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イーストフィールズ株式会社 代表取締役 東野智晴氏

  • 01/18/2023
  • 01/26/2023
  • 人材
  • 1441回

今回はイーストフィールズ株式会社代表、東野 智晴氏にお話を伺ってきました。

「社長の履歴書」だけの特別なインタビューです。

ぜひご覧ください!

 

 

会社名称 イーストフィールズ株式会社
代表者 東野 智晴
設立 2018年10月10日
主な事業 案件紹介サービス「Pro Connect(プロコネクト)」の開発・運用

コンサルティングサービスの提供

社員数 35名(2022年11月1日時点)
会社所在地 東京都渋谷区恵比寿1-19-15 ウノサワ東急ビル3階
会社HP  https://eastfields.co.jp/
「Pro Connect」HP https://engineer.pro-connect.jp

 

 

事業内容を教えてください

当社は創業から5年目になり、「Pro Connect」というフリーコンサルタント向けのマッチングサービスをメイン事業として展開しています。通常のフリーランスマッチングサイトとの違いは、プロジェクトの規模感です。会社のDXを推進したいというお悩みや、そもそも組織全体を変えていきたいという企業様に、改革を行えるハイスキルなフリーコンサルタントを紹介するサービスです。ハイクラスのフリーコンサルタントを揃えています。当社ではフリーコンサルタントを派遣するのに、8%~15%の手数料をいただいており、業界の中では珍しくマージンを公開しています。業界の平均が30%〜40%と言われている中で、とても低い金額で質の高いサービスを提供しているのが特徴です。

 

企業様にはフリーコンサルタントをどのように紹介しているのでしょうか?

プラットフォーム型とエージェント型の2つのタイプで紹介しています。プラットフォーム型とは、著名な企業がコンサルタントをダイレクトにスカウトして見つけていくやり方です。エージェント型では、転職エージェントのように企業に当社の営業担当がどんな人材がほしいかをヒアリングして、適切な人材をご提案していくというスタイルで、紹介手数料を15%いただいています。プラットフォーム型とエージェント型の両方のマッチングを備えているサービスは珍しいケースです。

 

業界的にコストが安いと思いますが、どうしてでしょうか?

オペレーションをシステム開発課と協力することでコスト削減を実現しています。自社開発したシステムを使うことによって、人材が自動的にリストアップされ、紹介する際の探す手間や時間を省けるようにしています。著名な大手戦略ファーム出身者やWEBマーケター、ITコンサル、インフラのアーキテクト業務担当者も登録しているので、企業様から見てもコストパフォーマンスの良いサービスかと思います。

 

他にも特徴はありますか?

スクリーニング制度を導入しています。フリーランスの方々は自己評価やレベルに格差があるため、事前に弊社で審査をして、合格された方のみ企業にご紹介させていただいています。

そして、フリーランスの方に対してもサポート体制が充実しています。フリーランスになったばかりだと会社員時代と勝手が違い、何から始めればいいか分からないと思います。あらゆる悩みを当社CS(カスタマーサクセス)のスタッフが問題解決、サポートしています。CS機能を持ち合わせているエージェントは非常に稀です。

また、恵比寿オフィスの一部を「Pro Connect」に登録いただき、登録面談を終えたフリーランスの方々の作業スペースとして開放しています。会議室は申し込みが必要になりますが、テレビ会議や自宅で作業できない内容がある場合はフリースペースとして使っていただいています。

 

エンジニアのマッチングサービスではいつ始まりますか?

2023年1月に「Pro Connect エンジニア」のローンチを考えています。ノーコードといって、コードを書かなくてもプログラミングできるシステムが増えてきています。そういった特殊なポジションのノーコードエンジニアのマッチングサービスを提供していきます。

「Pro Connect エンジニア」:https://engineer.pro-connect.jp

 

学生時代に熱中したエピソードはありますか?

高校までだと部活の野球ですね。

大学以降は研究です。私は理系で化学を専攻しており、薬品を混ぜて新しい化合物質を作る研究をしていました。研究内容としてはインフルエンザの薬を作っていて、理論上はうまくいくけれど実際に組み合わせてみるとうまくいかない、トライアンドエラーを繰り返す日々を過ごしていました。

試行錯誤を繰り返しながら、100回やって99回失敗して1回成功するような環境が私にはとても面白く感じていました。仮説を立てて検証して成功した時は嬉しかったですね。大学時代の経験から失敗前提で物事を進めていく力が身につき、それが起業に活きていますね。

 

新卒ではどちらに入社してるのでしょうか?

東京海上日動火災保険株式会社に入社しました。研究職に進むか迷いましたが、両親や祖父がビジネスオーナーだったので将来的に経営者になりたいと思っていました。今後は自分でビジネスをするためにIT業界を志望し、東京海上日動でエンジニアとして就職しました。

 

そこから転職をされたのでしょうか?

ベンチャー企業の株式会社ベイカレント・コンサルティングに転職しました。プロジェクトのチームリーダーになった時に、ちょうど私の結婚時期と重なり、引っ越し、結婚式、ハネムーンなどプライベートの予定と仕事で大忙しでした。毎日の睡眠時間が4時間くらいしかない生活を数ヶ月過ごしたため、体重が8キロぐらい減りましたね。

 

起業のきっかけを教えてください

結婚してから子供が産まれ、妻も総合職であったため育児と仕事の両立が難しくなってきたのがきっかけですね。もっと柔軟に働き方を日本に広めたいと思って起業しました。日本で法律を変えるのは難しいですが、実態を変えることでもっと働きやすい環境が提供できると考えていました。最終的には私の事業を通して、日本の出生率を上げていけるようにしたいという起業の目標を持って起業しました。

 

起業して苦労したことありますか?

2020年になるのですが、社員の1人が同業の会社をつくり、そこに弊社の人材やクライアントに声を掛け引き抜こうと試みたり、他の社員に退職を促すようなことをしてみたり、組織が崩壊寸前になりました。結果的に、その社員だけが退職になり、他の社員は残ってくれたのですが、この一件をきっかけに社内のコミュニケーションや企業文化を大事にするようになりました。今の明るくコミュニケーションが活発な組織に生まれ変わるきっかけになったため、良い出来事でした。

 

具体的にはどのように再構築をされたのでしょうか?

初めは残っているメンバー1人ひとりと話をして、コミュニケーションを増やしていきました。それまではリモート勤務中心でしたが、オフィスを移転して部屋が大きくなったことで、声を掛け合うようになったり、納会など社外でも交流を持てる時間を持つことにより、会話が生まれるようになっていきました。業務外コミュニケーションは今でも大切にしています。

 

現在採用はされていますか?

各職種で採用を進めています。特に強化しているのが社内のコンサルタント部隊です。8名のコンサルタントが在籍していますが、1年で70名規模に拡大していく事業計画を立てています。中心人物となって引っ張っていただけるコンサルタントを経験者・未経験問わず募集しています。一緒に社会を変えていきたいと思いのある方はぜひ挑戦していただきたいです。

 

今後の展望はありますか?

今後は新しい事業を打ち出していける会社になっていきたいと思っています。

当社の1番の強みはハイクラスのフリーランスの方が、多数「Pro Connect」に登録してくださっていることだと思っていますので、フリーランスのアドバンテージを使って、事業の成功確率を上げるチャレンジをしていきたいです。

 

経営者におすすめの本はありますか?

三木谷浩史社長の著書『成功の法則92ヶ条』です。私はこの本の考え方、物事の捉え方が似ていると感じることが多く、参考にしています。特に「0.1%の努力が圧倒的な差を生む」という言葉を大切にしています。日々の0.1%の努力が複利のように働き、成功へ導きます。当社のスタッフにも話していたり、社内の壁にも貼ったりして日常的に思い出しながら仕事をしています。

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投稿者プロフィール

『社長の履歴書』編集部
『社長の履歴書』編集部
新入社員を含めたフレッシュなメンバーを中心に、出版サポートの傍らインタビューを行っております!

就活生に近い目線を持ちつつ様々な業種の方との交流を活かし、「社長に聞きたい」ポイントを深掘りしていきます。

代表者様のキャリアを通して、組織の魅力が伝わる記事を発信していけるよう、これからも一生懸命運営してまいります!