今回は株式会社E.N 代表取締役 株式会社mobility box COO 和田広矢氏にお話を伺ってきました。
「社長の履歴書」だけの特別なインタビューです。
ぜひご覧ください!
会社名称 | 株式会社E.N |
代表者 | 和田 広矢 |
設立 | 2022年5月27日 |
主な事業 | 通信販売コンサルティング事業、広告代理事業、Web制作事業 |
会社所在地 | 大阪府大阪市西区京町堀1丁目12-9 プロト大阪ビル4B |
会社HP | https://en-pr.co.jp/ |
事業内容を教えてください
株式会社E.Nのメイン事業はWeb広告やECモールの運営支援代行です。最近は商品企画や市場分析から販売まで一貫して支援を行うマーケティング支援も強みとなっており、そのノウハウを活用し美容商品などの自社商品も展開しております。
他には株式会社mobility boxではCOO(最高執行責任者)をしており、そこでは日本初の洗車アプリ「mobility box(モビリティボックス)」の運営を行っております。
mobility boxについて詳しく教えてください
mobility boxは国内初の洗車アプリを導入し、高級出張洗車サービスを展開しているプラットフォームです。
顧客満足度95%を達成しており、利便性や高いクオリティーが評価されています。
mobility boxの洗車の特徴は、リアルタイムでのアプリ注文が可能になっていることや傷がつきにくいウォーターレス洗車であることです。
専用薬剤を使用しているため、天然成分配合で車体に優しく、薬剤によるローション効果でボディ表面を保護し、汚れとボディ表面の摩擦が起こらないように設計されております。
また、ふわふわのマイクロファイバータオルを使用することで更なる効果で傷がつく心配がありません。
そのため、ショッピングモールやタワーマンションなどの地下駐車場でも洗車が可能です。
現在東京の港区を中心にアプリ会員数が6000名ほどおり、大阪エリアも展開しており兵庫の宝塚には路面店も構えています。これからは福岡や埼玉でもオープン予定です。
今後、電気自動車の普及が予想されており、ガソリンスタンドもどんどん少なくなってきています。すると洗車ができる場所も縮小されていきます。そのため、近い将来洗車ビジネスは拡大していくと考えられます。
今後はフランチャイズ展開をしていき、サービスを全国に広めていきたいです。現状まだまだ会員数に対して供給側が追い付いていないので、いまこのタイミングでフランチャイズになっていただくことで、優先的にエリアを確保することも可能です。将来性の高いビジネスですので、mobility boxに興味のある方はこちらから詳細をご覧ください。
URL:https://mobility-box.com/fc/
ここからは和田社長のことをお聞かせください。学生時代に頑張ったことはありますか?
サッカーですね。幼少期からサッカーだけをやってきた人生で、幼稚園から大学までサッカーばかりでした。プロになること目指し、大学卒業後は1年間サッカー選手としても活動することができました。しかし、東大に入るよりもJリーグに入る方が倍率が低いなどと言われている厳しい世界の中で、私はサッカーに対する覚悟が足りていなかったと思っています。サッカー選手にも関わらずサッカーよりもビジネスに興味を持ち始めており、当然そんな選手が活躍できるような甘い世界ではありませんでした。
どうして1年で辞めてしまったのでしょうか?
海外リーグに挑戦にしましたが、コロナ禍の影響でプレーがしにくい状況になってしまいました。またホームシックにも襲われてしまいました。幼い頃からサッカー漬けの人生だったので、サッカーをしなければならないというマインドになってしまい、自分自身を脅迫していたのだと思います。自分の本心にはサッカーをしたくないという思いがあり、1年サッカー選手として活動をしましたが、思うようには楽しめず、結果も残せなかったため、スパッとやめようと決心がつきました。
サッカーが中心の生活のなか、ビジネスに興味を持ったきっかけについて教えてください
とあるメーカーの役員の方にすごい可愛がってもらっていたことがきっかけです。その方とは学生時代に出会い、サッカーという共通の趣味で盛り上がりました。
お話をする中で、みんなが知っている商品を世に出していく仕事の仕方にかっこよさを感じました。また単純ですが、その方と遊ぶときに連れてっていただくレストランがとても素敵で、ビジネスを頑張ると、こんなお金持ちになれるんだと憧れていました。
まずはどのような事業からスタートしたのでしょうか?
学生時代はお金がなかったので、無在庫で受注発注できるアパレルをやっていました。当時の自分はアパレルをやることが1番イケてるなと思っていましたね。
その後、サッカーを辞めた後に色々な社長に会いに行って、社長の商品を売らせてほしいと直談判しました。
すると、初月で数百万円の契約を決め営業の才能を発揮できました。サッカーチームのスポンサー営業からスタートして、他にも複数の会社の代理店契約をしていきました。完全出来高制の世界でしたし、生きていくために稼ぐ必要があったため、覚悟を持って仕事をしました。
素晴らしいですね。1番売上ができたのはどのような商品ですか?
シャワーヘッドのミラブルです。全国のホテルやお風呂屋さんに売ったらそれが当たって、半年で4、5000万円ほど売ることができました。そして、まとまったお金が手に入ったので、広告に詳しい知人を雇い、広告事業を展開するようになりました。私がテレアポで案件を獲得し、知人には広告の効果を出してもらうという、二人三脚で事業拡大していきました。
経営者の仕事をするなかでどのような苦労がありましたか?
社長業は毎日のように気づきがあると思っていますが、特段の辛い出来事や苦労はないですね。もちろん小さな失敗はいっぱい経験してきました。ただ、それをどのように次に活かすのかが社長の力量だと思っています。
私は誰と一緒に仕事をしたいか、誰から学びたいかを大切にしており、リスペクトできる方とよく過ごすようにしています。その方達が20年、30年かけて構築したノウハウや経営論を直接聞くことで自分は失敗しないように心がけています。
ご指導してくださる先輩方には本当に感謝しています。
これまで経験したなかで1番の失敗はなんですか?
起業1年目に支払いが5万円足りないことがありました。5万円すら支払う余裕のないことに愕然としながらも、どのようにお金を用意しようかと考えていたところ、支払いまで残り3日のタイミングで知人が当社で扱っていた商品を3つ買ってくれ、何とか支払うことができました。その人には今でも恩があります。
株式会社E.N創業後、2社目として株式会社emotionを起業されていますが、どのような経緯があったのでしょうか?
最初に起業したのは、他社のサポート業務がメインでしたが、自社商品をどんどん作るために動きたいという思いがあったので、混合させたくなくて新たに法人を立てました。2社目は大きなプロダクトカンパニーになれる可能性を秘めている会社だと感じています。Mobility boxの今後は車に関わること全般をアプリ内で網羅することを考えています。車のメンテナンスや買取など、お客様のコンシェルジュになれるようにしていきたいです。
今後の展望を教えてください
今後はプロダクトカンパニーを目指すことを会社の方針として決めています。自社商品、自社サービスを世の中の人たちに普及して、充実感を得てもらいたいです。
お客様に充実を届けるのはもちろんですが、その中で社員が充実できていないとお客様に充実を届けることはできないと思っています。人生の大半は仕事の時間だと言われます。その時間を充実させられないと人生もったいないですよね。成功した時はみんなで喜びたいし、苦労する時もみんなで頭を悩ませて乗り越えていくような会社でありたいです。最終的には素晴らしいメンバーで作った素晴らしい商品を世の中に届けていきたいです。
経営者におすすめの本を教えてください
ジェイ・エイブラハムさん著書『新訳 ハイパワー・マーケティング あなたのビジネスを加速させる「力」の見つけ方』をおすすめします。
私がマーケティングを学ぶうえで、原点に返るときに見直す本です。セールスやマーケティングは経営に通じるものがあると考えています。マーケティングの全てが詰まっている本ですので、ぜひご覧ください。
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投稿者プロフィール

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新入社員を含めたフレッシュなメンバーを中心に、出版サポートの傍らインタビューを行っております!
就活生に近い目線を持ちつつ様々な業種の方との交流を活かし、「社長に聞きたい」ポイントを深掘りしていきます。
代表者様のキャリアを通して、組織の魅力が伝わる記事を発信していけるよう、これからも一生懸命運営してまいります!
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