

 

スーザンのかくれんぼ    ルイス スロボドキン (著), Louis Slobodkin (原著), やまぬし としこ (翻訳) www.amazon.co.jp/dp/4033279709

 

投稿者プロフィール

『社長の履歴書』編集部
『社長の履歴書』編集部
企業の「発信したい」と読者の「知りたい」を繋ぐ記事を、ビジネス書の編集者が作成しています。

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