今回は株式会社オモロー代表、寺島裕人氏にお話を伺ってきました。
「社長の履歴書」だけの特別なインタビューです。
ぜひご覧ください!
株式会社オモロー 会社概要
会社名称 | 株式会社オモロー |
代表者 | 寺島 裕人(てらしま やすと) |
設立 | 2017年10月24日 |
主な事業 | オモロイ企画プロモーション SNSマーケティング映像制作(PV、ドラマ、ドキュメンタリー) |
社員数 | 5名(取材時) |
会社所在地 | 東京都港区海岸1-2-3 汐留芝離宮ビルディング21階 |
会社HP | https://www.omorooooo.co.jp |
事業内容を教えてください
要するに「企画屋」ですが、大きく分けると4つの事業を展開しています。
- 動画配信アグリゲータ事業
テレビ番組の国内動画配信プロモーションを担当しています。私は以前、某テレビ局で働いていて独立後も引き続き、全番組の動画配信におけるマーケティングやプロモーションの価格交渉を請け負っています。
Netflix様、Amazon様、Hulu様、Google様等に向けてコンテンツ提供をしています。
- 個人ブランディングに特化したメディアミックス事業
KeyPageというメディアを運営しており、社長やアーティスト等の、人生が変わったきっかけを特集する記事、実写ドラマ、ドキュメンタリー、音楽制作等の個人ブランディングを強化するためのコンテンツ化ビジネスをしています。
- イベント企画事業
地方創生を兼ねた大人が本気で創る文化祭「僕らの文化祭。」のイベントを企画しています。本物の馬に乗って行うリアル騎馬戦、体育館で行うサーカス、アーティスト26組の生ライブ、イルミネーションで魅せる夜の文化祭、現役テーマパークダンサーのパレード、リアル謎解きゲーム等約60以上のコンテンツで展開。
千葉県勝浦市で開催した文化祭では、2日間で約1500人を集客(現在、新型コロナウイルスの影響で自粛中)。
- SNSマーケティング事業
様々なSNSを組み合わせた幅広い展開が可能です。それぞれのSNSに特化したプロ集団を組織し、なぜかレンジャーの衣装を着て活動しています。(夏は暑すぎて呼吸困難になるため活動休止)特にInstagramの運用に強く、現在600アカウント以上の運用実績、150人以上のインフルエンサーを排出、セミナーは述べ1万人以上実施。
2022年1月には企業の社員やメンバーを自らインフルエンサーにするためのノウハウ動画配信サービス「バズミー!!」をリリースしました。(https://buzzme.co.jp/)
学生時代打ち込んだことはありますか?
学生時代熱中していたのは25年続けていたエレクトーンという楽器です。
身長が全く伸びない先天的な病気が原因でいじめや差別を受け、自分自身の精神を保つために、その全てを忘れられたのが唯一この楽器を演奏している時だけでした。
様々なジャンルの音楽を作曲し、ライブやコンクールなどにも精を出しました
テレビ局ご出身ということですが、テレビ局が初めてのお仕事だったのでしょうか?
私は高校卒業後、接客業、営業、板金塗装などの様々なアルバイトを経験しました。テレビ局に入社したのは、当時好きだった歌手と少しでもお近づきになりたいというミーハー心からでした(笑)
動機は不純でしたが、世の中にまだない情報を正確に発信していくテレビ局の仕事に携わっていくうちに、仕事の楽しさを知り、私自身も大きく成長し、自分自身でもなにかを創り上げていきたいと思うようになりました。
その後は、テレビ局を通して大手企業の優秀な方々との関係値を築き、より大きな価値観や仕事術などを学ばせて頂きました。
起業するきっかけはありましたか?
「絶対に起業してやる!」という野望はもともと持ってはいませんでした。
しかし、会社員時代から実施してきたコミュニティ事業を通し、常に新しい価値観を取り入れ成長していきたいと強く望む私にとって、会社員として毎日を働くことへの違和感は持っていました。
そんなコミュニティ事業では、通算300以上のイベント企画を実施し、メンバーも1000人以上へと拡大。
そうやって個人での事業がどんどん大きくなっていき、企業や行政と関わる上で法人化しなければならないタイミングがきた。起業するきっかけはそんなものでした。
大切にしている価値観はありますか?
ズバリ!「オモシロイかオモシロクないか」ということです!(笑)
私の人生が劇的に変わったのは25歳です。
当時精神病を4つ併発していて人生で一番辛い時期を過ごしていました。その時に自分の師と呼べる人物に出会い、精神病を克服する経験をしました。
そんなきっかけを与えてくれた師の生き方が、まさに「オモシロイかオモシロクないか」でした。
辛い状況を乗り越えた時に学んだ事はありましたか?
病気が完治した時、師は私に何も見返りも求めず「今度はお前が誰かを助ける番だ」と背中を押してくれました。
私は生まれ変わった自分として、『この先の人生、誰かのために生きていこう』と強く心に決め、人と人の出会いをきっかけによりその人たちがオモシロク成長できる。
そんな場やサービスを創ることを人生の目的として“オモシロク在る”という定義を自分自身に刻むことができました。
大変な状況を乗り越えられたのですね。起業した後に大変だったことはありますか?
お金の概念を変えることでした。
『誰かのために生きていく』そんな指標を持ち活動を行ってきたので、お金を稼ぐという概念はそもそもありませんでした。だからこそ、そういった想いで動いてくれる仲間はたくさんできました。
しかし事業が大きくなってくると、当たり前ですが物理的な費用が発生します。例えばイベント会場費、装飾費、PR費、様々な場面でお金が必要になります。お金がなくて本当に自分がやりたかったことを断念することも増えました。今まで信じてきた「お金ではない」という概念は「まずはお金稼ぐ」に変えるしかありませんでした。
しかし、それは自分自身がこれまで行った活動の一部を否定することにもなります。きっと失うものもある。信じてきたものが自分自身の心の“枷”になることを知っていました。
本当に辛く苦しかったのですが、だからこそはじめに昔の仲間や家族と離別し、本当の理想とする生き方のために全力で稼ぐことを決めました。
お金を稼ぐために何か指針はあったのでしょうか?
自分よりもビジネスが上手い人達とどれだけ行動できるか。この一択です。
経営とはなんなのか?ビジネスとは?お金とは?これらに注視し、ひたすら行動と失敗を繰り返しコツコツとやっていきました。
今後の展望はありますか?
この先2年は、社員の給料を劇的に上げられるように引き続きビジネスを成長させます。
ありがたい事にSNSマーケティング事業がかなり好調です。しかし専門的で人の能力が起因とする事業は横展開ができず伸び辛い。今後はシステムを導入し、1対多数でも成果が変わらないマーケティングサービスを主体として事業拡大を目指します。
そして、5年後にはシステム構築に10億円かかるとあるマッチングサービスを作りたいと思っています。そのサービスが世の中に広がればオモロイ世界になる。
そのサービスを語り、広める仲間を作るために日本を旅したいですね(笑)
『オモシロク在り続ける』
何歳になっても、どんな時も、その生き方を変えず進みたい。
経営者の人に向けておすすめしたい本はありますでしょうか?
志賀内泰弘さん著書の『タテ型人脈のすすめ』です。
人が人を紹介したいと思ってもらえる考え方やメカニズム、実質的なテクニックが掲載されています。
その考え方が、私自身の理念にも近いものだったので、おすすめの本として紹介します。
『タテ型人脈のすすめ』 志賀内泰弘 (著)
「タテ型人脈開拓術」で「使える人脈」を増やそう! ビジネスや人生にとっての最大の武器・財産である「人脈」。 Amazon URL: |
投稿者プロフィール
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新入社員を含めたフレッシュなメンバーを中心に、出版サポートの傍らインタビューを行っております!
就活生に近い目線を持ちつつ様々な業種の方との交流を活かし、「社長に聞きたい」ポイントを深掘りしていきます。
代表者様のキャリアを通して、組織の魅力が伝わる記事を発信していけるよう、これからも一生懸命運営してまいります!
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