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株式会社クオーレ代表 竹本泰志氏

  • 04/19/2024
  • 04/15/2024
  • 人材
  • 739回

 

今回は株式会社クオーレ代表、竹本泰志氏にお話を伺ってきました。

「社長の履歴書」だけの特別なインタビューです。

ぜひご覧ください!

 

 

 

会社名称 株式会社クオーレ
代表者 竹本泰志
設立 平成23年3月11日
主な事業 整理事業

リユース事業

不動産事業

社員数 150名(取材時)
会社所在地 愛知本社 愛知県大府市柊山町8-53-2

東京本社 東京都品川区東品川1-2-5 RIVERSIDE品川港南ビル5F

会社HP https://cuore-group.com/

 

 

 

事業内容を教えてください

当社は遺品整理を中心に、生前整理、不用品整理、残地物撤去、特殊清掃など、あらゆるニーズに合わせた荷物の片付け・清掃や不用品の買い取りをしています。また、相続物件や空き家をどうすればいいのかわからない、というお客様のために、不動産売買・リノベーションも行なっています。

遺品整理という仕事が世に知られるようになったのは10年程前で、まだまだ歴史が浅い業界です。少子高齢化により遺品整理のニーズが年々高まる一方で、ぼったくりや金品の窃盗、不法投棄などの問題も発生しています。当社では、そうしたトラブルを防ぐため、二段階買取査定(見積時・作業時)、明瞭な見積書の提出、リユース・リサイクル先との連携強化、複数名での丁寧な作業、スタッフへのコンプライアンス研修などを実施しています。

遺品整理業者に不信感を抱いている方や、大切な家に変な人が来るのではないかと警戒する方は少なくないと思います。しかし、遺品整理は今の日本になくてはならないサービスだと考えています。そして、故人が残した思い出の品の整理や、ゴミ屋敷になってしまいどうすることもできなくなってしまった家の片付けをすると、心からの「ありがとう」をいただける、とてもやりがいのある仕事です。業界の健全な発展のため、当社はこれからも人に、社会に、誠実に向き合い続けていきます。

 

何かPRしたいことはありますか?

新卒採用に力を入れています。現在5期目の新卒を募集しています。当社は業界内で圧倒的に社員数が多く、新卒1期生や2期生の中には支店長として活躍してくれているメンバーもいて、やる気と向上心があれば色々なことにチャレンジできる環境です。

業界初のIPOも見据えており、今後ますます事業を加速させていくためにも、より多くの志を同じくする仲間が必要と考えています。

“誰かの「むずかしい」を解決する会社”というビジョンに共感してくださる方、世の中に良いことをしたいという気持ちのある方に入社いただきたいです。

ご興味のある方は下記より詳細をご覧ください。

https://cuore-group.com/recruit/

 

どのような学生時代をお過ごしになったのでしょうか?

親から「勉強しなさい」と言われたことがなく、自由に育ててもらいました。楽しいことをしたいと思ってもお金がないと何もできないんだということに気が付いてからは、「早く社会に出て稼ぎたい」という想いが強くなりました。裕福な家庭でもなかったですし、高校に進学することは考えていませんでしたね。

 

いつから働き始めたのでしょうか?

16歳でとび職として社会人デビューしてからクオーレを設立するまで、様々な仕事を経験しました。特にとび職は肉体的にも厳しく「仕事ってこんなに大変なんだ」とショックを受けましたね。

中古車販売店で働いているとき、多くの若手経営者との出会いがあり、「自分もあちら側に行きたい」と思うようになりました。起業を決意してからは、借金を背負う苦しい時期も経験しながら飲食店や営業代理店などを経営し、25歳のときにクオーレを設立しました。

 

どうして未経験で新しい仕事にチャレンジしていったのでしょうか?

私が10代の頃は、今のように情報が溢れていませんでした。だからこそ、身近にあった興味があることにどんどん挑戦しました。将来を決めて戦略的に転職していったわけではなく、がむしゃらに楽しいと思えることをやっていましたね。新しいことに対して恐怖心はなく、きっと他の人よりも物事を楽しくとらえられるタイプだと思います。

 

どういった経緯で独立されたのでしょうか?

25歳の頃、なけなしのお金で廃車寸前の10万円の軽トラックを購入し、4人の仲間とともに知り合いの不用品回収業を個人事業主として手伝い始めました。不用品回収という仕事にやりがいを感じ、アルバイトのようなかたちで仲間と日銭を稼ぐ日々を送っていましたが、「仲間にも生活がある、これでは食ベていけない」と思い、会社設立を決めました。

 

会社のビジョンを教えてください

“誰かの「むずかしい」を解決する会社”をビジョンに掲げています。不用品回収業からスタートした当社は、2期目を迎える頃、遺品整理の悩みを抱えた人が増えていることを知り、そんな人たちの力になりたいという想いから遺品整理事業を開始しました。以来、遺品整理に密接に関わるお困りごとをワンストップで解決できるよう、事業の幅を広げてきました。当社の提供するライフサポートサービスは、単なるお客様のお困りごとの解決にとどまらず、環境保全にも貢献すると考えています。人を、モノを、地球を大切に、「ポジティブさとやさしさにあふれる事業」の実現を目指しています。

 

起業してから苦労したことはなんでしょうか?

「人」に関する部分です。社員が増えたり、事業が拡大したりと会社は変化していきますし、フェーズによって私自身の考えも変わっていきます。しかし、私自身が変化していくと、時に社員と意見が合わなくなることもあります。社員全員のベクトルを合わせること簡単なことではありません。ただ、「こういうのやりたいんじゃない?」とモチベーションを高めたり、人のつながりをつくることは得意な方だと思っています。私だけで成果を出すことはできませんが、自分のやろうとすることに共感してくれる仲間や、人との縁に昔から恵まれていると感じています。

 

組織作りで気をつけていることはありますか?

社員のベクトルを合わせるために、達成できそうな高い目標を掲げ、挑戦する意味をしっかりと伝えるよう心がけています。社員の立場だと、目標に向かっていく中でどんなものが得られるのか不安になる人もいると思います。きちんと目標を設定して目標達成までの道のりも伝えるようにしています。

 

今後の展望を教えてください

当社では、団体やクラブチームへの寄付、海外貿易なども行いながら、引き取った品物のリユース・リサイクルをできる限り実施しています。しかし、どうしても廃棄せざるを得ないものも出てきてしまうのが現実です。そのため、廃棄物をゼロにするべく、廃棄物の処理・加工ができる設備を自社で持ちたいと考えています。クオーレは、人を、モノを、地球を大切にするライフ&アースサポートカンパニーとして、ゼロエミッションにも取り組んでいきます。

 

経営者におすすめの本はありますか?

原泰久さん著書、漫画『キングダム』です。

単純に読んでいて面白いですし、キングダムの世界で描かれていることは企業の成長物語に通ずると思います。特に、組織のトップが大きな目標を掲げ、その言葉によって部下の士気があがっていく様子は、経営戦略やマネジメントの参考になります。

【Amazon URL】

https://www.amazon.co.jp/dp/408877079X/

 

 

 

 

 

投稿者プロフィール

『社長の履歴書』編集部
『社長の履歴書』編集部
新入社員を含めたフレッシュなメンバーを中心に、出版サポートの傍らインタビューを行っております!

就活生に近い目線を持ちつつ様々な業種の方との交流を活かし、「社長に聞きたい」ポイントを深掘りしていきます。

代表者様のキャリアを通して、組織の魅力が伝わる記事を発信していけるよう、これからも一生懸命運営してまいります!