今回は株式会社アイヴィ代表、髙橋 琴音氏にお話を伺ってきました。
「社長の履歴書」だけの特別なインタビューです。
ぜひご覧ください!
会社名称 | 株式会社アイヴィ |
代表者 | 髙橋 琴音 |
設立 | 2022年2月22日 |
主な事業 | 「エシカル」な商品の開発 |
社員数 | 2名(取材時) |
会社所在地 | 東京都渋谷区恵比寿2-10-1 |
会社HP | https://iivi2-6.com/ |
事業内容を教えてください
当社では主に特許を取得した日用品雑貨を扱っています。私達の身近な物でしたら洗剤を提供しています。家庭用だけでなくプロのお掃除の業者、飲食店などにも使える除菌と消臭効果がとても高いものです。また、リガーというビニール袋を開けたり、お札を数えやすくしたりする、指につけるゼリーが内蔵されている商品があります。新型コロナウイルスが広がり、指なめ撲滅委員会を上げクラウドファンディングに参加しました。まだまだ学校ではお便りやテストの答案用紙などで紙を使用する機会が多いため、子どもたちに安心して紙を使ってもらえるように開発しました。クラウドファンディングは5日で目標達成して、50校以上の学校の全教職員に配布しました。他にも自然環境に配慮した宅配ボックスやエコバック、雨水を循環して雪を積もらせない雪おろし機を10社以上の代理店を通して販売しています。
なぜエシカルな商品が商品開発のテーマになっているのでしょうか?
当社で扱っている洗剤は、水に近く戻っていくように作られています。私自身が肌が弱く、肌が荒れずに自然にも優しいのはすごいと感動したからです。また宅配ボックスも宅配だけでなく災害でも使うことができます。これからの時代は自然と一緒に共存することが求められます。私達人間にだけ便利でなく自然にも環境にも優しいエシカルなものが広がれば良いなと思ったのがきっかけです。
学生時代に興味があったことを教えてください
私は学生時代から社会や世界にとても興味がありました。実際に若い頃から社会に出たので、年齢が上の方とお話する機会が多かったですね。また海外旅行で色々なところを旅して、ヨーロッパをメインに周遊しました。当時、メイクの専門学校に通っていたので舞台メイクや特殊メイクに興味があり、フランスにメイクの勉強をしに行ったのが滞在のきっかけです。ヨーロッパの美しさや文化の違いを学びました。
特殊メイクを学んでよかったことはありますか?
私の出身が神奈川県で、その際に、ワンポイントメイクの講習をしていました。そこから繋がりも増えたので、学んでよかったと思っています。自分で行動していく力は昔からあったと思います。それは10代のうちから起業したい気持ちがあったからです。専門学校では卒業後に美容部員に進む生徒が多かったのですが、私は形にはまったメイクや仕事をするのは合わないと考えて飲食店で働くようになりました。イタリアンやバーなどの飲食店でアルバイトすることが多く、接客や料理を作る楽しさを知ったことから将来的に母と飲食店をやっていきたいという夢ができました。食べることや人と関わることが好きで、飲食に関わった起業ができたら良いなと思っていました。
飲食の起業はされたのでしょうか?
飲食店の開業を考えていて、物件を探しましたがタイミングではないと諦めた時がありました。その際に、知り合いの税理士から「もし起業したいなら、お金の流れや経営を学べる税理士事務所で働いたら?」と誘われて、税理士事務所で6年働きました。今まで相当の準備や覚悟がいると思っていた起業でしたが、税理士事務所で様々な経営者と接して起業へのハードルが少し下がりました。
そこからどのように起業されたのでしょうか?
当社で扱っている商品を開発された中川孝一さんとの出会いがきっかけで起業しました。中川さんから「好きなことで成功している人は少ない。だから別のことをやってみるもの手かもしれない。」とアドバイスをいただき、その言葉がとても響きました。そして話を聞いていると中川さんの開発した商品を誰も販売や営業をしていないことを知り「是非、この素晴らしい商品を販売させてほしい!」と直談判して起業することになりました。
中川さんから見て、髙橋さんはどのような経営者なのでしょうか? またパートナーを募集されていますがどんな形でビジネスを広げていく予定ですか?
中川さん:髙橋さんはビジネスに対するまず情熱・やる気がありますね。当社で扱っている商品は日用雑貨です。日用雑貨はコマーシャルを大きくしても売れるかどうか分かりません。パートナーや代理店の口コミで広げることで、早く物を拡散させることができるので、最初はパートナー作りを大切にしていきたいです。
髙橋さん:まだ立ち上げたばかりの会社なので、これから代理店やパートナーさんの新しい意見を取り入れて、一緒にビジネスを作っていける方と働きたいですね。
中川さん:そうですね。経験を重視するのではなく情熱・やる気を見ています。そこがビジネスにとって一番大切ではないかと考えています。
起業してから大変だったことはありますか?
私は商品を売る側ではなくて、パートナーを探すメーカーという位置付けになります。メーカーとしてどのように働くべきか考えるのが苦労しているところですね。最初は自分が売らなければならないという認識が強かったですが、今は代理店を増やすために頑張っています。
今後の展望はありますか?
中川さん:現在、目標を設定しています。2022年中に代理店10店舗と契約することです。今は7店舗なので、あと少しです。そして2023年には代理店の数を100店舗にしていきたいです。そしてビジネスなので、代理店には儲けていただきたいと考えています。商品の拡散をする方法論やアイディアをお伝えして、弱点を克服してもらえるシステムを作っていきたいです。
髙橋さん:今はカンファレンスを行なっています。来年はさらに全国展開できるようにしていきたいです。また私が会社を立ち上げたのは、自分自身が本当に良いなと思った商品がきっかけなので、色々な方にもっと良さを実感していただき拡散したいです。
中川さん:また、今後は様々な経営者とコミュニケーションをとっていければと思います。情報をもらったり、与えたりしたいですね。そして今後起業をしていきたい人ともパートナーシップを組んでいきたいです!
髙橋さん:そうですね。そして、私自身が社長になって日が浅いので、色々な方と関わって成長していきたいです。
他の経営者の方におすすめの書籍はありますか?
中川さん:髙橋さんにおすすめした本で、髙田律子さんの『さよならの流儀~銀座のママが実践する「人・物・食・欲」を迷いなく捨てる方法』です。銀座クラブのママが書いているので、生き方や作法、礼儀、所作について書かれています。
髙橋さん:髙田律子さんは感謝を大切にされている方なので、人やモノに感謝する日々を送るように心がけています。
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投稿者プロフィール

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新入社員を含めたフレッシュなメンバーを中心に、出版サポートの傍らインタビューを行っております!
就活生に近い目線を持ちつつ様々な業種の方との交流を活かし、「社長に聞きたい」ポイントを深掘りしていきます。
代表者様のキャリアを通して、組織の魅力が伝わる記事を発信していけるよう、これからも一生懸命運営してまいります!
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