今回は、グローバルマネジメント株式会社代表、濱脇宏太氏にお話を伺ってきました。
「社長の履歴書」だけの特別なインタビューです。
ぜひご覧ください!
会社名称 | グローバルマネジメント株式会社 |
代表者 | 濱脇宏太 |
設立 | 2013年1月25日 |
主な事業 | ・飲食店、居酒屋/エステサロン/脱毛サロン/ヘアサロン/人材紹介事業の会社の集客、コンサルティング
・訪問看護ステーション ・会議室/展示場/スタジオの運営 ・講演会/展示会/イベント/スクールの主宰、企画 ・Zoomを活用したオンラインイベントの企画、配信サービス ・セレクトショップ(Goods 新梅田シティ店) ・店舗デザイン/フラワー空間プロデュース事業 |
社員数 | 34名(取材時) |
会社所在地 | 大阪府大阪市北区大淀中1丁目18-14 Apt. 新梅田101 |
会社HP | https://globalmanagement.co.jp/ |
事業内容を教えて下さい
現在は訪問看護ステーション、飲食店、居酒屋/エステサロン/脱毛サロン/ヘアサロン/人材紹介事業の会社の集客・コンサルティング、会議室/展示場/スタジオの運営、セレクトショップ(Goods 新梅田シティ店)、店舗デザイン/フラワー空間プロデュース事業など幅広く事業を展開しています。
私の場合、「この事業をやりたい!」と思って事業を始めることは、ほとんどありません。
信頼できる人から事業を紹介してもらったり、ご縁を頂いたり、仲間が「こんな事業をしたい」とプレゼンしてくれて「いいね!じゃあ、やってみよう!」と思って事業をスタートさせることが多いです。
学生時代のエピソードを教えて下さい
4年間続けた塾講師のバイトは、学生時代に一番真剣に打ち込みました。小中学生だった時にお世話になっていた塾で働いていました。なぜ、その塾で働こうと思ったかというと、お世話になった恩師がいたからです。働き始めると、働かれてる社員の皆さんや先輩方、同期の仲間も素敵で、バイト感覚というよりは、仕事(本業)として真剣に取り組み、どんどん、のめり込んでいきました。大学時代の割合でいうと、バイト(仕事)が7、大学3という感じでした。ちなみに、担当科目は、文系教科の国語、英語、社会で、小学生、中学生を中心にクラス(集団授業)を担当していました。
大学ではどんなことを学ばれてましたか?
大学は社会学部福祉学科で、社会福祉や介護、医療、リハビリテーション、ボランティア、社会学、社会保障等について学びました。卒業論文は「地域商業活性化における組織・チームの必要性」を題材とし、生まれ育った兵庫県明石を舞台に、まちづくり研究に取り組みました。
大学を卒業された後は、どこに就職されましたか?
就職活動中、福祉関係を視野にいれていましたが、一方で、私は時代を生き抜くために「考える力」や「企画力」を身につけたいとも思っていました。入社した会社の社長が「うちに来たら企画力が身につくよ」とおっしゃっていたので、その言葉に惹かれ、電気設備メンテナンスの会社への就職を決めました。そこでは営業として採用され、電気設備のメンテナンスの営業、後に、飲食店のコンサルティングの仕事も兼任していました。配属先では、尊敬できる先輩、同期の仲間、素敵なお客様にも恵まれ、多くの人と出会えた方がより様々な経験ができると思い、一生懸命仕事をしていました。
仕事をしていた中でどんなやりがいがありましたか?
お客様が喜んでもらうことは勿論、「あなただから仕事をしたい」「あなたに仕事をお願いしたい」と言われた時には一番やりがいを感じました。後輩がお客様にそう言われた時も同じように嬉しかったです。仕事をしていると様々な社長や役職者と話すことができるので、それも楽しみの一つでした。特に魅力的なお客様や社内の先輩社員には「今、幸せですか?今の会社で一生働きたいと思いますか?」とよく尋ねました。そうすると「若かったら、もっと色んなことにチャレンジしていたのにな」「仕事は面白いが、思った人生にはなってないんだよな」「結婚して子どもを持つと、転職しにくくなることが多いよ」「転職してもあんまりライフスタイルが変わる訳じゃない」「会社員やりながら将来の為に準備しているよ」等、本音で話して頂けることが多く、「自分の人生」について真剣に考えるきっかけになりました。多くのアドバイスをいただいたことがきっかけで独立を考えるようになり、1年10ヶ月で正社員を辞め、転職をし、将来の準備がしやすい、副業しても良い会社で働きながら、起業の準備をしていました。
濱脇社長が独立しようと思ったきっかけについて詳しく教えて下さい
会社員時代、仕事のやりがいもあり、先輩も魅力的だったんですが、自分の人生や自分の家族の人生を踏まえ、「どんな人生(状態)を実現したいのか」「どんな自分になりたいのか」「どんな生き方を大事にしたいのか」「誰を大事にしたいのか」ということを考えました。考え抜いた結果、自分で会社を起こした方がそれを実現できる可能性があると強く思い、それが起業の動機になりました。会社に属していて「できない」と言い訳するよりも、自分で責任を持って、お客様に喜ばれる仕事をしていきたいと思っていました。
最初はどの事業からスタートされましたか?
初めは飲食店の集客、コンサルティングから始めました。会社員時代は設備のメンテナンスの営業だけでなく、飲食のコンサルティングの部署も兼任していたので、少しですがノウハウがありました。また、有難いことに独立した時には、飲食店の方から「お客様を集客してほしい。」という、お声を頂くご縁がありました。他には、講演会やイベントの主催・企画も、初期の頃からスタートしました。
訪問看護はいつ始めたのでしょうか?
2019年5月からですね。大学生時代に福祉や医療の業界で役に立ちたいという気持ちから、いつか経営者という形で、訪問看護ステーションをやりたいと思い始めていました。周りに看護師の繋がりも増えていた時に「訪問看護をやってみたい」という仲間がいたので立ち上げることになりました。魅力的なスタッフばかりなので、スタッフが利用者さんと関われば、利用者さんだけでなくそのご家族や施設のスタッフにも喜ばれるようになるという確信がありました。今もまだまだ、立ち上げ期なので、スタッフ含め全員で、日々改善、向上しながら頑張っているところです。
これまで経営をされてきて1番苦労したことは何でしょうか?
正直、過去の苦労話は、あまり覚えていません、笑。その当時(苦労した時期)は、悩んでいたと思いますが、笑。苦労ではなく、笑い話になっていることばかりです。特に現在は「今を楽しむこと」を大切にしているので、そもそも苦労だとあまり思ってないのかもしれません。そして、困っても、ほとんど、仲間が助けてくれることが多いので、乗り越えられることばかりです。
元々濱脇社長はポジティブな性格だったのでしょうか?
どちらかと言うと、根暗(ねくら)で、状況によって感情が振り回されるような繊細なタイプで、人を頼れず抱え込む、内向的な性格でした、笑。ただ、それを仕事や商売を通じて、自分自身で意識してトレーニングすることによって、ポジティブに捉える力、生産的に考える力が身に付いてきたんだと思います。ちなみに、物事をポジティブに捉える方法は、起業してから、諸先輩方が教えてくれました。①「現状はどういう状態か」、②「そこ(現状)から、どういう状態を創り出したいのか」、③「創り出したい状態を創るために、自分の何を変えれば良いか。他に自分は何ができるか」ということを叩きこんで頂きました。何より、商売を通じて、自分でお金や時間や労力を使ったからこそ、現実を変えるために、ポジティブにならざるをえなかったんだと思います、笑。
仕事で大事にされていることは何ですか?
「この人のためなら力を貸してあげたいと思われる自分になること」「そういう仲間が増えること」です。こういう人材いないかな?と思って、周りに言っていると、想像してた人材を紹介してくれます。こんな物件ないかな?と思って、まわりに物件探しをお願いしていると欲しい物件を教えてくれたりします。困っていることがあっても、助けて欲しいとお願いすると助けてくれます。まず、仲間に言ったり、仲間にお願いすることで解決することばかりです。本当に恵まれていることに、感謝しかありません。私自身、これからも目の前の人を大事にして、この人の力になってあげたいと思われるよう、仲間と真摯に向き合い、役に立っていきます。
今後経営者になりたい人へアドバイスを頂きたいです
多くの人と接点を持つために人に会ったり、色んな場所に行って、たくさん感じた方が良いと思います。何より、それを通じて「将来こんな人生にしたい」とか「こんな自分になりたい」と考えることを大切にしてきました。自分のなりたい将来像を発信していくと他の人から紹介してらえることもあります。仕事内容ではなく、どんな人生にしたいか、理想のライフスタイル、誰を大事にしたいか等、色々と考えることが大切だと思います。是非、参考にしてください。
今後のビジョンについて教えて下さい
私や私の仲間と出会ったことにより、たくさんの人が、人生がより面白くなったり、より幸せを感じれたり、出世したり、よりやりがいを感じ仕事できるようになったり、成長し現実を変えることができるようになったり、稼いでなりたい人生を実現できるようになったり、大切な人を大切にできる人が増えていく世の中を創りたいです。そして、その輪が世界へ広がっていくことが私のビジョンです。
経営者におすすめの本はありますか?
元LINE代表取締役社長である、森川亮さんの著者『シンプルに考える』です。おすすめする理由は、仕事の本質、仕事の優先順位に気付けるからです。私も何度も読み、自分自身を成長させ、役に立つ自分になっていきます。仕事がやりたくなる、素晴らしい一冊です。
「あれも大事、これも大事」と悩むのではなく、 「何が本質なのか?」を徹底的に考える。 そして、本当に大切な1%に100%集中する。 シンプルに考えなければ、何も成し遂げることはできない――。 LINE株式会社CEOを退任し、 動画メディアを運営するC Channel株式会社を起業した、 注目の著者が初めて明かす「仕事の流儀」!AmazonURL |
投稿者プロフィール
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新入社員を含めたフレッシュなメンバーを中心に、出版サポートの傍らインタビューを行っております!
就活生に近い目線を持ちつつ様々な業種の方との交流を活かし、「社長に聞きたい」ポイントを深掘りしていきます。
代表者様のキャリアを通して、組織の魅力が伝わる記事を発信していけるよう、これからも一生懸命運営してまいります!
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