今回は株式会社DIK＆Company代表、中田元樹氏にお話を伺ってきました。
「社長の履歴書」だけの特別なインタビューです。
ぜひご覧ください！
| 会社名称 | 株式会社DIK＆Company |
| 代表者 | 中田元樹 |
| 設立 | 2018年8月15日 |
| 主な事業 | DI/DXコンサルティング、開発運用
研修事業(Excel、PowerPoint、PCツール) メディア運営 |
| 会社所在地 | 東京都千代田区神田錦町1-17-1 神田髙木ビル7階 |
| 会社HP | https://excelcamp.jp/ |
事業内容を教えてください
株式会社DIK＆Companyでは研修事業を中心にビジネスを行っており、「上位1%を目指す！ExcelCamp」「ExcelCamp for Business」「PowerPoint研修」「ChatGPT研修」などを提供しています。社内の生産性を高め、かつ新しい価値をデータから作っていく従業員を育成する研修で、データ分析の現場のノウハウをまとめた他にはない内容となっています。
AIによって世の中が大きく変わるなかで何かしらに取り組みたい経営者の方は多いのですが「情報が多すぎて取捨選択ができない」というお声を耳にします。弊社の研修内容は各分野どれも「これさえやっておけば大丈夫」というロードマップを組んでいますので、情報に惑わされずにピンポイントで集中できます。
ご興味がありましたら以下よりご相談ください。
URL：https://excelcamp.jp/contact/
他社の研修内容との違いを教えてください
当社で行う全ての研修は、知識を「実戦」に必ず繋げることを大切にしています。人の能力を説明する際に「スキル」という言葉が使われますが、弊社ではそれを反復練習によって獲得された、無意識レベルで再現できる技能のことだと解釈し使用しています。様々な企業様で行われている研修の中には、知識を学ぶことに注力するものが多くその知識をもとに実戦で活かせるレベルにまで引き上げる内容はあまりありません。一方、弊社の研修はただ知識を教えていくのではなく「体が覚えるまで」徹底的に反復することを大切にしております。この点が他の研修プログラムとは異なる特長であると思います。
どのような研修内容なのでしょうか？
「体が覚えるまで」というとスパルタな内容をイメージされるかと思いますが、学ぶ内容は受講者が面白いと興味を持ってもらえるもので構成されています。例えば、AIの研修だと、生成AIに今晩の献立を考えたり、新しい新規プロモーションイベントの内容を考えてもらったりと、身近なものを題材に研修を進め反復練習をしていきます。楽しみながら実際に技術を身に付けていくので、受講者に負担がないプログラムとなっています。ExcelやPowerPoint、AIのスキルは楽器の演奏と同じで弾けば弾くほど上手くなります。時間が経つのを忘れてのめりこむことで、確実に使える技術が習得でき、会社に貢献するスキルを持つ社員を育成することが可能です。
学生時代に頑張ったことはありますか？
大学に入ってからはクラシックギターの練習を頑張っていました。たまたま流れで入ったサークルでクラシックギターに出会って、1日中ギター弾いていましたね。志望校の早稲田大学に受かり、趣味も見つけられて良い学生生活でした。
そして新卒で株式会社ナガセ（東進ハイスクール運営会社)に就職しました。
株式会社ナガセのお仕事はいかがでしたか？
最初は校舎運営に携わっていました。教育の仕事は自分に合っており、とても楽しくて充実した時間でした。数年後、部署異動があり、本社の社長室担当になりました。社長室は校舎運営とは全く別の世界で、もっと様々なことを学んで自分自身の今後のキャリアを広げていきたいという気持ちが芽生えていきました。
その時、ビジネスの修行ができて自分の成長できる業界はどこかと考えて、日本IBM株式会社に転職しました。一般的に、中途でのコンサルティングファームへの転職は半数以上が離脱するといわれるほど厳しい挑戦です。膨大な仕事に追われる日々の中で何か武器を作って生き残らなければと考え、Excelを使ったデータ分析を極めることにしました。独学で毎日20時間学んだ結果、半年後にはそのスキルがIBM内で認められるようになりました。
その後NTTデータ経営研究所で副業をしながら働き、2018年に独立しました。
コンサルタントとして2社経験したなかで、思い出に残っていることはありますか？
1つひとつの案件が今の自分の財産になっています。コンサルティングは全く見も知らない業界の中に飛び込んでいって、短期間にキャッチアップをし、長年働かれているお客様に何かしらで価値を提供しなければいけない仕事です。毎回テーマや仕事内容が異なりますが、汎用的なスキルや考え方があります。その考え方を学べたのは本当によかったですね。
また20代で管理職に就けたことも良かったと思っています。若い頃にリーダーの経験値を積むことができ、とても勉強になりました。
副業では何をされていたのでしょうか？
研修事業です。しっかりと利益が出せるようになったので2018年に法人化しました。
どうして会社設立を目指したのか、背景を教えてください
株式会社ナガセの社長室で働いたときにうけた影響が大きかったと思います。社長が大きな事業を身一つで作って、ダイナミックに動かしている生の迫力を間近で見て、自分も大きな仕事をしてみたいと思うようになりました。
経営者になって大変だったことを教えてください
全ての責任が自分にあることが大変だと感じます。資金は順調な時と不安定な時がありますし、うまくいっていない時の身を削られるような辛さや、難しい案件を受けた時の最後まで自分が逃げずに立っていなければいけない恐怖を感じることがあります。
しかし、私には支えてくれる仲間がいるので大丈夫だと思っています。深い信頼関係があるからこそ、何でも自分でやろうとせずに助けを求めたり、頼っていくことを意識しています。
今後の展望を教えてください
DIK＆Companyを世界一の実戦教育機関にしていきたいです。ビジネスシーンで生徒が活躍できる「ビジネス教育」を広め、当社の提供するプログラムが皆様のキャリアをより豊かなものにできるきっかけとなるよう邁進していきます。
おすすめの書籍はありますか？
書籍ではなくドラマですが、真鍋昌平さん著書の『闇金ウシジマくん』です。
特に好きなシーンは、主人公のウシジマくんのお客様である債務者がウシジマくんに対して「何でそんなにつらい思いをして働くんですか？」と聞くと「食うためだ」と答えるところです。生きていくために一生懸命に働く感覚が私と近いものがあると思っています。経営者の仕事は地道で泥臭いことが本当にたくさんあります。そんな働き方を学べるストーリーです。
このほか、拙著で恐縮ですが『神速Excel』もビジネスパーソンの方におすすめです。Excel 操作を高速化する技術に加え、日常的に使えるショートカットキーや知識が満載で、すぐに業務に活かせるものばかりです。業務効率の一助としてぜひ読んでいただきたい1冊です。企業向けのExcel研修も提供していますので、HPをご覧ください。
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投稿者プロフィール
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新入社員を含めたフレッシュなメンバーを中心に、出版サポートの傍らインタビューを行っております！
就活生に近い目線を持ちつつ様々な業種の方との交流を活かし、「社長に聞きたい」ポイントを深掘りしていきます。
代表者様のキャリアを通して、組織の魅力が伝わる記事を発信していけるよう、これからも一生懸命運営してまいります！
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