
今回は株式会社こころキッチンJP代表、江藤 三穂氏にお話を伺ってきました。
「社長の履歴書」だけの特別なインタビューです。
ぜひご覧ください!
| 会社名称 | 株式会社こころキッチンJP |
| 代表者 | 江藤 三穂 |
| 設立 | 2019年(シンガポール法人設立)
2021年(日本法人設立) |
| 主な事業 | 飲食店経営、日本の伝統食文化の国内外への発信 |
| 社員数 | 1名(取材時) |
| 会社所在地 | 京都府京都市北区上賀茂岩ケ垣内町31 |
| 会社HP | https://kokorokitchen.jp/ |
事業紹介をお願いします
株式会社こころキッチンJPは、日本の伝統食文化を通じて、心・体・精神の調和を届けるウェルネスフードブランドです。
2014年、東京で「食 × 心」を伝える料理教室としてスタートし、これまで海外各地でも日本食の魅力を発信してきました。
現在は京都・北山を拠点に、発酵ウェルネスカフェと料理教室を運営を行いながら、オンライン講座の提供、日本各地の発酵食品や調味料、野菜などを扱う物販事業も展開しています。今後は海外向けの活動にもより一層力を入れていきたいと考えています。
法人向けに、今後どのような事業に注力されていくのでしょうか?
当社は「ウェルネス」を軸に事業を展開しています。そのため、健康領域や食を通じたウェルビーイングに関心をお持ちの企業様と、ご一緒できる機会があれば大変ありがたく思っております。商品のお取り扱いはもちろん、コラボレーションや共同企画など、さまざまな形で協業ができればと考えています。
商品の販売や認知拡大においては、店舗やSNSを活用し、企業様のお力になれる部分も多いと思います。また、リアルな拠点は現時点では京都のみですが、コンセプトの近い企業様であれば、たとえば社員向けのカフェスペースの運営サポートや、社員食堂向けのレシピ提供なども可能です。
さらに、体験型の取り組みとして、料理教室やワークショップなどの開催もご提案できます。京都の店舗にはカフェ・料理教室に加えてレンタルスペースも併設しており、こちらをご活用いただくことも可能です。
特に今プッシュしている商品やサービスはありますか。
現在、当社で特に力を入れている商品が「酵素玄米」です。京都のカフェで提供しているほか、レトルト商品として物販でも販売しており、多くのお客様からご好評をいただいています。
また、オンライン講座にも注力しています。主に一般の方向けのカリキュラムではありますが、講座の企画・構築といった部分でお力になれる領域もございます。オンライン環境を活かして学んでいただけるため、企業様での研修や福利厚生としてのご活用も視野に入れていただける内容です。
オンライン講座では、どのような内容を提供されているのでしょうか?
当社はもともと料理教室からスタートしているため、オンライン講座でも料理に関する内容が基本となっています。具体的には、料理インストラクターの養成講座や、家庭で実践できる料理講座などを継続して提供してきました。
一方で、「より豊かなライフスタイルを実現したい」という女性のニーズが非常に高いことから、食分野に限らず、手帳術などの自己管理・セルフマネジメントに関する講座や、働き方をテーマにした講座も展開しています。
現在は、これらの講座を随時リニューアルしながら、「料理を仕事にしたい」「自分で教室を開きたい」という方に向けたビジネスサポート講座にも注力しているところです。また、店舗がオープンしたことを受け、今後はウェルネスフードに特化した新たな講座もリリースする予定です。
事業を展開される中で、数ある食材のなかから“酵素玄米”に着目された理由を教えてください
当社を代表する商品をつくりたいと考えたとき、まず頭に浮かんだのが、日本人にとって原点とも言える「お米」と「お味噌」という発酵食品でした。その上で「お米」を商品として扱う場合、白米や玄米を含め種類が非常に多く、どの方向性に進むかを検討する必要がありました。そのなかで「酵素玄米」に注目した理由は、まず私自身が大好きな食品であり、日常的に取り入れていた点があります。また、玄米よりさらに高い栄養価を持つこと、ふだんの食卓に取り入れやすいこと、そして何より他社との差別化につながると感じたのが大きな決め手でした。
一般的には「白米より玄米のほうが健康に良い」というイメージがありますが、酵素玄米は発酵の力を加えることで、栄養価・消化性・風味がより高まります。こうした特長を活かすことで、当社のコンセプトに合致した商品に育てられるのではないかと考え、主力商品として開発を進めました。
こころキッチン京都本店の情報はInstagramをご覧ください!
Instagram :https://www.instagram.com/kokorokitchen_japan/
株式会社こころキッチンJPの公式noteはこちら:https://note.com/kokorokitchenjp
ここからは江藤社長についてお聞かせください。学生時代に打ち込んだことはありますか?
社会に出るまでは一言で言うと“とても真面目な子ども”だったと思います。自分で言うのも少し気恥ずかしいのですが、いわゆる優等生タイプで、勉強が好きだったこともあり、成績も比較的良かったです。
その一方で、どこか常に冷静な自分もいて、「先生はこう考えているのではないか」「母は私をこう見ているのではないか」といった具合に、人からどう見られているかを必要以上に気にするところがありました。“いい子でいなければならない”という意識が強かったのだと思います。
そして、中学生になってからは部活でバレーボールやテニスなどを経験しましたが、どれも一生懸命取り組んでいました。真面目に、コツコツ努力するタイプだったと思います。
中高生の頃の将来の夢について教えてください。現在のように経営者として活躍する未来を描いていたのでしょうか?
起業したい、社長になりたいという思いは、当時はまったくありませんでした。母は専業主婦で、父も会社員でしたので、自分も自然と会社員になるものだと考えていました。
そのうえで、「いずれ結婚して、子どもを育てるのだろう」という、ごく一般的な未来像しか持っていなかったと思います。現在のような働き方をするとは当時はまったく想像していませんでした。
北海道大学の生命科学院では、どのような研究をされていたのでしょうか?
当時は、細胞内のDNA、とくに鳥類の生殖に関わる遺伝子を探索する研究に取り組んでいました。かなり専門的な領域ではありますが、鳥類を対象に生殖に関連する遺伝子の特徴や働きを明らかにしようとする内容です。
学部時代は生物学部に所属しており、はじめは動物のフィールドワークなど、よりマクロな視点での生物研究に興味を持っていましたが、大学で学びを進めるなかで、次第にミクロなレベルの遺伝子研究に関心が移り、生命科学院に進んで遺伝子分野の研究を深めたという流れになります。
就職活動では、どのような企業を志望されていたのでしょうか?
就職活動の際は、「自分は研究者向きではないかもしれない」という実感が徐々に強くなっていきました。
そのため最終的には、食品関連の企業や、生活・ライフスタイルに直結する製品を手がける企業に関心を持つようになりました。
具体的には、食品メーカーのほか、P&Gのような生活用品・日用品の大手企業など、日々の暮らしに密接に関わる業界を中心に検討していました。
IT企業に入社することを決めた理由を教えてください
私は静岡県の出身なのですが、大学・大学院で北海道に移り、そこで数年間生活しました。ただ、実際に住んでみると雪の多さもあり、関東に戻りたい気持ちが自然と生まれていきました。
就職活動では当初、生物系や食品系の分野を志望していたものの、なかなかうまく進まず、少しずつ関連分野を広げていきました。その過程で出会ったのが、製薬会社のIT部門でした。
生物・医療の領域とITが交わる分野であれば、自分の専門知識も活かせると感じたことが、最終的にIT企業へ進むことを決めた理由です。
ITに関する知見は元々お持ちだったのでしょうか。それとも、未経験の状態で入社後に学んでいく形だったのでしょうか?
完全に未経験の状態で入社しました。
ただ、入社した会社は大手企業のグループ会社だったこともあり、研修制度が非常に充実していました。配属された部署も、システムそのものを開発するというよりは、お客様(ユーザー)の声を聞き、エンジニアへ橋渡しをするような役割が中心でした。
そのため、いわゆる「がっつりとしたプログラミング」よりも、ユーザーサイドとエンジニアサイドの間に入り、要件を調整したり、適切に伝えたりするポジションが多かったですね。
ITの専門知識をすべて理解していたわけではありませんが、必要な部分を学びながら、半分は実務を通じて身につけていった、という感覚でした。
6年半エンジニアとして働かれたなかで、「この経験が今につながっている」と感じる仕事はありますか?
振り返ってみると、当時の経験は本当に働いていてよかったと思えることばかりです。正直に申し上げると、当時の私は決して仕事一筋のタイプではなく、どちらかというと早く帰りたいと思うことも多い社員で、会社で特別な成果を上げていたわけでもありません。
それでも、週次ミーティングを含むプロジェクト業務に携わり、優秀なプロジェクトマネージャーの上司のもとで働けたことは今の自分にとって大きな財産です。社内のさまざまな部署と調整しながらプロジェクトを進めるプロセスや、1つの案件を着実に進行させていくための協働の仕方は、当時はそこまで意識していなかったものの、今振り返ると経営に直結する学びでした。
また、業務以外にも新入社員向けの社内ソフトボール大会の企画など、モチベーション向上のためのイベント運営を任された経験も印象に残っています。企画し、関係者と調整し、実行していく過程はまさに現在の仕事にも通じるもので、今も同じようなスタイルで物事を進めていると感じます。
こうした大小さまざまな業務経験が、今の事業運営に自然と生かされていると強く実感しています。
独立の経緯について教えてください
会社員として働きながらも、長い間「食」に関する悩みを抱えていました。自分自身を整えたいという思いから、民間の食関連資格の勉強を始めたのが最初の一歩です。
また、社会人3〜4年目になると、会社と自宅の往復だけの生活に物足りなさを感じるようになり、外部のセミナーや交流会にも積極的に参加するようになりました。そのなかで、食のコミュニティとの出会いが大きな転機になりました。
そのコミュニティでは、料理会や料理教室を仲間たちと企画し、参加者の皆さんが直接喜んでくださる様子を目の当たりにして、自分でも驚くほどワクワクしたんです。人に喜んでもらえる手ごたえが自信につながり、何より自分自身の摂食障害の傾向も、食と向き合うプロセスの中で徐々に落ち着いていきました。
こうした経験から、「同じように悩む人にとってのきっかけとなる場所を作りたい」と強く思うようになり、それが料理教室を始め、独立するに至った一番の原動力でした。
独立当初、会社の将来像や「こうなりたい経営者像」があったのでしょうか?
独立した当時は、会社を作るという意識自体がほとんどありませんでした。まずは個人事業主として、自分にできることがある、誰かに必要としていただけるということが嬉しく、それだけで精一杯でした。
当時はスタッフを雇う発想もなく、料理教室の企画から運営、レシピ作り、SNS発信、生徒さま対応まで、すべて自分一人で担っていました。最初の5年ほどは、まさに「自分の手が届く範囲で丁寧に」という感覚で、会社の規模やビジョンを描くことは考えていませんでした。
法人化についても、「会社にするなんて自分には無理」と思っていたほどで、経営者という言葉も当時の自分にはしっくり来ていなかったと思います。
ただ、出産や育児を経て一度仕事との距離ができたことで「もう一度、自分は何を目指したいのか」を考える時間が生まれました。そのなかで、個人活動の延長ではなく、社会にとって価値がある事業として形にしていきたいという思いが芽生えました。
その結果として、「経営者という役割を引き受けること」が必要だと気づき、この1〜2年でようやくその意識が自分の中に馴染んできたと感じています。
振り返れば、“最初から経営者になりたい”と思ってスタートしたのではなく、「自分が信じられることを積み重ねてきた結果、今ここにいる」という感覚に近いです。
日本法人に先立ち、シンガポールで法人設立をされた理由を教えてください
きっかけは、とてもシンプルで勢いに近いものでした。
東京で事業をしていた頃、海外と日本を行ったり来たりする生活を送っており、旅行が好きだったこともあって、東南アジアが非常に身近に感じられるようになっていました。そのなかで、「日本と変わらない感覚で生活できるのではないか」と思うようになり、次第に移住を意識するようになりました。
ただ、移住にはビザの取得が必要です。現地で雇用される/現地の方と結婚する/自分で法人を設立するという選択肢があったなかで、最も実現可能性が高いと判断したのが、法人設立によるビザ取得でした。そうした理由から、事業的戦略というよりは「住むための制度面の整備」から法人化が始まった、というのが正直な経緯です。
とはいえ、今では状況が変わっています。現在は海外展開を見据えた事業計画が進んでおり、シンガポール法人を今後本格的に活用していきたいと考えています。
経営者として、特に大変だった経験や苦労されたエピソードがあれば教えてください
もっとも苦労したのは、まさに現在進行形で取り組んでいる事業です。
2024年7月に京都でカフェと料理教室スペースを兼ねた実店舗を立ち上げましたが、このプロジェクトが私にとって初めての店舗事業だったため、資金調達、物件探し、スタッフ採用、内装、設備、運営設計など、すべてが初挑戦でした。
結果的に半年ほどでオープンまでこぎ着けることができましたが、その過程では精神的なプレッシャーや不安も大きく、これまで約10年間事業を続けてきた中で、もっともハードな期間だったと感じています。
現在はおかげさまで店舗運営は順調に軌道に乗りつつありますが、一方で、私自身がまだ多くの役割を抱えてしまっている状態でもあります。今後は、より周囲に業務を委任し、私にしかできない仕事に集中できる体制づくりが課題だと感じています。
組織として成長し続けるためには、任せる勇気や仕組み化が必要だと、今まさに体感しているところです。
店舗経営は集客やメニューづくりなど、様々な工夫が必要だと思いますが、その点はいかがでしょうか?
おっしゃる通り、立地・集客・商品設計など、実店舗ならではの課題は多くあります。京都市内ではありますが、繁華街の中心部ではなく、地下鉄沿線でアクセスは悪くないものの自然流入が多い場所ではありません。そのため、特にオープン当初は「どう届けるか」が重要なポイントでした。
現在はありがたいことに、Instagram経由で来店されるお客様が多く、オープンから3ヶ月の段階でも安定した来店につながっています。
その理由としては、SNSを通じた発信で世界観・コンセプト・価値観を丁寧に伝えることを何より大事にしてきた結果だと感じています。
私自身、料理教室やオンライン講座、発酵食を軸に10年以上にわたって活動してきました。その積み重ねの中で言語化してきた「こころキッチンらしさ」が、今、ブランドとして認知され始めているのだと思います。
実際にカフェを始める段階で、SNS活用や世界観の設計などは最初から戦略的に決めていたのでしょうか? それとも試行錯誤の中で形づくられていったのでしょうか?
最初から綿密にSNS戦略を決めていたわけではありませんでした。
店舗を作り始めた当初は、「こころキッチンとしてどんな世界観を提示していくべきか」という軸はありつつも、まだ方向性が明確に定まっていたわけではなく、今振り返ると要素が点在していた状態だったと思います。
ただ、オープンが近づくにつれ、「SNSでどう伝えるか」「ブランドとしてどの視点を打ち出すか」が、より具体的な課題として立ち上がってきました。そこから、カメラマンやブランディング担当者と議論を重ね、写真、言葉、空間、商品の見せ方などを並行して整えていきました。
つまり、「計画ありき」というよりも、オープン準備のプロセスの中で、ブランドの世界観とSNS戦略が同時に磨かれていった形です。
オープン直後から撮影・投稿の体制が整っていたのも、そのプロセスを経て「伝える手段と世界観が一致した」結果だと感じています。
半年で資金調達からオープンまで進められたのは驚異的なスピードではありませんか?
自分ではあまりそのスピード感を意識していなかったのですが、後から多くの方に「かなり早いですね」と言われました。
実際には、常に動き続けていたわけではありません。特に銀行融資の審査期間中は、進捗が止まり、工事や発注など次の工程へ進めない状態が続きました。書類を提出したものの、結果が出るまでは家賃だけが発生し、何も進められない状況だったので、精神的にも最も負担が大きい時期だったと感じています。
工事が始まってからも、実際に自分が対応すべきことは限られており、本格的に動き始めたのは最後の2~3か月ほどです。メニューの決定についても、最終的に固まったのは、オープン直前の2週間でした。
結果として、準備・資金調達・採用・ブランディング・SNS体制など、必要な工程が短期間で一気に動き、形になったという流れでした。
普段から短期集中型で意思決定されるタイプなのでしょうか?
どちらかというと、勢いを大切にしてきたタイプだと思います。これまでの進め方としても、長期的な事業計画を綿密に立てるというよりは、半年先くらいまでの大枠だけを描き、必要に応じて動きながら意思決定していくスタイルでした。
ただ、会社として規模が広がり、自分ひとりではなく多くの方を巻き込みながら進めるフェーズに入った今は、その進め方だけでは成立しない部分も感じています。組織として責任を持つ立場になったことで、勢いだけではなく、計画性やプロセス設計が必要だと実感するようになりました。
今はその二つのバランスを取りながら、経営者としての視点を強化している段階です。
様々な経験を経て経営者として歩まれてきましたが、ご自身が考える「経営者として自分にしかできない仕事」とはどのようなものだと考えていらっしゃいますか?
経営者といっても、スタイルや役割は人それぞれだと思います。その中で私自身が担うべき仕事は、「まだ形になっていないものを生み出すこと」、そして「新しいご縁をつくり、事業の可能性を広げること」だと考えています。
私はこれまで、存在しないところにゼロから仕組みをつくる、いわゆる“0→1”のフェーズに向き合い続けてきました。その経験を通じて、自分にとっては新しい事業の構想やパートナーシップの開拓、まだ見えていない未来の方向性を描くことこそが、自分の役割であり強みだと実感しています。
だからこそ、今後はこれまで以上に外に出て、多様な人や企業との接点をつくりながら、ブランドや事業の成長につなげていくことが必要だと感じています。
現在の組織から、今後どのような組織へ成長させていきたいと考えていますか?
組織づくりに関しては、正直なところ私自身が得意な領域ではないと感じています。だからこそ、今はその領域を強みとして発揮できる方に参画いただきながら、組織そのものを育てていこうと考えています。
私が目指したい組織は、「役割が人に合わせられる組織」です。一般的には職種や役割が先にあり、その枠に人が合わせていくケースが多いと思うのですが、私は逆で、それぞれの個性や強みが最大限生かせる形で役割が生まれていく組織が理想です。
実際、私自身がすべてに手を出してみたことで、「これは自分がやるべきではなく、もっと得意な人に任せた方がいい」ということが明確になってきました。例えば、レシピ開発やカフェメニューづくりなどもその一つです。経験として一度自分でやってみるからこそ、適材適所が見えてくるという感覚があります。
今後は私がビジョンを示し、そこに共感してくださる方々がそれぞれの得意分野で自然体のまま力を発揮できる環境づくりに注力していきたいと考えています。
今後の展望について教えてください
今後も「ウェルネス」を軸に、心・身体・精神が調和したライフスタイルを提案できるブランドとして成長させたいと考えています。食事を提供するカフェ、知識や体験を届ける講座、そして商品としてのプロダクト。その3つを柱に、「家庭の中にウェルネスを届けるブランド」として広げていくことが大きなテーマです。
今後の具体的な展望としては、まず関東エリアでの拠点づくりを進めたいと考えています。現在の京都に続き、東京でもリアルな場を持つことで、より多くの方に体験いただける環境を整えていきます。
さらに、中長期では海外展開を視野に入れています。日本の発酵文化や食材を活かしたウェルネスの価値は、国内だけではなく海外でも受け入れられる可能性が大きいと感じています。海外イベントや販売など、これまでの経験を活かしながら、日本の食文化とウェルネスの観点を世界に届けられるブランドへ育てていきたいです。
経営者の方におすすめの書籍がありましたら、タイトルとおすすめのポイントを教えてください
おすすめの書籍は、岩田 松雄さん(元スターバックスCEO)が書かれた 『ミッション 元スターバックスCEOが教える働く理由』 です。
この本は、私がまだ起業して間もない頃に出会った1冊で、今でも強く心に残っています。特に印象的だったのは、「情熱の火花が散る瞬間」という表現です。自分が何のために働くのか、何に心が震えるのか——その問いを突きつけられた感覚がありました。
この本をきっかけに、私自身、単に事業をするのではなく、“ミッションベースで働くこと” を深く意識するようになりました。
経営は時に迷いや壁に直面するものですが、そのたびに「私は何のためにこの事業をしているのか」を思い出させてくれる本です。
自分自身の軸を確かめたい時、人や組織を導く立場になった時に、ぜひ手に取ってみてください。
| 『ミッション 元スターバックスCEOが教える働く理由』 岩田 松雄 (著) |
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企業の「発信したい」と読者の「知りたい」を繋ぐ記事を、ビジネス書の編集者が作成しています。
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