今回はカゾクエスト株式会社代表、野本裕之氏にお話を伺ってきました。
「社長の履歴書」だけの特別なインタビューです。
ぜひご覧ください!
会社名称 | カゾクエスト株式会社 |
代表者 | 野本裕之 |
設立 | 2022年4月 |
主な事業 | PR代行/SNS運用/デジタル広告運用/
クリエィティブ/セールスプロモーション/ プロモーション/マーケティングリサーチ |
社員数 | 5名(取材時) |
会社所在地 | 東京都中央区新富1-4-1 ウィンド新富ビル 403号室 |
会社HP | https://www.kazoquest.jp/ |
事業内容を教えてください
当社は企業の売り上げ拡大に貢献するマーケティングPR会社です。お客さまの課題を聞き、課題解決の提案するところからサポートし、そして、お客さまの商品、サービスがターゲットに刺さるメッセージをつくり、店頭POP・小冊子・Webサイト・動画などを作成しています。
Zoomなどのオンラインでも企業の課題解決の相談会をしています。無料でご案内していますので気になった方がいましたら、下記からぜひお問合せください。
学生時代に打ち込んだことはありますか?
中学時代は野球、高校時代はバレーボールに熱中する部活中心の生活でした。大学時代はアルバイトで稼いだお金を海外旅行に使ってましたね。アメリカのニューヨークやロサンゼルスに行ったことが印象に残っています。プランを決めずに行って、友達と現地で交渉しながら泊まるところを決めていました。行動すれば普通に生活ができることも学びましたし、見るもの全てが新しく、とても感動しました。
あとは実家が農家だったので手伝いをしていました。小さいころから畑仕事に携わっていたので、スーツで働くことに憧れて「いつか社長になりたい!」と思うようになりました。
就職活動中はどのような職業を目指していたのでしょうか?
当時を思い返すと、文系出身だったので漠然と営業職しかないんだろうな、と思って就職活動をしていましたね。そして新卒では印刷会社へ就職することにしました。なぜ印刷会社で働こうと思ったかというと、営業・デザイン・製版・印刷製本工場まですべて会社で一括で行っていたところに魅力を感じたからです。いつかは起業したい気持ちはありましたが、一旦社会に出てビジネスや現場を見て学ぼうという気持ちが強かったこと、また、専門分野を持つ業界ではなくお客さまのビジネスを統括的に見る方が自身の起業にも役立つと思って働いていました。
転職はされるのでしょうか?
27歳の時にマーケティング会社に転職しました。
なぜ転職したかというと、印刷会社時代の新規獲得は価格競争の営業が中心になっており、価格以外で新規獲得するにはどうすればいいのかを考えるようになってきました。そのため、今後を考えたときにマーケティングを学び自分の力で稼げるようになりたいと強く思うようになりました。
転職したマーケティング会社は少数精鋭でビジネスを展開しており、5人ほどの小さい会社でしたが、ファミリーマートをはじめ、大規模にビジネスをされているお客さまとの取引がありました。
転職をして一番大きく変わったことが「仕事への取組み方」です。印刷会社は仕組みが出来ていたので自分で考えることが少なく、言われたことを言われた通りに行うという働き方でしたが、マーケティング会社では自分で考えて行動する必要があり、最初はとても苦労しました。
この会社で初めてお客様の会社へ行って課題を聞いて、課題解決の提案をするプロセスを学びましたね。また、自分だけで課題を解決することが難しい場合、協力会社を探して他会社とも一緒に仕事をしていく経験は今でも役に立っています。
思い返すと、少数精鋭の会社だったからこそ起業という決断もできたのかもしれません。
その後どのような経緯で起業するのでしょうか?
勤めていたマーケティング会社の倒産がきっかけです。20年間ずっと一緒にやってきた仲間と仕事ができなくなることを実感し、とても悔しい気持ちになりました。当時子どもが小学生4年生で今後どうしていこうか迷いましたが、その時46歳だったので失敗してももう一度再起できると思い、カゾクエスト株式会社を設立しました。
カゾクエスト株式会社とはどのような意味なのでしょうか?
カゾク=家族 とQuest=冒険の造語です。家族や今まで出会った人、家族のような存在の皆と一緒にビジネスの課題解決をする冒険をしていこう、という意味を込めました。
起業して1番大変だったことは何でしょうか?
前職の事業を一部引き継ぎ起業しましたが、前の会社の倒産もあったため企業間での信頼が無く、他社と契約を結ぼうとしても取引してくれない会社もありましたし、会社の信頼がないので私個人で契約しないといけない場面もあり、企業から信頼を得られない厳しさを実感しました。
どのように乗り越えたのでしょうか?
会社への信頼はありませんでしたが、私個人への信頼はあったので、苦労していることを正直に話しました。20年ほど一緒に仕事をしてきていたお客さまは「野本祐之」の実績を見てくださっており、関係各社へ根回しをしてくださったり、今後も仕事が続けられるように会社間同士の契約書を作成し契約できるようにしてくださいました。
私のためにお客さまが時間や労力を使ってくださったことに感銘を受けました。
会社を経営していく中で大切にされていることを教えてください
お客様の期待に応えるためにまずは「とにかくやってみる」ことを実践しています。また、楽しく仕事をすることも意識しています。社長が前向きであれば社員も前向きになっていくので、「やるぞ!」という雰囲気づくりしています。
今後の展望はありますか?
PR事業の充実を図っていきたいです。
私はマーケティング業界が長いのですが、これまでの経験から、商品・サービスが売れない理由は認知がないからだと思っています。認知がないのに広告を出そうとすると馬鹿にならない金額の広告費がかかってしまいます。そのため、0円でメディアに露出できるPR関連のノウハウの代行を中小企業に提供していきたいです。
他の経営者におすすめの書籍はありますか?
木下勝寿さんの『チームX』です。組織やチーム作りのビジネス本で、ここまで公開して大丈夫か? と思うほどの衝撃を受けました。中盤までストーリー仕立てで書かれているのでとても読みやすい本です。本の後半では細かい数字で経営の指標を表しているのでとても役に立ちます。
自分のあり方を見つめ直すことができ、経営者として今後どうなるべきかを勉強できる本です。
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投稿者プロフィール
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新入社員を含めたフレッシュなメンバーを中心に、出版サポートの傍らインタビューを行っております!
就活生に近い目線を持ちつつ様々な業種の方との交流を活かし、「社長に聞きたい」ポイントを深掘りしていきます。
代表者様のキャリアを通して、組織の魅力が伝わる記事を発信していけるよう、これからも一生懸命運営してまいります!
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