今回はフォースバレー・コンシェルジュ株式会社代表、柴崎洋平氏にお話を伺ってきました。
「社長の履歴書」だけの特別なインタビューです。
ぜひご覧ください!
フォースバレー・コンシェルジュ株式会社 会社概要
会社名称 | フォースバレー・コンシェルジュ株式会社 |
代表者 | 柴崎洋平 |
設立 | 2007年11月 |
主な事業 | ワールドワイド人材獲得支援 |
社員数 | 約50名(取材時) |
会社所在地 | 東京都千代田区麹町6-6-2 東急四谷ビル 5F WeWork東急四谷 |
会社HP | https://www.4th-valley.com |
事業内容を教えてください
当社は世界の数十ヶ国から人材をリクルーティングするサービスを展開しており、日本の移民政策を牽引する会社です。IT技術が扱える高度人材から介護、建設関連、農業などのワーカークラスまで、幅広い分野から適正な人材を探すことができます。
最近では日本語学校や専門学校、大学、大学院等に外国人留学生を獲得するリクルーティングサービスを提供する仕事も行っています。リクルーティング事業はビジネス収益を求めるだけでなく、国を超えて働くとおきる人権問題や悪質ブローカーなどの社会問題も同時に解決できる事業モデルにしています。
また海外に日本語トレーニングセンターを持っており、無償で日本語を教えています。どうして無料で学校を運営できるのかよく聞かれますが、私たちのトレーニングセンターで日本語をマスターした生徒が将来私たちのサービスを使って就職をしてくれるというPRの一環になっています。
新興国の若者は一切お金を払わなくてもよいシステムになっています。
学生時代に熱中したことはありますか?
学生時代はアメリカンフットボールに打ち込んでいました。また外国人留学生と交流するサークルを立ち上げて、留学生とお昼ご飯を食べたり休みの日は一緒にバーベキューに行ったりしていました。
この経験から世界中に友達を持つことの楽しさを学びました。元々私が幼稚園の頃にイギリスに2年間住んでいたので、グローバルなビジネスを手がけて各国の人と触れ合う仕事をしたいと思っていました。
サークル活動はその一歩を踏み出させてくれたと思います。
新卒で就職したのはどのような会社だったのでしょうか?
大学卒業後はソニー株式会社に就職しました。ソニーは日本のマーケットではなく圧倒的に世界を見ている会社で、世界でどういうサービスを出せば受け入れられるかを10年間ずっと考え続けました。
私がメインでやっていた仕事は、携帯電話のカメラの商品企画だったので、世界中の携帯会社や部品工場を訪問しました。世界中でビジネスをしたので、世界にはどんなビジネスパーソンがいるのかということを把握できました。
この体験から、世界の優秀な人材がグローバルなマーケットを狙っている日本企業に加わった方が圧倒的に強い企業になるという考えが生まれてきました。少子高齢化で人口が減っていく日本において世界から優秀な人材を受け入れることは企業にとっても国にとってもメリットがあると思います。
自分がそれまで経験してきた「世界の人と関わる」仕事が大きく生かせるチャンスを見つけた気がしました。
起業する上で大切にしていたことはありますか?
私が起業において大切にしていたポイントは、新しいフィールドを切り開いていくことでした。つまり私は前職で経験していない事業で起業すると決めていました。
10年間、自分を育ててくれた会社に競合するような事業は一切入れたくないと思っていました。競合しないことで同僚も応援してくれるし、ソニーから新しい価値や新しいサービスを作り出していく素晴らしさを学んだので、私も「誰もやっていないことにチャレンジしよう」という気持ちがありました。
一番大変だったことはありますか?
創業13年を振り返り大変なことを思い出すと、新型コロナウイルスの蔓延です。世界中から人材をリクルーティングしようとする会社が、物理的に国を越えられないのは大きなダメージになります。
10年連続で黒字の状況から一変し、経営環境が厳しくなりました。創業時にゼロから立ち上げた時はハードワークでしたが社員全員が創業時で大変だと最初から覚悟していたので、乗り越えることができました。
しかし、新型コロナウイルスに関しては全く予想がつかないので大変な局面になる備えができませんでした。
現在も難しい状況下ですが、厳しい局面を乗り越えるための施作などありましたか?
外国人が入国できない前提でビジネスモデルを組み替えるしかないと考え、大きく2つの施作を行いました。
1つ目はジョブトランスファーです。今までは国を越えて人材を呼び込むサービスをしていましたが、外国人が日本に入国できないので、人のかわりに仕事を海外に移動させれば良いのではないかと考えジョブトランスファーを生み出しました。当社でも実践しており、開発チームは海外に残ったまま、メンバーとして活躍しています。企業にもジョブトランスファーというビジネスモデルの進化を提案しています。
2つ目は既に日本に入国している外国人にさらにフォーカスすることにしました。日本にいる外国人をリクルートできるように力を入れています。
いずれ必ず入国は緩和されますが、今はこの2つの方法でなんとか経営しています。コロナは経営的にとても大変ですが、常にポジティブマインドでいます。コロナウイルス収束後は外国人が日本に来やすくなると思っています。今まで日本の企業が面接をオンラインですることは考えられませんでした。しかし今はコロナがあったからこそ応募者が海外にいても面接が受けられる環境が整いました。
また、日本の社会問題として、出生率が大きく下がっています。日本の労働人口が減っていく中で外国人を受け入れるニーズが高まったと感じています。今はコロナ明けを見据えて会社全体で様々な施策を打ち進めています。
今後の展望はありますか?
私は外国人雇用協議会という社団法人で、仲間の経営者たちと一緒に、日本が世界に誇る多文化共生社会国家になっていくことを本気で目指しています。定期的に自民党本部に行ったり、省庁へ提言をしたりしています。当社の事業は日本が多文化共生社会国家になっていくために不可欠なサービスだと思っています。
ただ日本側のメリットだけでなく、海外からの労働者にとっても、クリーンで魅力あるものにしていきたいです。1人でも多くの方が日本に入国でき、働き、留学できる世界を作っていくために、あらゆる事業をオンラインに変えています。次の10年はインターネットの力で、人々の国を超えたチャレンジを応援していく会社になっていきます。
実は世界のマーケットに対して本気で働きかけているベンチャー企業は多くないです。世界進出というスローガンは誰もが言うことですが、大企業出身でグローバル経験を生かして国を超えた事業ができるのは当社もしくは私ならではだと思っています。
今大企業で働いている方が私を参考にしてチャレンジしようと思ってくれる姿を今後見られると嬉しいです。
経営者にお薦めの本はありますか?
児玉博さん著書の「“教祖”降臨-楽天・三木谷浩史の真実」です。
私の人生を変えた1冊で、この本を読んだ後に自分で起業することを決めました。
日本興業銀行を去り、楽天を起業した三木谷浩史とはどんな人物なのか?私立中学の退学経験を持ち、高校・大学時代はテニスに熱中、興銀から米ハーバード大へ留学して起業に目覚め、生家を襲った阪神・淡路大震災を機に楽天の起業に踏み切る―。誰も書かなかった三木谷浩史の実像が今、初めて明らかになる。 Amazon URL: |
投稿者プロフィール

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