今回は株式会社Next Stage代表、末吉宏臣氏にお話を伺ってきました。
「社長の履歴書」だけの特別なインタビューです。
ぜひご覧ください!
会社名称 | 株式会社Next Stage |
代表者 | 末吉宏臣 |
設立 | 2022年 |
主な事業 | コンテンツ制作事業 |
会社所在地 | 山梨県北杜市大泉町西井出8240-5096 |
会社HP | https://hiroomisueyoshi.info/ |
事業内容を教えてください
株式会社Next Stageは著者でありコンサルタントでもある末吉宏臣が代表を務めている会社です。
自身で執筆をする以外にも、ベストセラー作家、著名なコンサルタントと共に、テキスト・書籍などのコンテンツ制作や事業の立ち上げに取り組んでおります。これまで、本田健さんや堀江貴文さんの電子書籍やコンテンツのプロデュースなどを手がけてきました。
また、noteやYouTubeなどの情報発信、セミナーや講座、オンラインサロンなどを活用したコンテンツビジネス全体のプロデュースを手がけています。著名人のみならず、まだ無名な方にもスクールサービスを提供しており、それぞれのペースに合った方法で成果を出せるのが当社の特徴です。クライアントからは、ゼロから独立し書籍を出版した方の収入が3倍になったとの嬉しいお声をいただいております。
PRしたいことはありますか?
2024年2月に『発信する勇気』を出版しました。
情報発信をまだされていらっしゃらない方にぜひ読んでいただきたい1冊となっています。
日々多くの業務がある中で経営者の情報発信は後回しになってしまうかと思いますし、やればすぐに効果が出るものでもないので優先順位が低くなっているかもしれません。ですが、勇気を出して発信を続けていけば結果は必ず出ます。
情報発信は売上や人材採用にも繋がりますので、この本を読んでいただいてぜひトライし続けていただきたいです。
書籍URL:https://www.amazon.co.jp/dp/486663233X
問い合わせ先:mail@hiroomisueyoshi.jp
学生の時に頑張っていたことはありますか?
私は大学1年の頃に起業し、事業に一生懸命取り組んでいました。20年前は今ほどPCが普及しておらず、使い方が分かる人も少なかったので、県と組みながらパソコン教育を運営していました。私は2年ほどで抜けてしまいましたが、現在立ち上げた会社は300人以上の規模になっているそうです。
学生生活の後半は、お金儲けというよりは人の幸せについて興味があり、哲学をはじめ、様々な分野の勉強をしていました。
そこから就職はされるのですか?
はい、新卒でコンサルティング会社に就職しました。私は中高生から竹中平蔵さんや大前健一さんの本を読んでおり、コンサルティング業にとても興味がありました。当時から「影響力を持つ人たちに影響を与えたら、さらに影響が拡大するのでは」と考えており、社会に良い影響を与える存在になるべく、コンサルタントになる以外の選択肢はありませんでした。
コンサルティングの会社では、人が変わるメカニズムを理論的・実践的に体現することができました。23歳の私が、50代・60代の経営者の方と2泊3日の合宿をして話し合うこともあり、コンサルタントとして「だから若いスタッフが付いて来ないんですよ」と経営者に説教をする場面もありました。経営とは何かを200人の前で話す研修もあり、当初はドキドキしましたが、だんだんと慣れていき、人生何があっても動じない精神力が付きました。
人が変わるためのメカニズムとはなんでしょうか?
基本的にはすごくシンプルです。
人間には理想と現実があり、この2つが明確になった時に認知的不協和というギャップが生まれます。そしてこのギャップがエネルギーになって人は理想に向かって変わっていきます。しかし、他責思考がある方は「お金がないから、才能がないから、環境のせい」など理由をつけて動きません。大切なのは、実績を直視することです。これが出来ると、良い人生になり、ビジネスも成長していきます。
若いながら裁量権のある仕事をされてご活躍されていらっしゃったのに、どうして独立をしたのでしょうか?
26歳のときに起きた東日本大震災がきっかけです。
あらためてこれからどうやって生きていけば良いんだろうとモヤモヤし始めた時、ずっと好きだった本田健さんの書籍の新刊が出ました。そして本を読んだ瞬間に「本田健さんから本気で学びたい」と思い、セミナーや合宿などのプログラムを受け始めました。
特に印象が深かったのが、「人は3つのタイプに分かれる」という話です。人には宿命通りに生きていく人、親からの教育のまま生きていく人、自分の運命を切り開いていく人と3つのタイプがいて、自分の運命を切り開いていく人の中でも、1%の割合で最高の人生だけを生き続ける人がいると聞きました。
これを聞いた私は、最高の人生を選んで生きられるなら何を選択するのだろうと考え、その結果、会社員を辞めて独立をしました。
会社員を辞めてからどのようにキャリアを切り拓いてこられたのですか?
最初の半年はアルバイトをして過ごしました。
その後は、フリーランスとして本田健さん、神田昌典さんや堀江貴文さんなど多くの著名人と一緒にコンテンツ作りの裏側の仕事を始め、セミナーやプログラムの開発・運用をしていきました。
表舞台のサポートがメインの仕事でしたが、ある時、私が本田健さんから影響を受けたように、何か発信すれば自分も何かを提供できるのではと思い、情報発信を始めました。
会社を設立したのはいつですか?
2022年です。マーケティングのメンターから「会社を設立するとフリーランスで仕事を受けるより大きな仕事が来るよ」というアドバイスを受けて法人化しました。
経営者になって大変だったことはありますか?
法人化したタイミングで今までやっていたコンサルティングの仕事を辞めたことです。スティーブ・ジョブスやイーロン・マスクを見ていると、事業の方向転換で今までやってきたことを白紙にしたり、一般人が絶対に成功しなさそうだと思うものに資金を突っ込みますよね。今までのビジネスを続けていけば、なんとなく上手くいくかもしれませんが、新しいステージには絶対に移れないと思います。そのため、全く新しい世界を作るために、今までのビジネスを全て辞めて自分のアイデンティティや、活動の指針を一度リニューアルさせて再始動しました。
すると、2023年に念願だった本の出版が決まりました。本を出版することでぐっと自分のビジネスの段階があがったと思います。
辞めることは、とても勇気がいることですよね。不安はなかったのですか?
そうですね。私はやりたくないことは可能な限りやらずに、やりたいことに1個ずつ挑戦してきました。違和感を覚える仕事や嫌なことをやる時間を減らして、わくわくすることに集中すれば、「これだ」と心から思えることに出会えます。
今後の展望はありますか?
皆さんの心に眠っている知識や経験、スキル、才能を世の中に情報として発信する後押しをしたいです。そのためにも、ありとあらゆる手段でこの考えを広めていきたいと思っています。
また今後は経営者の皆様に影響を与えられる企業研修なども考えていきたいと考えています。
他の経営者におすすめの本はありますか?
2024年2月16日に出版した書籍『発信する勇気』を是非読んでみてください。
私は10年以上発信者として活動してきて、「続ける」ことを大切にしています。経営者は動きが早く、すぐに発信を始めてくれますが、1週間や3日で辞めてしまう方も多いです。しかし、情報発信は続けなければメリットが享受できません。本書では10年以上続けることができる5つの習慣を紹介しているので、よかったらご覧ください。
また発信を続けるためには、発信する伴走者やコンサルタントがいればとても心強いと思います。コンテンツ顧問や担当者を付けることで続けることが苦痛ではなくなるので、おすすめです!
そして、三上隆之さん著書の『エネルギーを整える』もおすすめの本です。
経営者は様々な決断をしたり、マネジメントしたりなどエネルギーを使い、相当疲れますが、自身のエネルギーを整えるのは、事業の基盤をしっかりと固めていくことに繋がります。
気になった本はぜひ読んでみてください。
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投稿者プロフィール
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新入社員を含めたフレッシュなメンバーを中心に、出版サポートの傍らインタビューを行っております!
就活生に近い目線を持ちつつ様々な業種の方との交流を活かし、「社長に聞きたい」ポイントを深掘りしていきます。
代表者様のキャリアを通して、組織の魅力が伝わる記事を発信していけるよう、これからも一生懸命運営してまいります!
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